にんにくチップをこれでもか!とたっぷり使用した豚肉の炒め物を作ってみました。
言ってみれば、「にんにくチップマシマシの豚肉炒め」ですね。
先日、近所のスーパーでにんにくが安売りしていたので、ついつい大きめの袋に入ったものを買っちゃったんですよ。そしたら、なかなか使い切れなくてですね、にんにくがなかなか使い切れない状態になっていました。
そこで、思い切って大量ににんにくを使った料理を作ってみることにしました。今日の昼作ったんだけど、この後、人と会う予定もなかったので匂いがきつくても問題ないしね!
そしたら、ものすごくおつまみな料理と化してしまいました。すっごく食欲進んじゃう感じ!
一応お昼ご飯なのに・・・きつね色のにんにくチップが、半端なくあらゆる欲望をそそる香りを放つ豚肉の炒めものです。
そんなわけで、にんにくチップの作り方のコツなども交えながら、調理の手順などを紹介していきます。
<目次>
にんにくチップの作り方のコツと、それを乗せた豚肉が美味しい!
にんにくも豚肉も、夏バテに効果があるという話も聞いたことがあるので、今の非常に暑い季節的にもよろしいのではないかと思います。
我が家にはクーラーがないので、ここ最近の暑さにはかなりやられております。常に頭もぼーっとしている感じもしているので、それも解消できたらいいなあ・・・
使用した材料
今回使用した材料は以下の通りです。2人分です。
- 豚肉細切れ肉:150gくらい
- にんにく:5片
- ごま油:適量
- 醤油:適量
- 塩:適量
- 胡椒:適量
5片のにんにくを使用して作ったにんにくチップを乗せた豚肉です。
にんにくは、1日に一気に大量に食べ過ぎると、腹痛などの副作用がでることもありますので、上記の材料は2人分です。加熱したにんにく2.5片分位なら問題無いでしょう(匂い以外は)。
豚肉は、近所のスーパーで「炒めもの用」と書かれて安く売られていたものを、小分けにした冷凍しておいた物を、解凍して使用しました。なので、普通の豚細切れ肉よりも、もっと細切れな豚肉になっております。
それと、今回は「濃厚な感じ」にしたい気分だったので、なんとなく「ごま油」を使用することにしました。(サラダ油でもオリーブオイルでも、お好きな物を使えば良いと思います。)
調味料の量も適量と書いたけど、お好みでどうぞ。(濃い目の味付けのほうが、おつまみとして作るなら良いかもです。)
にんにくを切る
まずは、にんにくの皮を剥き、輪切り(と言って良いのかな?)にします。
厚さ1mmくらいを目安に包丁で切ります。
厚みは、なるべく均一になるように心がけるほうが上手くいきます。厚みにむらがあると焦げやすいので・・・
と言っても、機械ではなくて包丁で切っているので完璧に均等に切るのは無理なので、まあ・・・適当でできる範囲でやれば大丈夫です。
にんにくチップを作る
にんにくのカットが終わったら、早速フライパンに油をしいて、まずはにんにくチップを作る作業から始めていきます。
油は、普通の炒め物をするよりも多めが良いです。
これはめちゃくちゃ大事なことなのですが、にんにくチップを作るときは、弱火でじっくりと火を通します。
使用するコンロの最小火力です。
火力が強いとすぐに焦げちゃうんですよねぇ・・・
火をつけたら、にんにくをフライパンに投入します。
弱火なので、なかなかフライパンが温まらないのですが、あせらないで待っていると熱で油がシュワシュワしてきます。均等に火を通していくようなイメージで、常に菜箸で適度に混ぜながら作業を進めていきます。
ただし、普通に水平にフライパンを置いているだけだと、にんにくの片面だけが焦げていってしまうこともあります。
そこで、フライパンを傾けて、端っこの油が水たまりみたいに溜まっているところに全部のにんにくを集めるます。そうすると、にんにく全体に油が触れる状態になるので、非常に良い感じににんにくチップを作っていくことができます。
これを揚げ物と言って良いものかわからないけど、輪切りにしたにんにくを素揚げにしていくようなもんですね。(実は、一度にこんな大量ににんにくチップを作ることは少ないので、上手くできるか不安になりながら作業してたりします。)
この間も、常に菜箸で混ぜたり、にんにくをひっくり返したりしながら、「全体に均等に熱が行き渡ること」を意識するのが超重要です。焦げちゃうと、にんにくチップは台無しなので・・・
↑いい感じに、にんにくが徐々にきつね色になってきました。
この状態になったら、色が強め出ているにんにくを、菜箸で救出して、1つずつ別の小さめのステンレスボウルなどに移します。
薄く切りすぎてしまったり、大きさが小さかったりして、どうしても火のとおりにムラがでるので、いい感じにきつね色になったものから、取り出していく作戦ですね。
そんな感じで、ひっくり返したり混ぜたりしつつ、いい感じになったにんにくから順に取り出しつつ、作業をしていきます。
全体的に、いい感じの色合いになってきました。
ここまで来たらOKなので、にんにくを全部を取り出しちゃいましょう。
油はこの後、豚肉を炒めるのに使うのでフライパンに残したまま、にんにくだけを別容器に移します。
非常に綺麗に、きつね色のにんにくチップが完成しました。
この時点ですでに、にんにくの良い香りがキッチンに充満している状態です。
にんにくチップは、熱いうちは柔らかい状態ですが、室温で冷えていくとカリカリに硬くなります。
豚肉を炒める
さて、お次は、フライパンに残っているにんにくの香りがガッツリと移っているごま油を使って、豚肉を炒めていきます。
火の強さは中火くらいがいいかな。
特に特別なことはなくて、普通に炒めるだけです。
この豚肉の場合、脂肪も多めなのでちょっとカリカリになるくらいの感じでじっくり炒めあげるくらいの仕上がりがいいかな?と個人的には思います。
途中で醤油を適当な量ぐるりと入れて、さらに炒めていきます。
いい感じに炒め上がったら、塩と胡椒を加えて味を整えたら火を止めます。
最後に盛りつけて完成です。
完成
なんか迫力すごい・・・
この量のにんにくチップを乗せた料理を、僕は見たことがありません。贅沢だよね。
豚肉とにんにくチップだけだと、ビジュアル的にあまりにも茶色一色すぎだと思ったので、ちゃちゃっとトマトも用意して一緒の皿に乗せてみました。小さめのトマトをスライスして、塩少々とバジルをふりかけました。
顔を近づけてみると、ものすごくにんにくの香りがします。ムワンときます。
食べる
箸でにんにくと豚肉を同時につかんで食べていきます。
豚肉の肉汁と油が口中にジョワ〜となると同時に、「バリバリ」とまるでポテトチップスを噛み砕くかのような食感が・・・すっごくにんにくチップだわ。これ。
豚肉炒めっていうか、メインはにんにくチップなんじゃないの?って言うくらいににんにくチップの印象が強いです。
もうね、味の説明をする必要もないと思うけど、美味しいです。にんにくの香ばしい香りがやばいです。完全におつまみですわ。これ。
ごま油の香りは飛んでしまったのか、かき消されたのかわからないけど、ほとんどわかりません。だけど、ごま油の名残なのか相当に濃厚な味わいです。
にんにくチップは、単独で食べるとかなりの苦味を感じるものですが、豚肉と一緒に食べると苦味はほとんど感じないですね。にんにく大量すぎてちょっと心配だったけど、豚肉のパワーってすごい!
それと、トマトと交互に食べると、非常に良い感じでした。トマトのさっぱり感と濃厚なにんにくフレーバー豚肉&チップを食べたおかげで、しつこすぎない感じでいただくことができました。
まとめ
写真を見ただけでもわかってもらえると思うけど、どう考えてもこんなん食べたら飲みたくなっちゃうよね!っていう食べ物でした。
だけど、今昼だし・・・これからやることたくさんあるし・・・ということで狂おしいくらい飲みたかったけど飲めませんでした。
夜作れば良かったなあ・・・なんで、こんなよくわからん料理を昼に作っちゃったんだろ。暑さのせいかな・・・
他人と会う予定がある人には、全くオススメできませんが、今回のように思いっきり贅沢ににんにくチップを大量に作って、豚肉などに使用すると非常にいい感じですよ。
これで、夏バテも解消で、元気モリモリだぞ!
ただし、にんにくの食べ過ぎは逆に体に悪かったりするから、生にんにくなら1日1片まで、火が通ったにんにくだったら1日3片までにしておくんだぞ!
以上、にんにくチップマシマシの豚肉の炒めを作って食べた話でした。