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MIKINOTE

作品制作とその他思った事を書くブログ

何かの専門家であればあるほどSEOに疎くて弱くなる

インターネット

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www.landerblue.co.jp

上記の記事を読みました。

まあね・・・上記の記事が正しいのであれば、体調が悪くなったときに精神的にギリギリの状態で検索して、すぐに正しい情報が手にはいらないってのは問題だよなあ思います。

でもまあ、今回は上記の記事についての話は置いておいて、読んでいて思ったことを書いていきます。

上記の記事を読んでいて思ったのが、インターネットは本当に広く浅い情報しか存在しない場所なんだなあということです。

結局の所、何かの分野を本当に熱心に研究している人であればあるほど情報発信力がなかったり、発信していたとしても検索上位をとりにくいのかな?と思いました。

「それっぽい情報」の方が「確実に正しくて詳細な情報」よりも一般受けする

もうね、結論は完全にこれです。

何かの分野の専門家はウェブの記事を書く専門家であるとは限らないってことです。

この記事のタイトルに「SEO(検索エンジン最適化)」という言葉が入っているけど、僕もこれに関しては素人です。普通に楽しくブログを書いているだけの一般人です。

そんな素人でもわかるのが、件の問題になっている医療系サイトの記事をいろいろと読んでみると、「非常にそれっぽい記事」ということだけはわかります。デザイン的にも読みやすくて、見出しもちゃんとついてて、文字数が多く、そして情報量が多いのが特徴です。

おそらく、このサイトについて事前の知識を持たない人間が見たら「なるほどそうだったのか!これは信頼できる記事だ!!」と納得してしまう人も多いでしょう。

むしろ、専門的かつ詳細過ぎる程に書いてある記事はわかりにくくて、デザイン的にも読みにくい場合も多いです。読みにくいってことは、ちょっと見ただけですぐにそのサイトから別のサイトに離脱してしまいやすいということでもあります。

そうなると、検索エンジンを支配しているGoogle先生的にも「ユーザーに役立つのはこっちだ!」みたいな感じで、(ある意味で)きちんとしたウェブライターが書いている記事を評価してしまったりすることが多いんじゃないかな?

つまり、「それっぽい情報」の方が、「確実に正しくて詳細な情報」よりも、大衆には評価されやすいってこと。

将来はGoogleのアルゴリズムが進化して状況が変わるとは思うけど、今現在はそういう感じなんじゃないかな。

検索しても専門家が書いた記事に行き着くことが少ない

例えば、多くの人は「料理のレシピ」について調べたことがあると思うのだけど、これも「大手の口コミサイト」に行き着くことが多いですよね。素人の料理好きな人達が写真付きでレシピを投稿しているサイトです。

試しに「〇〇 レシピ」と検索すると大抵の場合、そういった口コミサイトなどが独占している状態です。そんで、その下に専門家(かも知れない)人が書いた記事や、個人ブログの単独の記事が出て来る状態です。

僕は料理が好きで、もっと勉強したい!という気持ちで、たまに料理のレシピを調べることもあります。しかし、情報量(だけ)はすごいサイトはすぐに見つかるんだけど、本当に欲しいなと思っている専門家の人が書いた記事には行き着けないことが多いです。そういう時「違うんだ!もっともっと詳しく知りたいんだ!」という気持ちになります。

まあ、そういう意味では紙媒体の料理本なんかは「素晴らしい!」なんて思うこともありますね。まだまだ捨てたもんじゃないなと。

また、芸術系の情報なんかもまともな情報が非常に少ないですね。美術館のアート展の情報なんかは普通にあるんだけど、実際に作品を作るための情報は非常に少ないし、表層的なことしか書かれていないサイトばかりです。

僕は一応美大出てて、美術関係の知識や理論知ってるし、専門家と言っても良いと思うんだけど、なんかもやっとする状況だなと思うことがあります。

先日も「水張り」という絵を描く前の下準備の方法について記事を書きました。これも事前に「水張り 方法」という検索ワードで調べてみてすっごく微妙な情報しか出てこなかったから書いたんですよね。

絶対失敗しない!木製パネルに水張りをするの方法とコツ(水彩画やデッサンを描く前の準備) - MIKINOTE

まあ、そういうニッチ過ぎる情報は、需要もそれだけ少ないってことなんだろうけど・・・だから、本当に詳しくて記事をちゃんと書くことができる能力のある人が書こうと思わないってことなのでしょうね。

何かの専門家はまともに記事を書けない

結局の所、何かの分野に熱心で本当に実力のある人は、誰にでも読みやすくてわかりやすい記事を書けないんですよ。

まさに「僕に〇〇を語らせると長くなりますよ」状態です。だけど、そんな長い文章は、文章の専門家でないと書きにくいでしょう。慣れないことするとめちゃくちゃ精神力削られるしね。

また、長い文章を短くわかりやすくするテクニックも持ち合わせているとは思えません

それに、そもそも情報発信そのものをしてない場合も多いですね。情報発信しても自分に利益がなかったり、本業が忙しい人のほうが多いでしょうから。

「SEO」と呼ばれる分野も、それを研究していたり商売にしている専門家がいるわけです。「ウェブライティング」と呼ばれる分野にも、もちろん専門家がいるわけで、習熟するためにはそれだけの努力と時間もかかります。

だけど、そんなことが別分野の専門家にできるのか?って言う話です。

もちろん、専門家がそれだけの勉強と訓練をしてまともに読みやすい記事が書けるようになったのならば、無敵だと思います。しかし、誰もがそんな時間があるわけじゃないですよね。

外部のウェブライターやSEOの専門家を雇う方法もあります。しかし、大きな団体や会社でないと金銭的にも、メリット的にも厳しいでしょう。

医療関係の話になっちゃうけど、お医者様は基本的に多忙な方が多いですよね。特に、優秀な先生であればあるほど引っ張りだこで、とてもじゃないけど、情報発信に時間を割けないはずです。

だから、まともなことが書かれている医療関係の記事も、SEOの専門的な知識&物量で責められると、真偽が怪しいサイトに勝つことができないのでしょう。

まとめ

もちろん、医療関係に限らず、何かの分野の専門家の人が本気になって記事を書いてくれて、それが検索で出てくるようになるなら、それが一番だと思います。

デザイン的にも読みやすくて、正確で専門的でわかりやすく書かれた記事が最強であると思います。Google先生的にもそれが理想なんじゃないかな?

なかなかそういう記事は書けないと思いますが・・・そういうまともな記事は、ネット上にはまだまだ少ないのが現状なのでしょう。だから、今回のような検索汚染みたいなことが問題になってくるわけです。

故に、「正しくて本当に価値がある情報」じゃなくて「それっぽい情報」が評価される今の世の中においては、「それっぽい記事が書けない何かの分野の専門家が書いた記事」が検索上位に上がりにくい、ということが言えるでしょう。

何かの専門家がウェブの文章を書く専門家ではない、と言うのは仕方ないことです。一般受けする記事が検索上位に上がりやすいのも、一般人の比率が多い検索ユーザーのことを考えれば妥当だと思います。

また、何かの専門家が自分で情報発信しているとは限らないし、情報発信の専門家であるウェブライターを雇うのも個人では難しいでしょう。

しかし、「それっぽい」というだけで専門家が書いた記事よりも検索して見つかりやすいと言うのはやはり問題だと思います。

・・・むしろ、需要がなくて何も出てこないのは、まだ良いことなのかもしれない。専門書を買う気になるし、買えば解決する可能性が高いわけですからね。

先日、僕の奥さんが体調を崩したときも、いろいろと症状を検索して調べたんですよ。でも、正しいのかどうかよくわからない情報しか出てこなくて困惑しました。

なんとかならんのでしょうかね。

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