ごま油と黒胡椒がいい感じに香る味付けのきゅうりの浅漬けを作ってみました。
最近、夏が近づいてきて、きゅうりが安くなってきましたね。先日、近所のスーパーに行った時に、きゅうりが3本で128円だったので、ついつい衝動買いしてしまいましたよ。
それで、何を作ろうか?・・・と思ったのですが、簡単に作れるきゅうりの浅漬け的な料理を作ることにしました。
作り方はホントに簡単なので、ちょいちょいっと他の料理と同時進行で作って、夕飯のメニューを簡単に一品増やせちゃうような料理です。でもむしろ、味付け的には夕飯のおかずというよりも「おつまみ」という感じになってしまったのですけどね。
この、「ごま油と黒胡椒がピリッと香るきゅうり」をポリポリと食べていると、ご飯も進むし、自動的に飲みたくなっちゃうような味の簡単料理です。
<目次>
簡単に作れる飲みたくなってしまうきゅうりの浅漬けの作り方
きゅうりを切って、塩もみして、調味料入れて、タッパーに入れて混ぜて、冷蔵庫で放置するだけでできてしまう料理です。
誰でもできる簡単レシピですね。
用意する食材と調味料
- きゅうり:3本
- ごま油:大さじ1
- 塩:小さじ3(塩もみに、これとは別で使用するので多めに用意してください。)
- 酢:小さじ3
- 黒胡椒:適量
- 顆粒だし:小さじ1くらい
きゅうりは3本使用しました。3本で128円だったらなかなかに安いですよね。
塩は、調味料として使用する以外にも、調理中に塩もみするために使用するので、多めに用意しておいてください。
それと、上記の食材と調味料以外にも、カットしたきゅうり3本分が入る大きさのタッパーも必要なので、事前に用意してください。
きゅうりを切る
きゅうりの切り方にも、いろいろと種類がありますが、今回は上記のような切り方でやりました。
きゅうりを回転させながら、切っていく感じのやり方ですね。細長い乱切りみたいな感じ?とでも言えば良いのでしょうかね。
この切り方だったら、きゅうりの切断面も大きめで、味も染み込みやすいし、食べやすい形状になります。
3本のきゅうりを切ったら、ステンレスボウルに入れます。
塩もみ
カットが終わったら、ステンレスボウルに入れたきゅうりに、ドバっと多めに塩を入れます。
そして、全体にくまなく塩が行き渡るように軽く揉み込みます。(ちょっとわかりにくいかもしれないけど)上記の写真みたいに、きゅうり全体が塩まみれになるくらいであれば、塩の量は適当で大丈夫です。
ちなみに、このまま食べるわけじゃないんけど、もしもこのまま食べたらめちゃくちゃしょっぱいですよ。
そして10分程、放置します。
そして、10分経ったら、塩を全部洗い流します。直接、ステンレスボウルに水道の水をジャバ〜っとかけてしまって、塩気を取るようなイメージですね。
ざるを使うと非常に便利です。
こうすることで、きゅうりの余分な水分を抜いて、シャキッと仕上げることができる!のだと思います。(以前どこかでこのやり方を見て、それ以来きゅうりの浅漬を作るときは、毎回これをやっている。)一手間加えるのは面倒だけど、いい感じに味が染み込むし、食感的にもシャキシャキパリパリっといい感じに仕上げることができます。
調味料を入れる
最後に、ざるできっちりと水分を取ったらば、用意しておいたタッパーにきゅうりを入れます。
そして、あらかじめ用意しておいた調味料を入れていきます。
「塩」「黒胡椒」「酢」「顆粒だし」「ごま油」をタッパーの中のきゅうりにドバっとぶっかけていきます。
顆粒だしは、小さじ1くらいと上の方で書いたけど、適当な量でOKです。多めに入れると、カツオ感が強い味付けになりますので、隠し味的なイメージですね。
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それと、隠し味といえば酢もですね。酢も量は好みなのですが、あんまりたくさん入れすぎてしまうと酢の主張が激しくなって酸っぱくなってしまいます。酢の物みたいになっちゃう。
むしろ、酢は隠し味ということで少量入れて、ごま油などのこってり感をさっぱりさせることが狙いです。
黒胡椒は、各自の好みの量を使用してください。今回はペッパーミルを使用して、粗挽き黒胡椒をゴリゴリとたっぷり入れちゃいます。
ペッパーミルは使わなくてもいいけど、挽きたての胡椒は非常に香りが良いので、ペッパーミルがあったほうが美味しくはできますね。
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↑全部の調味料を入れ終わったら、こんな感じです。うえ〜って声が出そうなくらいの、調味料のもりもり感ですよね。
タッパーを振る
さて、ここまできたら、あとは簡単です。
タッパーの蓋を閉めて・・・振ります!
タッパーの蓋が開かないように、両手でしっかりと抑えながら、全体が混ざるようにひねりを加えたり、時には横に動かしたりしながら、さらには回転させたりしながらひたすら振ります。
そして、調味料が全体に均等に混ざったらOKです。
↑いい感じに混ざりました。
この時に、きゅうりを一欠だけ食べて味見をしてみてください。「ちょっと濃い味だな」というくらいの感じだったら、この後、調味料がいい感じに染みこんで調度良い感じに仕上がるはずなので調度良いです。
タッパーごと冷蔵庫に入れます。
最短で1〜2時間程で、食べることができるくらいの状態になります。(一晩くらい寝かせるともっと味が染みて美味しいです。)
完成
時間が来たら、冷蔵庫から取り出して、完成です。
とりあえずは、2時間程寝かせたところで取り出してみました。いい感じに味が染みてるっぽいですね。
味は、黒胡椒とごま油の風味が非常に食欲をそそる味です。胡椒をたくさん入れたので、ピリッとした辛味を感じます。
また、きゅうりの食感が非常にシャキシャキっとパリパリッとしていて、それが非常に良い感じです。
ほとんどが水分で出来ているということで、本来さっぱりしているはずのきゅうりなのだけど、ごま油が入っているので、かなり濃厚な味です。
もうね、これ、完全につまみですよね。こんなん食べたら、飲みたくなるに決まっています。(夕飯のおかずとして作ったんだけど、そういう意味では失敗だったかも。)
とてつもなくおつまみですよ。これ。
だけど、やはりおすすめなのは、次の日くらいまで寝かせてから食べることですね。もっと美味しくいただくことができます。
↑これは、次の日(20時間後くらい)に取り出したところです。さらに味が染みてる!
でも、食感は前日と変わらずパリパリ感があります。だけど、調味料が前日よりも馴染んでるので、味的には確実においしくなっています。
それと、いいなと思ったのが、次の日くらいまで寝かせてから食べると、いい感じに漬かっていて、きゅうり独特の青臭さがあまり気にならないことです。ごま油と黒胡椒の香りがかなり強いので、いい感じにきゅうりの要素を相殺できているからかもしれません。(感覚には個人差があります。)
これだけ味が染みてたら、きゅうりの浅漬けをおかずにするだけでも、ご飯がいけますね。
まとめ
きゅうりと思って侮ってはいけません。立派なおつまみとしていける味です。
これ、食べていても、入れたはずのお酢や顆粒だしの味はほとんど感じられませんが、入れるのと入れないのとでは味が違うんですよ。まさに隠し味です。
塩もみしたりとか、いろいろと細かいところでこだわったおかげで、非常に美味しく仕上げることができたのだと思います。
きゅうりは、独特の青臭さがあるし、栄養的にも水ばかり!とか言われてしまって、ちょっと立場が弱い部分もあったりします。だけど、愛を持って調理すれば、美味しくなる野菜だと思いますよ。
ちょうど、きゅうりの値段が安くなる時期なので、きゅうりでおつまみを作って、水分補給するつもりで、それを食べたり飲んだりするのも悪くないかと思います。