先日の事なのですが、実は我が家で大事件が起こりました。
そうです、ゴキブリさんが出現したんですよ。
上記の写真はその時の闘いの跡を激写したものです。あまりにも慌てていたもので、完全にピンボケ写真になってしまいました。
本当は口に出すのも恐ろしいのだけど、ゴキブリ・・・すっごくすっごく苦手なんですよ。
僕なんか、いつもだったらあまりにも怖すぎて、うちの奥さんにバトルから処理までを全部お願いしているくらいですからね。男らしくないって?いくら罵られようと「怖い」という感情の方が勝っているんです。
だけど、この日は妻の機嫌が悪かったのか、手伝ってくれませんでした。
だから、今回ばかりは僕が1人でゴキジェットで撃退しました。震えるくらいビビっていたけど、闘いそのものは10秒位で終わりました。
トイレに逃げ込んで籠城しようとした「G」も、人間の化学技術の粋を結集した武器には勝てなかったというわけです。
・・・ところで、ちょっと思った事がありまして、それは、ゴキブリって「闇の帝王」なんじゃね?ってことです。
なぜなら、口に出すのも恐ろしくて、「G」とか「アレ」とかみたいな感じで呼ぶことが多いからです。
Gと闇の帝王
「闇の帝王」と言うのはあれですよ。具体的に言ってしまうと、ハリーポッターに出てくる「ヴォルデモート」さんのことですね。
物語中だと「例のあの人」なんて呼ばれ方をすることもあります。
ハリーポッターの世界の住人たちは、あまりにも怖すぎて、絶対に闇の帝王の名前をはっきりと口には出さないんですよ。おそらく、本能から来る、本当の恐怖を感じているんでしょうねぇ。
名前を呼ぶと、それを呼び出してしまうかもしれない・・・
そういう意味では、「G」も同じだと思うんです。
あの黒光りする姿を見かけた瞬間に、説明のしようがない、こみ上げるような恐怖を感じるからです。口に出すのもおぞましい。
ホント、何なのでしょうかねぇ・・・とにかく怖い。すごく怖い。
怖すぎて、「GOKIBURI」という名前を出すのも躊躇するレベルですよ。
子供の頃は「ごきぶりのうごきぶり」なんつって、ダジャレを言って喜んでいました。だけど、今ではそんなに悠長なことを言っている余裕はありません。
一説によると、「カサカサ動きまわるアイツ」に恐怖を感じるのは、人間の祖先がすごく小さな哺乳類系動物だった頃、奴らが天敵だったから・・・なんて話もあります。
そりゃあ、あの素早い動きで追っかけられたら、絶対に助からないですよ。あいつら、何でも食べるし。
言ってしまえば、「触覚の動きが気持ち悪い、ぬらっと光るあの生き物」に対する人間が持っている恐怖心と言うのは、本能に刻み込まれた記憶が作用しているんですよね。
そういう意味だと、「例のあの人」と「例のアレ」は同じようなものだということです。
両方とも、名前をはっきりと口に出すのすら、非常に恐ろしい存在ですね。
Gとは一体・・・
怖い。