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男性が「初めてのお弁当作り」に挑戦する前にやっておくべきこと

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今朝は久しぶりにお弁当を作りました。

約2ヶ月ぶりかな?僕と奥さんの2人分のお弁当です。

ちなみに上の写真は、今朝のお弁当の写真を失敗してしまったので、前回作ったお弁当の写真だったりします。ちょっと前まで、引っ越しの片付けなどでバタバタしていたので、今日になってやっとお弁当作りを再開することが出来たのですよねぇ。今週は僕の当番なので頑張らねば!

ところで、どうですか?なかなかできる男子じゃないですか?僕。今のところ、冷凍食品やスーパーの惣菜には手を出さずに、全部自分で一つずつ作っていますよ。

ただ、お弁当を作り始めたというのも、ここ半年くらいの話です。それ以前は、お弁当などという、女の子が「一つ多く作っちゃったの。良かったら食べる?」みたいなわかりやすい嘘をつくためにあるような物は作ったことがありませんでした。当然、普段の食事は作っていましたが、お弁当に関してはうちの奥さんに任せっきりでした。

目指せ、弁当男子!!

お弁当と言うのは、女性が作るものだと思われがちかもですが、そうではありません。男性が作っても、全然おかしくないし、むしろ感覚的に男性の方が向いている部分もあります。

なんというか、いい感じに美味しそうなお弁当が完成した時の達成感がたまらんのですよね!例えるならばプラモデルを組み立てて完成した時のような「やりきったぜ!」という気持ちですかねぇ・・・。完成した瞬間に脳内の汁が出てくる気がするのです。

ところが、そんな僕も最初は弁当作りに関しては乗り気ではありませんでした、うちの奥さんに「お弁当が必要だ!」ということを言われてしまったので、当初はしぶしぶ作り始めたのです。でも、現在は、なかなかに楽しみつつ作っておりますよ。

けれども、初めてのお弁当を作った朝というのは、勝手がわからなくて苦労しました。何しろ、普段の夕飯とかを作る時の手順や考え方と全く違ったからです。

弁当と、普段の料理の何が違うのか?

タイムリミットがある!

お弁当を作るのは大抵の場合「早朝」です。朝起きてから出かけるまでの間にミッションをクリアしなくてはなりません。これが非常に焦るのですよね〜

夕食とかなら、多少遅くなっても、食事の時間が遅くなるだけで済むのですが、お弁当はその日の朝に持って行かなくてはなりません。ただでさえバタバタしている朝にガッツリ料理をしますからね〜。時間的な制限がかなりシビアなのです。

弁当箱に詰めなくちゃならない

それと、お皿や器ではなくて、『弁当箱』という限られた大きさの箱に詰めなくちゃなりません。だから、そこに調度良く詰め込むために献立もかなり気を使う必要があるのです。普段はあまり作らない卵焼きとかが大活躍ですが、逆に言うとそれが作れないとつんでしまうかもしれません。

また、弁当箱の中という狭い空間だけで料理を完結させなくてはなりません。それだけに「見た目」的にもいい感じするために気を使う部分が多いです。弁当箱という小宇宙的な空間に、食材を詰め込んでいい感じの彩りとおいしさを演出するというのは、ある種のアート的なものかも?と思ったりもしますよ。

お弁当には使いにくい食材や料理がある

それと、お弁当には使いにくい食材というものがあります。それは、わかりやすいところだと、にんにくやニラなどの匂いの出るものですね。

特に男性は、普段からそう言うガッツリスタミナ系の食材だとか、簡単に作れるからといってカレーとかパスタを得意料理にしている人が多いです。ですが、お弁当にはそれらが全く使えないというわけです。

お弁当に使いにくいものというのは他にもあって、調理して水分が多く出る食材や調理法なども避けた方が良いですね。ベチャベチャ〜っと弁当全体に汁が混ざって、わけわからんことになってしまうことも多いからです。

男性は複数の事を同時にやれない

男性というのは、(人によるけど)とにかくマルチタスクが苦手な生き物です。一つのことに集中してしまって、同時進行で2つ以上の事を行うことが苦手なのです。

タイムリミットが決まっている早朝のお弁当づくりなんてものは、慣れないとかなり難しいものなのですよね。出来る限り作業を平行して行って、時間を短縮しないと間に合わないかもしれないからです。

ま、ここまでで述べたようないろいろな理由があって、男性は「お弁当作り」と聞くと、尻込みしてしまうものではあるかと思います。

でも、やり方一つで普通にお弁当を作ることができるようになるものですよ。(たぶんね!)

早起きする

まず、なれないうちは、必要以上に早起きをしてお弁当を作り始め事をおすすめします。

僕は、最初の頃はお弁当が必要な日の朝は5時に起きていました。そこから大体、1時間位で完成するのですけど、たまに上手くいかなくて時間をオーバーしてしまう時もありました。そんな時も、少し早めに起きておけば、安心ですもんね。

精神的にすごく楽!

前日に下ごしらえしておく

お弁当作りの前日の夜に、ある程度の下ごしらえをしておくと、次の日の朝が非常に楽ちんになります。

野菜を切っておいたりとか、ご飯を炊いておいたりとかですね。また、腐りにくい料理であるのならば、夜のうちに作ってしまって冷蔵庫の中に入れておいても良いのかもしれません。こうしておくと、朝の作業量が減って、時間を短縮することが出来ます。

これで、多少寝坊しても安心ですね!

手順や完成図をイメージする

最後に、一番大事なのはお弁当を作る手順や完成図を明らかにしておくことですね。お弁当を作る時の「自分の姿をイメージしておく」と言い換えても良いかもしれません。

前日の夜寝る前などに、メニューを決めてしまって、布団の中でイメージトレーニングしておくと、次の日の動きがかなり違いますよ。時間も短縮できるし、完成したお弁当のクオリティもかなり上がるはずです。

また、お弁当の完成図を想像しておくことも大事です。頭の中で思い描くのが苦手な人は、絵を描いても良いかもです。そうしておくと、色とりどりで美味しそうなお弁当をスムーズに作りやすくなるのです。

まとめ

お弁当作りは、ハマってしまうと男性でも楽しめる家事の一つであり、エンターテインメントだと思います。まあ、早起きしなくちゃならないし、そのあたりはかなりきっついのですけどね〜。

でも、朝にお弁当を作っておくと、お金も節約できるし、お昼の楽しみも増えるので、一石二鳥なのですよね。明日も頑張ろう!

男性は女性と脳の構造が違うので、元来お弁当作りは向いていない生き物かもしれません。同時に2つ以上の事をやれないと、普段の料理もそうなのですけど、お弁当作りはタイムリミットもあるし、特に難しいのです。弁当箱に料理を詰めるような繊細な作業も、大雑把な性格の男性には苦手でしょうね。

でも、男性の方がこだわる人はこだわるので、そういった意味では完成度が高いお弁当を作ることができるはずです。お弁当を作るという行為は、ある種の職人芸のようなものという印象すらありますからね。

まあ、ぶっちゃけてしまうと、最初からある程度料理が出来ないと、いきなりお弁当を一から作るのは難しいかもしれません。「料理初めてだけど、弁当作るぞ!」とかは普通は無理だと思います。だから、まずは普段の朝食夕食などで練習を積み重ねてからチャレンジするのが無難だと思います。それまではスーパーに惣菜や冷凍食品を駆使してなんとかするしかないですね。

とにかく練習あるのみですね。

お弁当作りは、慣れてしまえば作品を完成させたような充足感を感じることができるので、なかなか楽しいもんですよ。

目指せ、弁当男子!

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