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MIKINOTE

作品制作とその他思った事を書くブログ

真剣に作品制作しているアーティストであればあるほど発信力がない

作品制作 インターネット アートと美術の知識

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人気ブロガーの「✩←ヒトデ (id:hitode99) 」さんのブログで以下の記事を読みました。

www.hitode-festival.com

これね、マジでその通りです。ものすご〜く共感できる内容でした。

アート系の人間って、ホントに発信力がない人が多いのですよね。なんでかって言うと、作品制作を真剣にやっているがゆえに、それ以外のことに力を注ぐことが出来ないからです。アナログな人もすっごく多いですしね。

でも、上記のリンク先の記事で書かれているように、これからの時代は作品作っているだけではダメです。自分自身でメディアを持って、情報発信を積極的に行っていくことは、めちゃくちゃ大事なことだと思います。

<目次>

アーティストの情報発信について思うこと

www.mikinote.com

昨日、上記のような記事を書きました。

ブログをやっていたからこその、出会いがあって、実際に展示会場に足を運んでくれる人が現れるというのは素晴らしいことです。そういう意味で、はてなブログと言うのは、ユーザー同士が交流しやすいシステムがあるので有利だよね、と感じました。

いろんな人に作品を観てもらいたい

やはり「作品」というものは実物を観てもらうことが最も大事ですからね。僕は立体作品を作っている作家なので、特にそう感じます。展示している会場に来てもらって、実物の迫力だとか、作品の質感を体感してもらいたいという思いはあります。

けれども、興味があったとしても、実際には住んでいる場所が遠かったりして、来てもらえない場合もあります。

そんな時は、ブログで作品の紹介をするということは、代替手段として悪くないことだと感じています。

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作品の写真を撮るために、先日一眼レフ を買いました。ブログに写真を載せるのがメインの用途となっております。

ですが、いくら良いカメラで写真を撮ったとしても、写真では伝えきれない部分があるというのは事実です。どうやっても実物を観てもらった時の感動にはかないません。写真をプロ並みに撮影できる技術もないでもからね。

けれども、ブログの場合はPCやスマホでゆったりと閲覧することが可能なのが良いところですね。書いてある内容に興味があれば、内容をじっくり読んでくれたりする場合もあります。

アート系の作品というのは、コンセプトが非常に重要です。だからこそ、その内容をブログに写真と共に書き綴ることが非常に重要です。そうすることで、実際に口で説明するよりも深く説明することも可能かもしれません。僕、口下手なので。

www.mikinote.com

それに、作品制作の過程なんかも載せておけば、それを観てもらうことも出来ます。これは、逆に実際に展示会場でお客さんに対面で説明しにくい部分ですね。作業が進む度に、ブログをこまめに更新しておくことで、その作品が出来ていく過程を楽しむことも出来ます。

だからね、実物を観てもらうことが一番であるけれども、それはそれで良い所があるのですよ。

いろんな人に作品を観てもらったり、知ってもらうためには、ブログというのはなかなか良いもんですよ。たまたま、都内に住んでいる人が読んでくれて、さらに興味を持ってくれて、展示を見に来てくれるかもしれないですしね!

www.mikinote.com

今まではアートに興味なかったという人にも、ひょっとしたら興味を持ってもらえるきっかけになるかも知れないというのも良いことだと思います。

作家の人物像を知ってもらえる

もちろん、ブログじゃなくて、別の媒体でも良いとは思います。Twitterとかね。

けれども、ブログには記事を作成する時の制限がほとんどありません。長文を書くことも可能だし、写真を任意の場所に貼り付けることも思いのままです。過去の記事も、サイドバーのアーカイブやカテゴリーを辿って、読むことも容易に出来ます。

なので、その作家の「人物像」を表現しやすいのですよねぇ。これは大きなメリットです。

と言うのも、作品というものは、それを作った人間がどんな人なのか?ということがわかっていた方がおもしろいのですよね。「この人が、ああいう作品を作ったんだあ〜なるほどね!」みたいな感じ。

どこの誰かも知らない人が描いた絵と、昔からの友人が描いた絵だったら、圧倒的に後者の作品の方が興味があるでしょ?

だからね、僕、このブログには作品のことだけを書くのではなくて、全然関係ない話とかも積極的に書くようにしているのですよ。その方が、読む方も楽しいし、それを書いている僕がどんな人間なのか?ということも理解してもらいやすいですからね。

ゆえに、自分でブログなどの個人メディアを作って、積極的に発信していくという行為は、非常に有効だと思います。

10万人の人に作品を観てもらえるかもしれない

それに、ネット上のコンテンツの拡散力と言うのは、すごいものがあります。

最終的に10万人以上に読まれました 10万人って……東京ドーム満員にしても5万人くらいだぞ……。ってちょっと引いた

【クリエイター・アーティストの方へ】何かを創造する人は「発信力」も磨きませんか? - 今日はヒトデ祭りだぞ!

このブログでも、いい具合に「はてなブックマーク」や「Twitter」や「Facebook」とかで拡散されて、多くの人に記事を読んでもらった経験が何度かあります。そういうのを「バズる」と言うのですけども、バズった時の拡散力は本当に凄いですよ。

マジで10万人くらいの人に、ブログ記事を観てもらえることがあります。展覧会で作品を展示しているだけでは、絶対に達成できない数字です。

ただし、「バズ」を狙って発生させるのは非常に難しいことです。少なくともそれだけの発信力や影響力が、元々からないと無理でしょう。

✩←ヒトデ (id:hitode99) さんくらいの発信力があると良いのですけどね〜

これからの時代はそう言う感じで自分を売り込んでいくことも、十分に可能だと思うのです。

ネットが発展している今、作品を創造する力はもちろんのこと、それを自分で発信する力というのも必要なのではないだろうか

  • その業界で有名な人の紹介
  • 人脈によるコネ
  • 専門誌での紹介
  • 有名なコンクール

みたいなものに頼らずとも、自分の作品をアピール出来るチャンスがいくらでも転がっている

【クリエイター・アーティストの方へ】何かを創造する人は「発信力」も磨きませんか? - 今日はヒトデ祭りだぞ!より引用)

↑以前はこういう方法だけしか、アーティストにとって自分を売り込む方法がありませんでした。でもね、もうね、こういうやり方は古いのだとも思うのですよねぇ。

今ならば、頑張れば自分の力で大きな発信力を持つことも可能です。

どんな業界でもそうだと思うのですけども、自分や、自分の会社の活動の宣伝を、他人任せにしていたらあまり良いことはないと思うのですよね。結局は他人ですから、自分の思うように自分の事を宣伝してもらうのは難しいでしょう。自分自身への利益は薄いってイメージ。

それよりも、今は、個人の情報発信力がモノを言う時代に突入していると感じるのですよね。

今までにはなかった方法も、今の時代ならばありえるということです。

アーティストにはアナログ人間が多い

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それと、アート系の人間ってアナログ人間が非常に多いのですよね。ここで言う「アナログ人間」と言うのは、PCとかそういうのに拒否反応を示しちゃう人のことです。

だってさ、絵画でも彫刻でも、「描く」とか「作る」という行為は自分の手を動かしてやっていくことですからね。基本的には作品制作という活動は、信じられないくらいにアナログなんですよ。ある意味で、職人みたいなもんです。

僕、学生時代は工芸科に所属していたので、特にそう思うことが多いです。大学時代は、学校側は制作する技術は教えてくれるけど、その他のことは全く教えてくれませんでしたから・・・。

それに、アーティストは自分の好きなことしかやらない人が多いです。だから、パソコンに向かって長時間作業するという行為にストレスを感じる人がけっこういるのですよね。というか、そもそも詳しくなろうと言う気が一切ないって感じ。

「アナログ&興味ない」のコンボが発動して、CSSとか、HTMLとか、なにそれおいしいの?状態です。

もちろん、僕もそんなに詳しいわけではないですよ。でも、知り合いの作家には、そんな僕でもびっくりするくらいにパソコン、その他が使えない人が多いのですよ。

まあ、アート系の活動をしている人は大抵の場合「作品を載せてるホームページ」みたいなサイトを持っていることは多いです。ブログをやっている人も多いです。けれども、全然更新してなかったりとか、放置しちゃったりとかしているのを見かけることがあります。数ヶ月に一度だけ更新されるブログなんて、見る人なんていないですよねえ。おそらく、更新するのが億劫なのでしょうね。

だからね、「そういうとこ、もっと頑張れよ!」とアドバイスしても「よくわかんない」ってことになっちゃうのでしょうねぇ。

芸術系アナログ人間は、そういうことには一切興味がないのですよ。

作品制作に集中しすぎると・・・

作品制作を真剣にしているアーティストであればあるほど、他の事に意識が行きにくいものです。と言うのも、作品を生み出すのって、ものすごい精神力と体力と時間を必要とするからです。

だから、作品を作るという行為に一生懸命になりすぎると、自分を売り込むということを忘れてしまいがちになってしまうのですよね。

特に、アート系の作品というのは、「その作家の内的宇宙を表現したもの」だったりする場合が多いです。だから、作品を作るためにずーっとアトリエに引きこもっていると、ますます内向的になっていっちゃうのですよね。

そうなると、いくら良い作品が出来ても、多くの人に観てもらうということは出来ません。多くの人に観てもらえないと作品も売れませんから、結局は資金がなくなって活動を続けていくことが困難になってしまうのですよ。

実は、僕もそういうところがあって、特に学生時代や大学の助手をしていた時代は、作品制作ばかりしていました。けれども、作品を作ることだけに一生懸命になりすぎて、人脈を作ることにあまり興味がなかったのですよね・・・。だから、展示とかやっても見に来てくれる人が少なかったです。

だからこそ、今はこうやってブログを書いてたりとかして発信していこうと思ったのですけどね。

本当の意味で、真剣に自分と自分の作品を売り込んでいきたいのであれば、むしろ外の世界にも目を向けるべきだと思うのです。

今の時代は、家にいてもPCやスマホがあれば、お手軽に情報発信が可能なわけですからね。本当に良い時代になったものだと思います。

下手をすると活動を続けることができなくなるかもよ

さっきも、ちょっと書いたけど、アーティストも人間ですからね、生きていくための最低限のお金は必要です。食べるのに困ってしまうと、作品作ってる場合じゃない!ってなってしまいますから。

「アートと金」と言う組み合わせは「切り離して考えるべき」だという風潮が世間的にはあるかもしれません。作品に、高い値段をつけちゃうと、「なんでそんなに高いの?」とか「もっと安くしてよ!」とか言われてしまうこともあります。

けれども、そういうことではなくて、活動を続けていくためには金が必要なのですよね。時間的にも多くの時間を消費して、苦労して作った作品です。そんな作品を二束三文で売っぱらってしまうなんてとんでもない!だから、アート作品にはそれ相応の値段をつけるべきなのです。

芸術起業論

芸術起業論

贅沢したいから作品に高めの値段を設定する!なんていうアーティストはいないです。

逆に、制作した時間を時給で計算して、そこに材料費を付け加えて作品の値段を計算している作家も多いです。作品を安めの値段設定にして、安めの金額で数を売る、という手法です。でも、それでやっていくことは難しいです。薄利多売だと、売り歩くのも労力が必要だし、利益が出にくいですからね。ゆえに、それ以上の付加価値を付け加える必要があるのです。

そうでないと、アートが、ただの工業製品とかみたいな量産品と同じ価値しかないということになってしまいますからね。個人では、工業製品みたいに量産することも無理ですからね。

だから、アート作品は高額でも仕方ないのです。

そして、高い値段をつけた作品を買ってもらうためには、それなりに有名になる必要もあるでしょうね。

有名アーティストになる方法は、以前は限られていました。けれども、何度も書くようですが、現在はいろんな方法が存在しています。ブログでも、各種SNSでも、その人に合っている手法で良いのですが、そこで頑張れば作品を買ってくれる人にも出会うことができるかもしれませんよ。

ゆえに、発信力を高めていくことは、ものすごく重要なことなのです。個人で活動しているアーティストやクリエイターこそ、発信力を磨くべきでしょう。

まとめ

おそらく、これまでに書いた話は、どんなジャンルの活動をしている人にでも言うことができると思います。発信力があるというだけで、何もかもが有利になるでしょうね。

僕は現在、作品制作とブログを半々くらいの感じで活動をしています。

このブログに関して言うと、始まってからまだ4ヶ月ちょい、ということもあって、まだまだ発信力があるとは言えないからです。

作品を作って発表していくだけがアーティストの活動ではないですからね。ブログ自体も、表現活動の一部でもあるわけだし、一生懸命やっていきますよ。作品制作とは関係ない、余計なこととかも書いていきます。

結局のところ、発信力だとか、影響力という、目に見えないものが無くては、せっかく作品を作っても多くの人にそれを観てもらうことは出来ません。

そして、多くの人に観てもらって初めて、作品を作っていくという活動に意味が生まれるのだともいうことが出来ます。自分で何かを作って、それだけで満足しているだけだったら、趣味みたいなもんですからねぇ。

発信力がないと、結局は、作家活動を続けることができなくなっちゃうことも多いです。金銭的な苦労がある中で、多くの時間を消費しつつ作品を作って、展示会で発表していくだけの作業に疲れてしまうからです。

そして、多くの人に自分と自分の活動の存在を知ってもらわないと、作品を買ってもらうことは、難しいでしょう。「有名である」ということで、そこに作品の(金銭的な意味での)価値が生まれることもあるからです。

アーティストも人間ですから、普通に生活できるくらいのお金は必要ですからね。そして、作品を売るためには、それだけの売名行為も必要です。

ブログをやっていれば、作品を写真と文章で多くの人に鑑賞してもらうこともできるし、「展覧会のお知らせ」をすれば会場に来てくれる人もでてくるのです。これって、すごいことだと思うのです。今の時代ならではのやり方ですね。

ゆえに、「アーティストこそ発信力を磨くべき!」と言う話は、非常に共感できる話だったというわけです。

(頑張ろう。)

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