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MIKINOTE

作品制作とその他思った事を書くブログ

ゲームってすごくアートだと思う

ゲーム

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風邪で具合が悪いのを良いことに、先日購入したモンスターハンタークロス、コツコツやっております。ブシドーガンランス楽しいです。

と言っても、僕はオンラインで知らない人とプレイするよりも一人で地道にプレイするのが好きなので、ものすごくマイペースな進め方をしています。プレイスキルもけっして高くありません。前作の4Gとかの時も、集会所G級古龍相手にソロで挑んで、時間制限(50分)ギリギリまで戦って、倒せたり倒せなかったりとか・・・そう言う感じの自分を追い込むマゾいプレイスタイルが好きなのです。

一撃でゲームオーバーしちゃうかも知れないくらいの難易度を、「自分だけの力でギリギリで勝利出来た!」という瞬間は脳内からへんなお汁が出てきて、いろいろとジョバジョバになるので楽しいですよ。

これまで生きてきた中で数多くのゲームタイトルをプレイしてきました。最近は何かと忙しくてあれもこれもといろんなソフトに手を出すことは出来ないけれども、おもしろそうなゲームがあれば定期的に買って、ハマっています。

そして、これ持論なのですが、ゲームってすごくアートだと思うのです。

というのも、ゲームほどに熱中できてかつ、人によっては人格形成の一端を担っているからです。人が作った創作物で、これほどまでに多くの人間に影響を与えている存在なわけですから、すごいですよね。

ゲームのアート性について

ゲームは楽しいです。逆に言うと楽しくなければゲームの価値はありません。

楽しいからこそ、多くの人が熱中して睡眠時間を削ってまでプレイをしたりするわけだし、話題の新作ゲームが発売されるとなったら、それだけでニュースになったりするのです。

けれども、楽しいだけならばそれはただの娯楽です。でも、それだけではないと言える要素をゲームという存在は秘めています。

非常にアート的な存在だと思うのです。

アートとは

そもそもアートとかいう得体の知れないものの存在とはなんなのか?という話です。

これ、人それぞれに意見があるかと思います。僕の考えとしては、アートとは「社会的な影響を及ぼす可能性のある創作物」であると思っています。

「社会」と言うのは人間の集まりの事をいいますよね。つまり、多くの人間に、とある側面から何らかの影響を与える作品はアート作品であると言っても良いのです。

原義

間接的に社会に影響を与えるもの

アート - Wikipediaより引用)

ウィキペディアの「アート」のページにも上記のように書かれていました。

「影響」という言葉はすごく曖昧な部分ですが、それは人間の考え方の根幹的な部分とか、思想とかにダイレクトに関わるようなイメージだと考えています。

うーんまあ、すっごく適当なんだけど、大雑把に言えばそんな感じなのです。

以上のような定義をした上で話を進めていくことにしましょう。

人間の人格を形成する存在

ゲームは人間の人格形成に大きな影響を与えているものだと思っています。

www.mikinote.com

僕は、小学校低学年の時、ドラクエ3で文字を覚えたという経験があります。こう言う経験は、僕以外の人も経験あるんじゃないかなあ。

ゲームって、あまりにも過度に熱中してプレイしすぎるのは考えものだけど、子供時代に適度にやらしておくというのは、教育上悪いことじゃないと思うのですよね。ゲームはゲームで、その子のためになるものだと思うからです。

ゲームの進め方とかもに性格が出ますよね。僕は、FFでエリクサーを最後まで使わない人だったりします。でも、人によっては貴重なアイテムのはずのエリクサーを惜しみなく使っちゃうのですよね。

エリクサーを最後までとっておくのも、バンバン使っちゃうのも、どちらも考え方としては正しいと思います。それはその人の個性を感じるプレイスタイルだと言うだけの話だからです。どちらにしてもゲームを上手に攻略するという行為は、自分で考えて工夫するという事と同じです。

子どもの頃からそうやって自分なりのプレイスタイルでゲームをプレイすることで、無意識のうちに、自分の個性を伸ばしたり、鍛えたりしていたのですね。

ロールプレイングゲームで物語をクリアするまで、計画的に戦闘したりとか買い物したりとかキャラクターを育てたりというのは、現実世界の物事を進めることとそっくりです。また、トルネコの大冒険みたいなゲーム(ローグライクゲーム)なんかは、ダンジョンで倒れてしまうとレベル1になってしまうという非情さもリアリティがあります。

もちろん、リアリティがあるとは言っても、現実の厳しさに比べたら大したことないのですけどね。でも、子供時代では十分に難易度が高い冒険でした。

・・・言ってしまうと、ゲームは、仕事の進め方などの現実世界でのいろんなことをシミュレーションするための学習装置という側面を持っているということです。しかも、現実と比べて、お手軽に成功体験を得ることができるので、子どもでも楽しくやれるのが良いですよね。

で、結局何がいいたいのかというと、よくも悪くもその人間の個性を伸ばすという役割をゲームが担っているんじゃないかということです。多くの人間の人格の一部はゲームが原因で形成されたものなのではないか?というのが僕の考えです。

僕がモンハンをソロでドMプレイするのが好きになってしまったのも、今までのゲームプレイが原因なんじゃないかと思うのです。


参考:ファミリーコンピュータ - Wikipedia

初代ファミコンが発売された1983年から、30年以上の年月が経ちました。家庭用ゲーム機の人気の火付け役と言えば、やっぱり任天堂のファミコンが最初だったと思います。初代ファミコンが発売されてから世代交代するようにスーファミとかプレステとかDSとかいろんなハードが続々と発売されてきたわけです。

そして、ちょうど働き盛りな30〜40代くらいの人達こそファミコン世代ですよね。つまり、今世の中を動かしている主戦力な人達と言うのは、子供時代にゲームに熱中した経験がある場合が多いのです。もちろん買ってもらえなかったような人もいるかもしれないけど、多くの子供たちは友達の家などでファミコンなどのゲームで遊んだ経験があるはずです。人によっては「ゲームばかりしていた」という少年時代を送った人も多いはずです。

これって、よくよく考えるとすごいことだと思うのです。だって、多かれ少なかれ、ゲームに影響された人達が日本を動かしているのですから。

さっきも書いたけれども、ゲームというのは「子どもの教育の道具」であるという側面も併せ持っています。だから、今の時代と言うのは、ゲームによって脳みその中身を作られた人々が動かしている社会と言っても過言ではないと思うのです。

多くの人間に影響を与えている存在

あまりゲームが売れないと言われている今の時代でも、人気のあるゲームタイトルはとてつもなく大量に売れています。

f:id:takayukimiki:20151209161244p:plain (画像はファミ通.com - 最新販売本数ランキング TOP30よりキャプチャして引用しました)

モンハンクロスは初週だけで150万本以上売れたらしいですね。ゲームとしては非常におもしろいので納得できる結果ですが、想像するとやはりすごいことですよね。日本の人口が1億2千万人くらいだから、100人に1人以上は確実にこのソフトをゲットしているという計算になります。

ちなみに、ゲームソフトの中で、歴史上一番売れたゲームソフトは「ポケットモンスター 赤・緑」で、822万本程売れたそうです。すごいなあ・・・。

参考:ミリオンセラーのゲームソフト一覧 - Wikipedia

今でこそ、少なくなったけど、何年か前は人気タイトルが発売される度に、全国で購入のための行列ができていました。これも、とてつもないことです。ドラクエ3が発売された当時は社会現象と言われてニュースでも報道されていた記憶があります。

ゲームとは、それだけ多くの人を突き動かす程の影響を与えている存在なのですよ。ここまで来ると、ある種の宗教的な雰囲気すらも感じますよね。

ここまで読んでもらえたらなんとなくわかってもらえると思うのですが、ゲームと言うのは多くの人を強烈に突き動かすかもしれないパワーを持っている存在なのです。人気のソフトに行列ができるのも、熱中するのもわかることだけど、やっぱりすごいなあと思うのです。

そして、前半で書いたようにアートとは「社会的な影響を及ぼす可能性のある創作物」 です。

これだけの多くの人々を強く動かす程のパワーと影響力を持った存在、これがアートでなくて何なのでしょうか?

ゲームで育つ子ども

ここまでただ単にゲームを「ゲーム」と書いてきたけど、これはいわゆる家庭用ゲーム機を使用したゲームの事を指していました。

でも、デジタルな技術を使用したゲームがなかった時代も、子供たちにとっての「ゲーム」は存在していました。

鬼ごっことか、かくれんぼみたいなアナログなゲームがそれにあたるんじゃないかなと思います。体を使った遊びをして、そこからいろんな事を学びつつ子ども達は成長してきたのですよね。

そして、今のテレビゲームのようにNPC(ノンプレイヤーキャラクター)みたいな存在は当然なかったので、「ゲームで遊ぶ」と言うと必然的に「友達と遊ぶこと」を指していたというわけです。そうして、昔の子どもは友達同士のコミュニケーション能力を高めていきました。つまり、今も昔も、子どもの学習装置の一種であるということには変わりなかったということですね。

子どもは遊びの中から社交性を身に着けていくのです。

コミュニケーションツールとしてのゲーム

現代ではちょっと事情が変わってきていて、みんなでわいわい遊ぶ場所がなくなりつつあると聞きます。でも、最近は公園とかでみんなで仲良くDSとかやっていますよね。

ゲームと言うのは、今も昔もコミュニケーションツールの一つだと思うのです。アナログなゲームしかなかった時代に比べるとゲームは1人でも楽しむことができるものに進化したけれども、みんなで楽しめるものであるという性質はかわりありません。むしろ、みんなでわいわいやりながら楽しむほうが楽しいですよね。

一人用ゲームであっても、学校で同じゲームをしている人がいれば、その話が出来ますもんね。僕も昔、FFとかドラクエの話が通じる同級生とは仲良く会話することができていた気がします。共通の話題があるとすっごく話しやすいものですからね〜。

子どもは遊びの中で育つといいますが、同時に友達とも付き合い方を覚えたりするのです。これは、ゲーム機を使ったゲームでも変わりないことです。

ゲームとは、コミュニケーションツールの一種であるということですね。今ならオンラインで離れた人とも遊べますしね。

コミュニケーションツールとしてのアート

アートの歴史を考えると、アートもコミュニケーションツール的な側面を持ち合わせていると言えます。

人類の最初のアートってなにかな?と考えた時に思いつくのが洞窟に描かれた壁画とかが思いつきますよね。ラスコーとかアルタミラの壁画と言うと、義務教育の歴史の授業で習ったことがあるはずです。

で、当時の人々が動物の絵を描いて何をしていたかということを想像すると、やはりそれは、人同士が何らかの情報を伝え合うためだったんじゃないかな?と思うのです。「この牛食えるぞ!」とかそういうことを教え合ってたとか?正しいことはわからないけど、絵として残している以上は他人に何かを伝えるために残したものであるというのは確実だと思います。

ひょっとしたら呪術的、宗教的な役割があったのかもしれません。


アートと言うのは「宗教」とも密接な関係があります。いわゆる宗教芸術というやつですね。宗教がガチな感じでみんなに信じられていた時代には、今とは比べ物にならないほどにそれが重要な存在だったのですよね。500年とか1000年とか2000年とかくらい昔は、それが、政治の道具であり、科学であり、人々や国の行動を決める決め手だったからです。

そして、聖書のワンシーンを描いた絵画、神様をかたどった彫刻、教会の建築の装飾など、そう言った「教えをわかりやすい感じにするための創作物」が人々にその教えを効率よく広めるためには必要なものだったのです。その時代の思想だとか、宗教観みたいな物を具現化して、人にいいかんじに伝えるというのが芸術の目的でした。

とまあ、そんな感じの歴史と文脈があって、今もアートというものが存在しているということですね。

・・・ざっくりと言ってしまうけど、宗教とそれを補助する存在であるアートは、コミュニケーションツールの一種だと思うのですよね。なぜなら、同じの宗派同士だったら、仲良くできるし共通の話題もあるから、人々は他人同士でも仲良くすることが出来るからです。同じゲームをしている同士は、仲良くできるのと同じですね。

逆に言うと、別の宗教同士は相容れなくて喧嘩しちゃったりするわけなのですけど、それは、ドラクエ5でビアンカを選ぶかフローラを選ぶかという問題にちょっと似ていたりします。ドラクエ派とFF派の対立とかもありますね。あとは、Wiiかプレステかとか?

そんな風に考えていくとゲームは宗教的な部分もあるような気がしてきます。ゲームのジャンルの好みとかプレイスタイルの個性は、ある種の思想とかに近い物がありますから。

そして、ゲームに、それだけ人間の思想に関わるような部分が存在しているという事実に、ものすごくアート的な要素がつめ込まれているように感じるのです。

まとめ

ここまで書いてきたように、ゲームとアートには多くの共通点があります。コミュニケーションツールでありながら、社会的な影響力も非常に大きい存在だからです。

だから、ゲームってすごくアートだと思うのです。

まとめると、

  • 多くの人間の人格形成に関わってきた存在
  • 社会的な影響力が大きい
  • コミュニケーションツールの一つである
  • 人間の思想を左右する存在

以上のような考えからゲームはアートであると言うことができます。

まあ、ゲームと言うと、映像と音楽とが組み合わさった総合芸術の一種であるというのは、誰しもが認めるところだと思います。僕、ゲーム音楽大好きなので、サントラとかけっこう持っていますよ。

けれども、今回はそれとは違った側面、「ゲームが与える、人間に対しての影響」みたいな観点からのアプローチでゲームのアート性について書いてみました。ちょっと強引にまとめちゃった感じもあるかも知れないけど、これはずっと前から感じていた事だったので文章にしてみました。

いやあ、ゲームって本当に良いものですよね。

モンスターハンタークロス

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