先日、上記の記事を読んだのですが、風邪を引きはじめで寝ている時になんとなく思い立って、このブログもパクられてないか調べてみたんですよ。
そしたら、運が良いのか悪いのか、見事にパクリサイトを見つけてしまいましたよ。
それが、「注目ニュース速報-by WIL news」というサイトです。
トップページのURL→wordinlink.com
もうね、被リンクとか与えるのはものすごく癪なので、上記リンクにはnofollow属性をつけときました。
追記:すいません、ちゃんとnofollowしたつもりだったのですが、上手くいってませんでした。というかリンクにもなってませんでした。どうやらMarkdownだとできないっぽい?なので、リンクを貼るのは止めて、URLだけ記載しておくことにしました。(これなら大丈夫ですよね?・・・)
それと、この記事の後半部分にも記載してあるのですが、魚拓をとってあるので、こちらを見ても状況がわかるかと思います。
魚拓(パクリサイトトップページ)→http://megalodon.jp/2016-0525-1002-50/wordinlink.com/
魚拓(パクリページ)→http://megalodon.jp/2016-0525-1004-09/wordinlink.com/archives/649.html
↑これが、問題のサイトのトップページのキャプチャー画像なのですが、まあ〜ひどいのね。
何がひどいって、僕のブログの記事だけじゃなくて、いろんなブログやニュースサイトとかから記事を丸々抜き取って、載せている感じだからです。いやあ、こういうことやっている常識ない人もいるんだなあ〜と呆れるというかなんというか・・・
ひょっとしたら、上記のキャプチャーを見るだけでも「あっ自分の記事だ!」となる人もいるかもしれません。
特に、他人のブログのPV報告記事とかも丸ごと載せてたりする辺りとか見ると、非常にクレイジーですよ。
パクリはダメだよ。ホントに。
<目次>
パクリサイト「注目ニュース速報-by WIL news」について
実は、このサイトを見つけたのは3〜4日前だったのですが、すいません、風邪を引いてしまって今日まで動くことができませんでした。
他人の著作物を無断で盗用するのが良くないことだということは、散々色んな所で言われていることだし、今更言うこともないですよね。
少なくとも、そういうことを一度でもして、それがバレてしまうと、社会的信用を失うわけです。良いことなんて何もありません。(バレなければ良いという話じゃないですが…)
まあ、それはともかくとして、他人様のブログ記事を大量にパクっているサイトを見つけたので、注意喚起という意味も込めて書いていきたいと思います。
どうやって見つけたのか
まずは、どうやってこのパクリサイト見つけたのか?という話です。
と言っても、もったいぶるようなことではなくて、「"」と「"」で囲んだ場所に、調べたい記事の任意の箇所をコピペして検索しただけです。こうやって、検索すると、検索した文と「完全一致」する検索結果が表示されます。
このブログの記事を、片っ端から全部調べるのは大変なので、はてなブックマークがたくさんついてバズった記事を中心にやってみました。
で、以前書いた「高速道路の記事」の一文を入力したら、以下のような検索結果が表示されました。
↑これだと、自分の書いた記事だけが表示されているように見えるかもしれないですが、「ここから再検索してください」という部分をクリックすると・・・
↑これで問題のパクリサイトを見つけることができました。
記事丸ごとパクリ
パクリサイトの問題の記事→wordinlink.com/archives/649.html
キャプチャーを見てもらうとわかると思うけど、僕が作ったアイキャッチ画像なんかもバッチリパクられています。
↑こちらがオリジナルの記事です。
画像が直リンクだったら、画像を消したり差し替えたりして嫌がらせすることもできたんですけど、どうやらあちらさんのサーバーにアップされちゃってるっぽいので無理ですね。
テキストも、下の方まで丸々同じです。丸ごと無断転載されています。(転載元も記載も当然無し)
全部じゃないけど、問題のサイトをいろいろ見て回ったところ、どこも同じような感じでパクられていました。
ただし、フィードが抜粋のみ配信の設定になっている(と思われる)メディアは、タイトルと冒頭の箇所だけで助かっていたりするところもありました。
やはり、はてなブログは全文配信しか設定出来ないってのは危険ですよねぇ。(はてなさん、なんとかしてください!)
400記事以上ある
↑ちゃんとコピーライト表示らしきものがあるのが片腹痛いですね。(「MH Cicero」はWordPressテーマの名前のようです。)
一覧になっている、1ページに表示されている記事が10記事なので、それが45ページ分あるってことは、はっきりわからないけどパクリ記事が少なくとも400記事以上あるということになります。
しかもそれがどうやら4月7日と4月8日の2日間だけで、生成されたもののようです。
どうやってやっているのか、技術的なものは全くわかりませんが、そういうツール的なもので自動で作ったサイトということなんでしょうねぇ。
はてなブックマークの新着エントリーから取得していた?
パクリサイトをよく見ていくと、妙に「はてなブログ」のブログ記事が多いような気がします。数が多いし、自分の知らない記事の方が圧倒的に多いので、なんとも言えないですが・・・
そして、パクる記事の選び方も、脈絡がないように思えます。PV報告の記事もあれば、映画の批評記事もあったりします。
また、はてな系が多いのは確かだけど、ニュースサイトやまとめサイトからパクっている記事もある様子でした。
モフモフが出てきた時は、コーラ吹きそうになりましたけど。これをパクってどうしようって言うんだよ・・・
で、思ったのが、ひょっとしたら、「はてなブックマークの新着エントリー」から自動でパクっていたのかもしれないということです。
それだったら、はてなブログ多めで、その他のメディアがちらほらあるような感じだと言うのも納得できますね。(確証はないですけど。)
なんにしても迷惑な話です。
バズった記事や有名ブログ以外も危険
今回、「バズった記事」を中心に検索をかけてみて、これを見つけてしまったわけですが、別にバズった記事とかそういうのは関係ないっぽいです。
と言うか、パクられるのは有名ブログだけかと思っていたけど、それも違うんですよね。
なんというか、無差別に見かけた人の襲いかかる通り魔みたいなもんでしょうかね。
目的が謎
ただ、このサイトの目的は謎です。
4月前半の二日間で一気に作られたということはわかったのですが、その後は記事が増えてないっぽいです。
また、記事が重複していたりする箇所もあったりします。これも謎です。
↑1ページ目にあった記事が別のページにも・・・何回バットマンVSスーパーマン見てんだよ。
メニューバーにサンプルページが残っていたりするし、なんか仕事が雑な印象がありますね。
また、アフィリエイトリンクを貼って、金を稼ぐためのサイトという感じでもないです。と言うか、Amazonのリンクとか元記事のまんまだし。
僕は、この手の話に詳しい人ではないのでわかりませんが、何かこのサイトに意味があるんでしょうか?すごく謎です。
少なくとも、大量の記事が無断で丸ごと掲載されているサイトであるというのは、間違いないです。
Google八分されてない
そして、非常に腹立たしいのが、どうやらこのサイトはこれだけのことをしておきながら、Googleのペナルティを受けてないっぽいんですよね。
適当に、このサイトにパクられた記事のタイトルで検索したら、元記事の次くらいにこのサイトのパクリ記事がヒットすることがけっこうあるんですよ。ということは、きっちりと検索エンジンにインデックスされているということです。
ひょっとしたらこんなサイトでも、ある程度のアクセス数があったりするのかしら?
まあ、放っておいても、そのうちスパム認定されて消えていくとは思うのだけど、非常に気分が悪いですね。
対策
さて、こういうのを見つけてしまった以上は、何か対策をしなくちゃなりません。
同じ記事が2つ以上ネット上に存在するというのは、検索エンジン的に悪影響を及ぼすということも聞いたことあるしね。ホント迷惑だよね。
と言っても、僕はこの手の話には疎い人なので、できることは限られているのですが・・・
記事の削除要請をしたいけど
パクリサイトに、そのサイトの管理人と連絡がとれる何かの手がかりがあれば、該当する記事を削除してもらうように頼むことができるでしょう。
しかし、例のサイトにはそういった情報が一切書かれていませんでした。メールアドレスはおろか、Twitterや管理人の名前などの情報も書かれていません。
わかるのはWordPressで作られたサイトであるということだけです。
唯一、連絡することができそうなのは、コメント欄くらいなもんですが、ここに書き込むのはちょっと勇気が入ります。
WordPressってコメント書き込むときにメールアドレスが必要なんですよね?でも、こんな、わけのわからんサイトにメールアドレスは教えたくないですよ。
だから、パクリサイトマスターに連絡するのは諦めました。(そもそも日本人かどうかも謎。)
WHOIS
次にやってみたのが、このパクリサイトのドメイン「http://wordinlink.com」で知ることができる情報を調べてみることです。
とりあえずWHOISを調べてみたけど、すいません、よくわかりませんでした。住所らしき物が書かれていたけど「北京」だし、その住所で検索かけてみると、どうもWHOIS代行の会社か何かっぽいです。
まあ、そりゃあこういうことする人が、正直に自分の情報を公開しているわけないよね。
運営サーバー
で、運営サーバーも調べてみたのですが、「Amazon EC2」っていうところみたいなんだよね。これって、メールフォームから普通に日本語で苦情とか言ってもOKなのかな?
一応メールフォームも見つけたんだけど「こちらのページは英語のみのご用意となっております〜」とか書いてあるし・・・そもそも、こういう申し立てが通るものなのだろうか?
う〜ん、普通に日本のレンタルサーバーの会社だったら、メールして削除してもらうように頼もうと思ったんだけどなあ・・・
これは、(僕には)ちょっと敷居が高いぞ!
著作権侵害の報告
もうこうなったらできることは一つだけです。
Googleへの「著作権侵害の申請(DMCA侵害申請)」です。
著作権侵害の報告→https://www.google.com/webmasters/tools/dmca-notice/
これが受理されれば、申請した分の、例のサイトのパクリ記事は検索結果に表示されないようになります。
だけど、パクリ記事の数もいろんなところからパクられていて非常に多いので、全部を申請するのは無理ですよ。だから、とりあえず、このブログの記事のパクリだけ申請しておきました。
そもそもこれって、パクられた本人じゃないと申請できないっぽいんですよね(間違っていたらごめんなさい。)
う〜む、なんとかしたいけど、決定的な解決法が思いつかないのが歯がゆいです。
芋づる式に、このサイトそのものがスパム認定されることを祈るばかりです。
追記:DMCA侵害申請が承認されました。特に通知やメールは来なかったですね〜。とりあえず、このサイトのこの記事に関しては、検索でヒットするということはなくなったはずです。
魚拓とっておいたよ
そこまでする必要があるかどうかはわかりませんでしたが、念のため魚拓をとっておきました。
トップページと、このブログの記事をパクったページだけですけど。
魚拓(パクリサイトトップページ)→http://megalodon.jp/2016-0525-1002-50/wordinlink.com/
魚拓(パクリページ)→http://megalodon.jp/2016-0525-1004-09/wordinlink.com/archives/649.html
まとめ
なんとも、すっきりしない感じですが、パクリサイトを見つけてしまったせいで、余計な心労を感じてしまいました。
まあ、こういった感じのパクリ記事の寄せ集めのくせに「注目ニュース速報」とか言うサイト名が付いているというのが、非常に笑えますけどね。
目的も謎だし、サイトの作り的にも中途半端だし、ホント何なんでしょうね?
著作権無視サイトは存在するだけで迷惑ですよ。
こういう雑記ブログだって、書いている人が一生懸命書いたものなんだから、それに対しては敬意を払うべきです。だから、無断転載や盗用はダメですよ。絶対。
ネット上てはパクりパクられが当たり前な世界かもしれないけど、パクリとかばっかりやってると、いつまでたっても成長できませんよ。技術的にも精神的にもね。
だけど、今回ちょっと悔しかったのが、自分の知識の無さゆえに、決定的に解決させることができなかったことですね。例のパクリサイト、更新が続いているわけでもないし、放っておいても、それほどの大きな害があるわけでもなさそうな気もしますが・・・どうなんでしょう?
まあ、少なくとも、気持ち的にはすっきりしないですね。
一番良いのは、パクリサイトそのものが消えてなくなることですが、それにはどうしたら良いのか?僕にはその最善の方法がよくわかりません。この件に関しては僕だけの力ではどうにかするには限界がある気もします。
誰か詳しい方がいましたら、アドバイスをいただけたら嬉しいです。
すいませんが、よろしくお願いします。