先日、上記の記事を読みまして、久しぶりに北八ヶ岳ロープウェイに乗ってみたくなってしまいました。
来ちゃった pic.twitter.com/VquhIoX9Nd
— 三木 崇行 (@mikitakanamono) 2016年12月30日
そんで、昨年の12月31日。早速行っちゃいました。
実は、北八ヶ岳ロープウェイのあるところは「ピラタス蓼科スノーリゾート」というスキー場になっていまして、山梨に在住していた時期はよく遊びに行きました。
ちょうど年末年始は実家に帰省していまして、実家のある山梨からだったら高速道路を使えばそう遠くない場所です。なので、大晦日スキーを楽しむことにしたというわけです。
ただ、この日は気温も高めで例年に比べて雪が少なめでしたね。それがちょっとだけ残念でしたが、スキーは楽しかったし、景色も良かったので、行けてよかったです。
ピラタス蓼科スノーリゾートに行ってきた。雪少なかったけど
そう、今シーズンは本当に雪が少ないみたいですね。一応、今回行ったピラタス蓼科は非常に標高が高い場所にあるスキー場なので、雪質は非常に良い方なのですけど、午後になると雪質ガリガリでした。
気温も高めで滑っていたら汗かいちゃいました。
実はちょうど一年ほど前にも、蓼科付近にドライブに行ったのですが、このときも雪が少なかったですね。
それでも、やっぱりこのビーナスラインとかの辺りは本当に景色が綺麗で壮大で好きなのですが・・・
本当はもっと雪が多くて気温が低ければ、立派な樹氷とかも見ることができるはずなんですけどね。また、もう少し良いときにもう一度行ってみよう。
それと、大晦日ということでめちゃくちゃ混んでいました。特にロープウェイの待ち時間と満員電車みたいな車内がやばかったですね。
皆物好きだよね〜なんてことを思ってしまったけど、自分もその1人だった!
今シーズン初滑り
9時半とかくらいから滑り始めたので、まだ誰も滑ってない感じの雪が新しい感じで気持ち良い!
ピラタス蓼科の目玉は何と言っても、北八ヶ岳ロープウェイに乗って山の上まで一気に上がって滑り降りるコースです。
なので、早速ロープウェイに乗りたいところですが、久しぶりのスキーなので一度は普通のリフトに乗りました。
リフトに乗っている時間は癒やし。
一度だけ準備運動として滑ったら、ロープウェイ乗り場に向かいました。
ロープウェイで山頂駅へ
ロープウェイ乗り場は駐車場の真ん前の建物にあります。
ロープウェイは片道&往復一回とかでチケットを買っちゃうと非常にお高いのだけど、ピラタス蓼科の一日券があれば何度でも乗ることができます。
流石に大晦日は人が多くて、かなりの時間並びました。
ロープウェイはこの日は10分間隔で運行していたのですが、長蛇の列ができていました。
普段の平日とかみたいな空いてる日に行くと特に並ばない感じだったりするので、可能であれば空いてる時を狙っていく方が楽しめるかなと思います。(それはどこでも同じか・・・)
ロープウェイの中はぎゅうぎゅう詰めでした。スタッフの人がアナウンスで「諏訪周辺で唯一のラッシュを味わうことができるロープウェイです!」と言っていて、吹きそうになりました。
徐々に上へ登っていくロープウェイ。
運良く窓際をゲットできれば、壮大な景色を楽しむことができます。
途中、降りるロープウェイとスレ違いました。赤と緑の2台のロープウェイが交互に登ったり降りたりしているんですよね。ここ。
雪はまばらな感じだけど、雲一つない空の上から山を眺める感じがいい感じです。
山頂駅にたどり着きました。標高2237mだそうです。
山麓駅は標高1771mなので、466mを約7分で登ったというわけです。
樹氷と景色
北八ヶ岳ロープウェイの乗客には、スキー&スノボ客はもちろんのこと、トレッキング客もいます。まだ未体験ですが、山頂駅から雪山を歩いて行くこともできるらしいです。これは、いずれ挑戦したいですね。
山頂駅についてからの景色は非常に綺麗です。初めてここに降り立った時は感動したことを今でも覚えています。
ロープウェイに乗って下まで降りるコースは「樹氷コース」という名前なのですが、季節が良ければ周囲が樹氷だらけの景色を拝むことができます。
一応、周囲の木を観察するとかわいい樹氷がありました。
ただ、何度も書いちゃうけど今シーズンは雪が少ないですね。樹氷コースの樹氷も少ないです。
樹氷は過冷却現象で凍らない状態の空気中の水分が樹木などにぶつかってその瞬間、凍結する現象のことです。それが少ないってことは、やはり今シーズンは気温が高いということなのですかね?
↑先日はこんな感じだっだんだけど・・・
↑以前、同じ場所に訪れた時はこんな感じでした。(2014年12月19日に撮影した写真です。)
樹氷もこんなに分厚い感じでした。(これも2014年に撮影した写真です。)
この時は全てが真っ白で本当にすごかったなあ・・・この時の感動が忘れられなくて、このスキー場大好きなので来シーズンもまた行くと思うけど、来シーズンはこういう景色が見れるといいなあ。
コースは一部だけ難易度高い
コースの途中からは諏訪の市内を見下ろすことができます。すごく雄大。
雪質は同じ地域にある他のスキー場よりも基本的に良いです。標高が高いだけあります。
まあ、この日は気温が高く、午後になるとところどころアイスバーンになってましたけど・・・転ばなかったけど、ちょっと怖かった。
山頂から滑り降りるコースは基本的に初心者向けのコースだと思って良いです。
ただし、山間を滑るコースなので、コースの幅が比較的狭いのと、一箇所か二箇所だけ急なところがあるので注意です。
特に一番やばいのがコースの最後辺りですね。
ここは慣れない人にとっては降りるのに勇気が必要です。坂の直前で、スキーヤーの人達が立ち止まって固まっていたりするので、衝突しないようにも注意したほうが良いです。
下から見るとこんな感じ。上から見ると崖に見える人もいるかもしれませんね。
ここを過ぎると、リフト下り場のところに出ます。
レストラン
お昼は早めにレストランに行くことにしました。
ピラタス蓼科スノーリゾートにはレストランが2つありまして、僕がよく利用するのはロープウェイ乗り場の近くのレストランです。
基本的に、このスキー場のレストランの食事は美味しいです。全部のメニューを試したわけではないですが、今のところハズレはないかな。
今回は「豪快メガ唐揚げ」と書いてあった、「山賊焼き」をいただくことにします。
ライスかパンか選ぶことができるのですが、ライスにしました。
一枚のプレートにつけあわせの野菜などと一緒に出てきます。謳い文句の通りの豪快な唐揚げです。
豪快すぎて、普通の唐揚げと違って、一口ではとてもじゃないけど食べられないので、ステーキみたいにフォークとナイフを使って切り分けながら食べます。
表面はカリッとしていて中身はジューシーな山賊焼きです。甘辛いソースがかかっています。
何度も食べてるけど、ここの山賊焼きは美味しいので好きなんですよね。ただし、食べてみると分かるけど結構な量のにんにくが使われてるっぽいので、匂いなどが気になる人は注意です。
帰り道
ひとしきり滑って、3時半くらいになって疲れがピークに達したので片付けをしてスキー場をあとにしました。
帰りは適当に山道をドライブしたり、温泉に入ったりしていたら、辺りがすっかり暗くなってしまいました。
温泉はこの北八ヶ岳ロープウェイ周辺に幾つかあるので、スキーや山登りの疲れを癒やすには最適だと思います。(今回行った「小斉の湯」という温泉は、初めて行ったんだけど、露天風呂がいくつもあって景色最高でいい感じでした。建物に入ると、回廊を渡って風呂まで行くような感じなのですけど、そんな意味でもおもしろい温泉でした。)
参考:蓼科 旅館 蓼科高原の温泉宿 小斉の湯 五つの温泉露天風呂めぐり
温泉を出る頃にはすっかり遅くなって辺りが暗くなっていました。
帰り道の途中で「蓼科湖」というのがあるんだけど、そこでの風景がなんだかすごく幻想的な感じだったので、車を停めて写真を撮りました。
沈んでいく日と山や木や建物のシルエットが、鏡みたいになっている湖面に映っていて、今まで見たことないような雰囲気でした。すっごくフォトジェニック!
いろいろと楽しいスキー&ドライブでした。
まとめ
帰りは特に急ぐ用事もないので、高速を使わずに下道をのんびりと走りながら帰りました。
雪が少なめだったのが少しばかり残念だったけど、久しぶりのスキーを滑ることができて良い大晦日を過ごすことができました。
地元の山梨に住んでいた時は、長野県方面まで車で行くのも簡単でした。しかし、なかなか今の住んでいるところからは頻繁に雪山まで出かけるのは難しいですね。将来は気軽にスキーに行ける場所に住みたいなあ。
ピラタス蓼科スノーリゾートはコースの数は他の大きなスキー場よりは少なめです。でも、景色の良さは他ではなかなか見ることができないです。雪質も標高の高さのおかげで良いです。時期が良ければ立派な樹氷の中を滑る事もできますよ。
そうそう、スキー場には先日買ったカメラのレンズを持って行きました。防滴防塵なのでスキーしながらの撮影でも安心でした。
非日常的な風景を拝むことができるところなので、カメラを持っていくとさらに楽しむことができるかと思います。
今シーズンはそもそもスキーに行けるかわからないけど、来シーズンもまた北八ヶ岳ロープウェイで山頂まで上がってスキーで滑り降りたいです。