僕はね、普段はあまり怒ったりすることがないんだけどね、先日ちょっとだけ怒りたくなってしまうような出来事がありました。
と言うのはですね、とあるラーメン屋に行った時に、「ちょっと嫌だな〜」と思うお客さんがいたからなんです。
なんて言うかね、すっごくのんびり食べているのね。「もともと食べるのが遅い人」というわけじゃなくて、「なんでラーメン屋でこんなことやってるの?」みたいな意味で「のんびり」してるんですよ。
先日行ったお店はその地域では一番の人気店でして、開店直後だっていうのにすごい行列ができていました。そこでのんびりやられたら、物申したくもなりますよ。急いで食べないと、次のお客さんが入れないじゃないですか!
それに、ラーメンって食べ物は時間が経つと、麺が伸びてスープもぬるくなって味もあっという間に落ちちゃうものです。ラーメンは秒単位での闘いなんですよ。
だから、ラーメン屋では100%の力で!とは言わないけど、せめて全力の9割くらいのスピードで、ササッと食べちゃって欲しいのですよねぇ。まあ、他人の僕が言うべきことじゃないというのはわかってはいるんですが・・・
別の食べ物だったらいいんだけど、どうもラーメンという食べ物に関してだけは、のんびりしすぎている人を見てしまうと、そわそわしてしまうのです。
ラーメン屋ではラーメンを食べることに集中して欲しい
ちなみに、僕はただのラーメン好きな人というだけで、マニアとかではありません。
だけど、学生時代にとあるラーメン屋でバイトをしていた経験もあったりするので、余計に「出されたら早く食べて欲しいな〜」と思ってしまうのかもしれません。
いろんな意味で、ラーメンは素早く食べるべき食べ物だとは思いますよ。
ゲームをしてて食べ始めない人
こんな記事を書こうと思ったきっかけは、先日行った人気ラーメン店にいた、親子連れの姿を見たからなのです。
その親子連れは、お父さんと小学校高学年くらいの兄弟2人の3人組でした。
僕よりも先に店に入っていたので、すでに席に案内されていました。
で、当然その3人の方に先にラーメンが提供されるじゃないですか。親子の目の前に置かれた3つのラーメン。
でもね、いつまでたってもその人達、ラーメンに手を付ける様子が全く無いんですよ。
何で食べ始めないんだろう?どうしたんだろうなあ〜と思って、よく見てみると、子ども達がね、スマホのゲームをしてんのね。父親はと言うと、ゲームを止めさせたりする様子もなくて、子どもたちのゲームしてる画面を、ただ覗きこんでるだけなのね。
たぶんあれ、セーブするのとかを待ってたんだろうなあ〜。
ある意味、ものすごく物分りの良いお父さんですよね。怒りもしないで、ゲームのキリの良い所まで待ってあげてるんだもん。
でもさ、問題だったのは、ラーメン屋の店内も店の外もすごい行列ができてたってことなのね。たぶん、その時20人位待ってましたよ。
その親子が食べ終わらないと、次の人に順番が回ってこないんですよ。だから、流石の僕でも「早く食べ始めろよ!」と思いましたね。
しかも、その店はすっごく美味しいラーメンを提供してくれる人気店なのだけど、麺が細麺なのね。
だから、早く食べ始めないとすぐに伸びちゃうんですよ。
ずっと見てたんだけど、5分位ゲームしてました。
もちろん、子どものやっていることだから、仕方のないことなのかもしれません。ラーメンが来てすぐに、ゲームを止めさせるのは、それはそれで難しいことなのかもしれません。でも、それだったらもうちょっと前にゲームを終わらせるように指導するとか、他に方法があったはずなのですよねぇ。
ラーメンはすごくおいしかったんだけどね。なんか、その一連の様子を観察していて、なんとも釈然としない気分になりました。
喋りながら食べる人達
それと、ラーメン店でおしゃべりしながら食べてる人達も、ちょっと嫌かな。
これは以前近所のラーメン屋さんに入った時の話なのだけど、「若い女性二人組」が、隣の席に座っていたんですよ。で、その2人がね、とにかくずーっと喋ってるのね。
けっこうでかい声だから、会話は丸聞こえなんだけど、普通に世間話でした。全然、重要な話とかじゃなくて、「最近どうよ?」とか「近所の〇〇さんが〜」みたいな他愛のない内容でした。
だったら、食べ終わってから話せばよくね?っていう話なんですよね。
その近所のラーメン店は、長い行列ができるほどの人気店というわけではないです。だから食べるのを急ぐ必要なんて全くないっちゃないんですよ。冷静に考えて、本人達が良いのであれば、好きにすれば良いとは思います。
でもね、昼時だったんで席はほぼ満席で、他の客たちもかなりいる状態です。ラーメン屋って、客同士で喋っている人が少ないから、会話してる人がいると余計に目立ってしまうんですよ。
見ず知らずの人達の世間話なんてラーメンを食べながら聞きたくありません。
そして、なによりもせっかくのラーメンなんだから、もっと真剣に味わって欲しいです。そうでないと、せっかくお店の人が作ってくれたラーメンがもったいないじゃないですか。
「おいしいね〜」とか言っている暇があったら早く食べ終わってほしいんですよ。あまりのんびりしてるとラーメンがまずくなっちゃいますからね。
他の食べ物はいいんだけど、ラーメンという食べ物に関してだけはもうちょっと集中して、できる限りのスピードで食べるべきだと、僕は思います。
個人的には、ラーメン店でラーメンを提供されてから度を越えてペちゃくちゃおしゃべりするのは、周囲に対しても、ラーメンに対しても失礼な行為だと思うんですけどねぇ。
麺が伸びる前に食べようよ
ラーメンも蕎麦もそうなんだけど、麺類ってのは時間が経つと、味が落ちてしまいやすい料理です。
麺はあっという間に伸びてしまうし、スープもぬるくなってしまいます。
ゆえに、提供する方もものすごくシビアにタイミングを図って、一番美味しいところで、お客さんに出しているはずです。少なくとも、「美味いラーメンを作りたい」という信念を持っているお店の店員さんはそうだと思います。
だからこそ、食べる方もそれに答えるために、麺が伸びる前に、そしてスープが冷える前に食べてあげるべきです。できるかぎりね。
美味しいラーメンをおいしくいただくという当たり前のことをするためには、どんぶりが目の前に置かれてからゲームをしたりとかおしゃべりするのは、ちょいといただけない行為だと思います。
ベストは9割くらいのスピード
もともと食べるのが遅い人はいいんですよ。それはそれで、その人の能力なわけだから、何も文句はありません。
けれども、持っている力を全く出しもしないで、のんびり食べている人は、流石にどうかと思いました。
まあ、だからと言って「100%の力を出して、全速力で食べろ!」とは言うつもりはありませんよ。そこまで頑張っちゃうと、それはそれでラーメンの味はわかんなくなっちゃいますからね。
僕が思うに、ベストは「自分の出せるスピードの9割くらいのスピードで食べきる」くらいがちょうど良いのではないでしょうか。
そのくらいだったら、美味いラーメンを味わうためのちょっとした余裕もあるし、麺が伸びる前に食べ終わることもできると思います。
ラーメン以外の食べ物だったら、適当に楽しくおしゃべりしたりしながら食べていてもよいです。ゲームをキリの良い所まで進めるのも悪く無いと思います。
だけど、ラーメンだけは、自分のためにも、ラーメンを作った人のためにも早く食べちゃってほしいなと感じることがたまにあるというわけです。
まとめ
この記事を読んで「食事くらい好きに食べさせてくれよ!」とか「なんで、お前なんかに食べ方を指図されなきゃならんのだ!」と感じる人もいるかも知れません。
だけどラーメンだけは、変にのんびりと食べてる人を見ちゃうと、物申したくもなってしまうのです。「早く食べて〜」って心の中で叫んでしまうのです。(ホントには言わないけどね。)
なんでこんなことを書こうと思ったかというと、ラーメン店でのんびりしすぎている人達にも、美味しいラーメンを食べてほしいからです。そう思ったら我慢できなくなりました。
ここで紹介したような人達って、本当に美味しいラーメンというものを食べたことが無いんじゃないかなあ?って思うのです。だってさ、今までにラーメンを食べて本当に感動した経験があったのならば、そんなに粗末な扱いをすることなんてありえないでしょ?
そして、それをわかっていたならば、「他の客が並んでいるのに食べ始めない」とか「大声でおしゃべりしながら食べる」とかいうことも絶対に出来ないはずです。できるだけ早く食べ終わったほうが、お店の人もより多くの人にラーメンを提供できるかもしれないし、自分自身も美味しいラーメンを食べることができるはずです。
だから、ラーメン屋では、ファミレスや飲み屋などとは違った感覚で食事をするべきなんですよ。特に、ちゃんとやっているラーメン店ではね。
まあ、そんな感じです。
ラーメン屋では全力で!とは言わないけど、自分が美味しいと感じられる程度のできるだけのスピードで、ラーメンを食すべきだと思います。
そうすることで、自分も、店員さんも、他の客も、皆が幸せになれますよ。