自宅のセルフビルド、前回は断熱材の入れ方を断熱材メーカーの人に来てもらって説明をしてもらいましたが、今回から本格的に断熱材の施工をしていきます。
なにぶん初めてやることなので、特に序盤のあたりなどは作業のスピードも遅く、雑な部分も目立ちますね。けれども、数日間みっちりと断熱材を入れる作業をしていくとやっとのことで少しだけ慣れてきたような感じはします。
まだまだ先は長そうですが、断熱材施工の途中経過の報告をしていきたいと思います。
<目次>
断熱材施工途中経過
ついでに動画作りました。セルフビルドのパート2です。
断熱材施工2日目
断熱材施工の2日目です。外は雪が降っていて寒いです。
前回、やりかけで中途半端な部分があったので、1階から作業を開始しました。
こういう作業のときは端っこから埋めていきたいような感じもあるのですが、家の壁面の構造で梁などに金具を使っている部分はその検査をしなくちゃならないというなので、今の時点ではその部分は断熱材を入れることができないんですよね。
なので、金物のついている部分はそのままにしておいて後日作業をします。
2階へ
2階の様子です。
2階はまだ床板が貼られていないので、ところどころ穴が空いています。油断すると普通に落ちるので、気をつけて作業しないとヤバいです。落ちて怪我したらセルフビルドどころではないですから。
単純に考えて2階も1階と同じ位の量の断熱材を入れることになるのですが、2階に関しては将来的にロフトになる部分の断熱材も入れなくてはなりません。
量も多いし、足場を作りながらの作業になる部分も多いので、2階はけっこう大変なのです。
とりあえず、やりやすそうな東西の壁面の断熱材を入れるところから始めることにしました。
このくらいの量の断熱材を入れるのに大体45分位かかりました。
うーん。かなり慣れてきてはいるのですが、もっとペースを上げていかなくてはいつまで経っても終わりませんね・・・
断熱材施工3日目
断熱材施工3日目が始まりました。
足場を作りながらの作業
この日は2階の南側からスタートしました。
この部分は穴が空いていて1階に抜けてる部分なので、合板で足場を作りながら作業をしました。
足場を作りながらの作業はそこまで大変ではないですが、それが毎回となると効率が落ちますね。
うーん、このまま2階の作業をしていくのも良いのですが、金具のついてる部分はもう一度足場をセットして作業しなくちゃならないわけだし、もう少し効率を考えたいところです。
ロフト部分の断熱材施工
というわけで少し考えて、将来的にロフトになる部分の断熱材施工からやっていくことにしました。実はこの部分は金具がついているところが全く無いのですよね。なので、端っこから断熱材を埋めていくことができるので、この部分からやっていくと効率が良いかもしれません。
ただ、この部分も当然床板がなくて梁しかないので、足場を作りながらの作業になります。また、不安定な場所に置いた脚立で登ったり降りたりするので危険もあります。足元に十分に気をつけながら、若干ビビリながら作業しました。
まず、合板を梁に乗せるところからです。けっこう重たいので上げるのが大変でした。
うん。これで足場は大丈夫。
まず、天井までの長さをメジャーで測り、1階に置いてある断熱材のロールから切り出してロフトまで持っていきます。
タッカーで留めていきます。上の斜めになっているところは、どうやって断熱材を処理したら良いかなと考えたのですが、斜めに折り込むような感じで入れるとうまくできました。
北側のロフト部分の断熱材が入れ終わりました。かなり暗くなってきたところで、この日はこれで作業終了です。
断熱材施工4日目
高級なタッカーを買った
これまでの作業はAmazonで買った、少し安めのガンタッカー(1800円くらい)を使っていたんですよ。上の画像でいうと左上のガンタッカーです。
しかし、このガンタッカー、ステープルの詰まりが頻繁に発生してちょっと使いにくいなと感じます。少しだけの量だったら良いのですが、断熱材家一軒分くらいの作業となるとかなりつらいものがあります。
そこで、前回の記事でも少し書いたのですが、思い切って高級なプロ用のガンタッカーを買ってみました。マックスのTG-A(N)という製品で、定価が大体7000円位で、Amazonで買うと5200円くらいの高級品です。
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これ、値段は高いですがめちゃくちゃ良いです。
まず、気になっていたステープルの詰まりが全く発生しません。何よりもグリップが軽いのがものすごく良いです。
これまで使っていた安いタッカーはグリップがかなり固くて、相当に力を入れてエイヤッとやらないとタッカーを打ち込むことができませんでした。しかし、このマックスのタッカーはあまり力がいらないので、サクサク作業を進めることができます。
これだったら長時間の作業でもほとんど疲れないのではないかと思います。
もっと早くに買っておけばよかったですねえ・・・
細かい部分も丁寧に
こういう細かいところ。最初、とりあえず断熱材が詰まっていればいいや!と思っていたのですが、これだと見た目も良くないし、少し調べてみるとどうも断熱の効果的にもあまりよろしくないようです。
そこで、すでにやってしまったところではありますが、断熱材を抜いて、もう一度やり直していきます。
やり直し終わりました。さっきまでと全然違いますよね。ちょっとコツがあって、入れる場所の幅の1.5倍くらいに切った断熱材を二つ折りにするように握りながら、手前にシワなく隙間なく端っこを押し込むようにしながら入れるとうまくいきます。
断熱材施工、慣れていないのもあるし、よくわからないまま作業している部分も多いので、気づいたらその都度手直しをしていくようにしたいですね。
ポータブルスピーカー使ってます
作業とは直接関係ない話ですが、以前作ったポータブルスピーカー、使ってます。
実はこのスピーカーを作った理由の9割は、このセルフビルドのためだったりします。やはり電池で動くので便利ですね。作って良かったです。
南側の天井付近を一気に施工
この日は南側のロフト部分や天井付近を一気にやってしまうことにしました。
作業のきりが良くなる頃には辺りが夕闇に包まれて暗くなってしまいました。画像だとものすごくわかりにくいですが、南側の天井付近の断熱材施工は終わらせることができました。
作業していると時間が過ぎるのがあっという間ですね。断熱材施工4日目終了です。
沈んでいく夕日。
まとめ
まだまだ先は長そうですが、断熱材の施工にもかなり慣れてはきました。初日と比べると、丁寧にすばやく作業できるようになってきたと思います。
また、新しく買った高級なガンタッカーが非常に調子が良いです。使ってみるとわかるけど安物とは全然使い心地が違います。
作業効率も良くなるし、軽い力で打ち込むことができて気持ちに余裕ができるので、丁寧に作業することもできます。やはり、ものづくりでもなんでもそうですが、道具は大事ですね。
以上、断熱材施工の途中経過報告でした。
※次の記事