GWの真ん中の平日にお休みを頂くことをできたので、その連休を利用して宇都宮に餃子を食べに行ってきました。一泊二日の小旅行です。
宇都宮餃子初心者&宇都宮駅に降り立つのすら初めてだったので、旅行の前日にネットで調べた、有名っぽい餃子の店を5軒ほど回りました。本当はもっともっと無茶していろいろ行きたかったけど、よくよく考えたら少食系男子なので最後は胃袋と胸が餃子で一杯で・・・なんか無理でした。1日目の夜、ホテルの近くのクラフトビールのお店のビールが美味しすぎて飲みすぎたのがいけなかったのかもしれません。
しかし、こんなにいろんな種類の餃子を食べ比べた旅行は初めてだったので、楽しかったです。
宇都宮にはまた機会があれば、観光に訪れたいと思いました。
<目次>
宇都宮餃子の有名店5軒その他に行ってきた
なぜ急に宇都宮に行くことになったのかというと、旅行の前日、うちの奥さんと一緒にdアニメで美味しんぼの餃子回を見まして「なんか餃子食べたいね〜」みたいな話になりまして、そんで「餃子といえば宇都宮じゃない?」みたいな感じでとんとん拍子で話が進んでしまいました。(一応平日だったためか)GWだけど運良くホテルも予約できました。
ものすごく急な感じで軽い気持ちで行くことに決まった旅行だったわけで、宇都宮という街のことを何も知らないような状態でした。ほぼ初見プレイです。
なので、今回の目的は『いろんな店の餃子を食べること』ということに絞ることにして、その他の観光スポットはあまり行かない感じで計画を大雑把に立てました。
当日は早めに起床→出発。自宅の最寄駅→新宿で乗り換え→湘南新宿ラインで1時間50分ほどでJR宇都宮駅に到着です。栃木県だけど、都心部からも意外と近いんですよね。宇都宮。
到着したのは午前11時くらい。宇都宮の天気は曇り。その後、かなりガッツリと雨が降ってきまして、生憎の空模様でございました。
5月だと言うのに、雨のせいかブルッと肌寒さを感じる気温です。(あとで詳しく書きますが)この日は餃子を食べるために長時間並んだんですけど、かなり体にこたえました。
それにしてもさすがは餃子の街、宇都宮です。駅を降りたらそこらじゅうで餃子の文字が目につきます。
期待しつつ最初のお店に向かいました。
みんみん(本店)
まずは、宇都宮餃子に関して疎い僕でもなんとなく聞いたことがあるほどの有名店。「みんみん」の本店です。
みんみんには、開店する少し前くらいの時間に到着しました。最初お店の前に全く人が並んでなくて「意外と混んでないの?ラッキー!」と思ってしまいました。しかし、後ろを振り返るとお店の向かい側の駐車場に長蛇の列ができていました。
有料駐車場にできていた長い行列の最後尾に並びました。しかし、警備員さんが言うにはこの日はまだ全然混んでいないほうだとのこと。
↑折り返し地点付近に並びました。
「昨日は列が折り返してあんな方までいっちゃってたのよ!」と、入り口から出て右側に行った方を指差しながら言っていたのを聞きました。空いているのはGWの真っ只中ではあるけど一応平日だったためでしょうか。また、開店直前に並び始めたのが良かったのでしょう。これでもラッキーでした。
開店したと同時に、一気に列に並んでいる人はグッと減りましたが、第一陣に入ることはできず・・・それでも、30分ほどでお店に入ることができたので、本当に運が良かったです。
店内は壁とか机とかかなり古い様子ですが、それに反して、非常に綺麗に掃除されていて清潔感があったのが印象的でした。窓とかピカピカでした。
注文したのは、焼餃子と水餃子を一皿ずつです。それぞれ一皿につき6個入りで230円という心配になるほどリーズナブルな値段設定です。
お腹も減っていたので楽しみです。注文して少ししたら、餃子が運ばれてきました。
まずは焼き餃子からです。見た目は非常に美しく焼かれた、こぶりな普通の焼き餃子って感じですね。
食感はいい感じに焼かれたところはパリッとしつつも、けっこうしっかりと味がついています。噛むとジュワッと具材から出た汁が口に溢れてくる感じ。皮は薄めの皮で、具は肉と野菜がバランスよく入っていて軽快な感じ。何個でも食べられる餃子って感じです。
また、自家製と思われるラー油がテーブルに備えつけてあって、それを醤油と酢と混ぜたものをつけて食べました。そのラー油の辛味と香りが非常に良い感じ!
その後何件か餃子を食べましたが、宇都宮の餃子ってのはこういう感じのスタイルが基本なのかなと思いました。
お次は水餃子です。(↑一皿6個入りだったけど、間違えて1つ食べてしまってから写真撮りました。)
これも中々美味しいです。皮は焼きに比べて柔らかく、口に運ぶと水餃子のスープと噛んだ瞬間に出てくる餃子の中身の汁が混ざりあって、良い感じでした。
焼き餃子と同じようにタレにつけて食べるのも良いけど、スープに少し醤油と酢とラー油を入れて食べたりもしました。餃子自体ににけっこう味付けがされてあるので、それでも十分に美味しいです。また、スープは塩気はないけど、なんかいい感じに餃子の出汁が出てるっぽい味で、最後は全部飲んじゃいました。
みんみんは焼餃子も水餃子もそれぞれが誰でも美味しいと感じる味って感じの印象で、レベル高いです。これだけの人気店なのも頷けます。大行列も警備員さんが誘導してくれるので安心感あります。
しかし、混んでる時は2時間待ちとか普通にあるっぽいので、長時間並ぶのが無理な人は、休日やお昼ごはん時等の混む時間はなるべく避けた方が良いかもしれません。
正嗣(宮島町本店)
みんみんを出たら、そのすぐ側にあるこれまた超人気店の「正嗣(まさし)」宮島町本店に向かいました。まさかの餃子店のはしごです。
あとで気づいたけど、みんみんで食事しているときに隣にいた人が、普通に正嗣の列に並んでいたりしたりしたので、考えることは皆同じようです。
こちらもお店の脇道に、みんみんに負けないくらいの列ができていました。しかも、なかなか進まない!
正嗣の列に並び始めたのが12時10分くらい、お店に入れたのが14時20分くらいだったので2時間以上もの時間並んだ事になります。(時計を見てびっくりしました。)
しかも途中で雨が降ってきまして、ものすごく寒くてきつかったです。(途中でビニール傘を買いに行ってる人もいました。)よく耐えたよね。
正嗣のメニューは一皿210円の焼餃子と水餃子の2つだけです。ライスもビールもありません。ものすごいストイックな餃子屋さんだよね。
てなわけで、こちらでも焼餃子と水餃子を一つずつ注文しました。
こちらが2時間以上待って出てきた正嗣の焼餃子でございます。
特徴としては、具材が野菜多めなこと。なので、野菜の甘味がジュワッと感じられるので、しつこくない味でありながらも、飽きない味って感じです。すごくいい感じ。
正直な所、焼餃子ではこのお店の焼餃子が今回の旅行で食べた中では一番好きかもしれません。
水餃子も非常にいい感じです。
お店の人が「水餃子は、お酢を2回しとラー油を1杯入れて食べてね。味が足りなかったら醤油もどうぞ。」と教えてくれたので、そのとおりにして食べました。
水餃子もつけダレにつけて食べるのが普通だと思っていた僕にとっては、ちょいとばかりカルチャーショックな食べ方でしたが、これがなかなかイケていました。水餃子のスープは塩気がない味なんですけども、お酢とラー油を入れて酸味と辛味と風味をプラスするだけで十分にいける味付けであると感じました。焼き餃子の合間にこの水餃子を食べると、お酢の酸味が強いからすごく口の中がさっぱりするのね。
だから、この店の餃子は焼餃子と水餃子を交互に食べてるといくらでもいけちゃうような餃子であると感じました。
正嗣。すごく並ぶけど、ぜひまた行きたいと思うお店です。
香蘭
その後ホテルのチェックインを済ませたり、少し散歩した腹ごなししてから次の餃子店に向かいました。
次に入ったのは「香蘭」というお店です。
こちらも宇都宮餃子の老舗なのですが、時間帯が全然ご飯時じゃなかったおかげか、全く並ばずにお店に入ることができました。
今回は、焼餃子と水餃子と揚餃子を1皿ずつ注文してみました。計3皿を奥さんと2人で分けて食べます。
早速運ばれてきたのは焼餃子。
大きさこそ小ぶりだけど、これまでの2店とは違ってかなりこってりとしている焼餃子でしたね。焼くときに使用する油が他とちょっと違うのかな?なんとなくそう思いました。しかし、ガッツリ感があって美味しいです。
水餃子は正嗣で教わったのと同じようにお酢とラー油を入れて食べました。
皮の食感がプリプリして非常に心地よい感じの水餃子って印象ですね。これは美味しい!お酢とラー油をスープに入れて食べたんですけど、自家製(と思われる)ラー油の風味も非常に豊かでいい感じでした。(うちの奥さんは今回の旅行で食べた水餃子の中では、香蘭の水餃子が一番好きだと言っていました・)
最後に揚餃子です。揚餃子って普段あまり食べないから、食べてみたくなりました。
タレにつけて食べるのも良いですが、揚餃子と一緒に持ってきてくれた岩塩をちょいとつけて食べるのがイケていました。すごくサクサクした食感で、まるでスナックみたいな感覚です。餃子に対するイメージが変わりますね。軽快に食べることができる餃子ってのも良い感じです。
このお店も最初は空席があったけど、食べ終わる頃には満席になってお待ちのお客さんもいるような状態になっていました。やはり人気店なのですね。並ばずに座れたのはものすごくラッキーだったのかも。
番外編1:Blue Magic
本当は初日にもう一軒行こうと思っていたのだけど、腹ごなしにいろいろと歩いているうちにすっかり遅くなってしまいました。そして、次に行こうと思っていた「餃天堂」という駅の直ぐ側のお店には長蛇の列が・・・
なので、初日は餃子に関してはここまで!ということで諦めまして、番外編ということでビールを飲みに行くことにしました。
そう、ここまでのところでは餃子の味に集中しようと思い、ビールなどは一切飲んでいません。なので、1日の〆ということで、美味しいビールが飲みたくなっちゃったんですよねえ・・・
訪れたのは「宇都宮ブルワリー Blue Magic」というクラフトビールの専門店です。
このお店は、店内でクラフトビールを醸造していたりして、それをその場でグラスで飲めちゃう!という素敵なお店なのです。(お店で作っているビール以外もあります。)実は僕、クラフトビールが大好きでして、Blue Magicは宿泊するホテルの直ぐ側にあるということもあってぜひとも行ってみたくなってしまいました。
メニューは10種類のクラフトビールと、ナッツ系だけ!というシンプルなもの。
ブルーマジックでは、様々なクラフトビール本来の味わいをご堪能頂く為、軽いおつまみだけを提供しております。
(Beer Pub|BLUE MAGIC|宇都宮ブルワリー株式会社より引用)
このお店、フードメニューが少ない代わりになんとおつまみの持ち込みが自由だったりします。(他のお客さんを見ていたら、皆さんいろいろ持ち込んで食べてた!)おもしろいシステムだよね。
僕たちは初めてだったし、まだ胃に餃子が残っていたので、今回はビールとナッツだけでずっと過ごしたのですが、ビールがすごく美味しかったので十分に満足できました。
・・・というか飲みすぎました。このお店のビールはショート(310cc)とレギュラー(420cc)の2種類のサイズがあります。なので、いろんな種類を飲みたかったのでずっとショートサイズのビールを飲み続けまして、気づけば2人で協力して全種類制覇していました。(店員さんに「全種類おめでとうございます」って言われた!)
全部すごく美味しいビールでした。一応、この記事の本題は「餃子」なのでビール1つ1つについてあまり詳しく書きませんけど、このお店のクラフトビールとしては比較的飲みやすい物が揃っている印象でしたね。しかし、それぞれのビールに個性があって、ビールとナッツだけでも全く飽きませんでした。
そして、ホップの香りが非常にいい感じの物が多いです。特にフルーツビール系がこの日は多くて幾つか飲みましたけど、ホップとフルーツの風味がいい感じに調和していて非常にレベル高いビールだと感じました。
クラフトビールとしては値段もお手頃な感じだし、次に宇都宮に来たときも絶対に行きたいお店の1つとなりました。
番外編2:大谷資料館
2日目です。
2日目の朝は、ドトールで朝食をいただきました。宇都宮の駅まで行けば、朝から餃子が食べられるお店もあるそうなのですが、前日に飲む過ぎたせいもあってそんな気力がありませんでした。久しぶりに餃子以外の食事をした気がする・・・
さて、宇都宮旅行の最終日なわけなのですが、流石に本当に餃子以外何もナシ!と言うのは・・・という話になりまして、下調べしているときから気になっていた「大谷資料館」に行ってみることにしました。大谷資料館とは、建材として使われる「大谷石」の採掘場の跡を見学できるところです。
よくよく見ていくと、宇都宮市内は大谷石が使われた建物や塀が多く見受けられるんですよね。
大谷資料館の場所は駅からバスで30分ほどでしょうか。
周辺は、大谷石だらけでバスに乗って向かい途中から景色を眺めているだけでもかなり楽しめます。
この建物からかつて大谷石が採掘されていた巨大な洞窟に入っていくことができます。(有料です。)
大谷石を削り出して作られた階段を降りていきます。内部はめちゃくちゃ寒い(この日は6°とか7°だったそうです。)ですので、上着を用意していったほうが良いかもです。逆に真夏とかは気持ちいいんだろうなあ。
採掘場は巨大な空間がライトアップされている感じです。
岩に囲まれた巨大な空間ってなんか怖いね。ドラマや映画とかの撮影場所としても利用されることもあるそうです。特撮ものとかには良さそうな場所だよね。
当時、大谷石を加工するのに使われていた?と思われる機械。昔は石を掘ったり切ったりを全部人力で作業していたんだから、すごいことだよね。
それと、何故かアートな雰囲気のする展示物もあったりしたのが謎でちょっとおもしろかったです。
採掘場から出た後は、お土産物を見たり暖かいコーヒーなどを飲みつつ、むしろ逆にアイスなんかも食べたりしながらバスの時間まで過ごしました。
和の中
大谷資料館を出た後は、そのまま宇都宮駅には戻らずに、途中の停留所でバスを降りました。
その目的は「和の中」という店を目指すためです。
お店に着いたのは、ちょうど開店してすぐくらいの時間でした。それにも関わらず、店内はほぼ満席。しかし、運良く並ばずに席に座ることができました。
このお店の餃子の特徴は普通の餃子ではなく「薬膳餃子」という点です。一風変わった餃子を食べることができるお店なのでございます。また、和の中は「宇都宮餃子会」という宇都宮の餃子を牛耳っている(と思われる)餃子団体にも属していないそうです。
メニューは餃子の他にもいろいろとあるお店で、餃子の専門店と言うよりは中華料理屋に近い存在なのかもしれません。
注文したのは、「薬膳ゆで餃子」「薬膳焼餃子」「薬膳スープ餃子」。それと下調べで評判の良さそうだった「岩塩ラーメン」です。お腹が空いていたので、2人で分けて食べるとは言え、けっこうたくさん注文してしまいました。
まず最初に運ばれてきたのは、薬膳ゆで餃子です。
これは、店員さんにおすすめされたにんにく醤油をつけていただきました。
味は、噛むと餃子の肉と野菜とその他から出た汁がジューシーで非常に美味しいです。具体的に何が薬膳料理的な素材として使われているのかはわかりませんでしたが、前日に食べた餃子とは全く違う味がしました。
しかし、薬膳と言っても特殊な漢方薬みたいな薬的な味があるわけじゃなくて、生姜とかみたいな体を温めたりする作用があるような食材が多く使われているって感じの味でした。野菜系の旨味が出てる感じ。考えてみれば「にんにく」なんかも薬膳料理の材料の1つですもんね。だから、「薬膳」と言っても、餃子が好きな人だったら誰でも普通に食べることができる味であると感じました。
僕はこのお店ではこのゆで餃子が一番好きですね。
こちらは薬膳焼き餃子です。焼き餃子も店員さんおすすめのにんにく醤油で頂きます。
この薬膳焼餃子も他の宇都宮餃子のお店と同じような小ぶりサイズでいくつも食べれそうな感じです。味は、この店の他の餃子の印象が強かったので、正直なところあまり印象に残ってないんですけど、具材はゆで餃子と同じ?っぽい感じで、いろいろと入っている味がしました。あっさり系の餃子ですね。にんにく醤油とよく合います。
薬膳スープ餃子は、スープそのものもいろんな具材で出汁を取ってるっぽい味がしました。生姜とかの味がけっこうしますね。スープには具としてきくらげや、硬めの湯葉が入っていてコリコリした食感がなかなかイケてる感じです。
餃子そのものは、ゆで餃子と焼餃子と同じ?っぽいですけど、薬膳パワーを感じられるスープと一緒に食べると、全然印象が違いました。
岩塩ラーメンです。そのまま注文すると卵は入っていないのですけど、お店の人に言われるままに卵トッピングをお願いしてしまいました。
麺は普通な感じの細縮れ麺。スープは塩気は少なめで一見するとスッキリした味わいですが、ものすごくいろんな野菜の旨味が染み込んでるっぽいのが食べていて感じられました。だから、普通のラーメンみたいに無駄にしょっぱくなくても十分に美味しいです。
食べ終わって店を出る頃には、外には順番待ちのお客さんが15人以上居てビビりました。
そう言えば、お店を出て歩きはじめたときに「めちゃくちゃ体が暖まっている」ということに気づきました。生姜とかがたっぷりはいっている様子だったので、おそらくそのおかげでしょう。ここで食事したら風邪とか早く治りそうかも。体の毒素とか出してくれそう!
和の中は、宇都宮で他にはないちょいと変わった薬膳餃子を試したい場合には、味的にも美味しいし良い店だと思います。
和の中では4種類のメニューを食べたわけですが、2人で取り分けながら食べたとは言え、かなりお腹一杯になってしまいました。餃子店のはしごをするにしては、大谷資料館で食べたアイスと、和の中の岩塩ラーメンが重たかったのかも。(美味しかったけど)
ちょいと余談になってしまいますが、本来であれば、和の中から歩いていける場所にある「幸楽」というお店にも行きたかったんですよ。実は。
他にも、この近所に正嗣の駒生店もあったりするので、駅から離れているけど実は餃子激戦区なのかもしれません。
でも、なんだかもうお腹が苦しくて諦めました。前日に飲みすぎて体力が削れられていたのがダメだったのかもしれません。次に宇都宮を訪れた際には、行ってみたいと思います。
餃天堂
バスに乗って和の中周辺から宇都宮駅に戻ってきました。
その頃には、少しお腹も落ち着いていたので、前日時間的に無理だった「餃天堂」の餃子を食しに行くことにしました。駅前にあるお店です。
このお店も大変な人気店のようで、立地の良さのせいもあるのでしょうけど、長い行列ができていました。しかし、みんみんや正嗣ほどじゃないので、「大丈夫だろう」と、たかをくくって並び始めました。
ところが、このお店、途中から全然列が進まないのね。(どうも、ガス系のトラブルがあったっぽいけど、特に説明などはありませんでした。)
結局、列に並びはじめてから1時間半くらいで、席に着くことができました。
お店の中は、びっくりするくらい汚かったです。窓はいつから拭いてないのかわからないくらい雨風の汚れがついてるし、内装にはホコリがつまめるくらい積もっていました。個人的には飲食店は清潔な方が好きなんだけど・・・まあこれはこれで雰囲気あると言えなくもないかもしれません。
このお店の餃子も少し変わった餃子でして、餃子の皮に米粉を使用しているそうで、モチモチとした食感が特徴なのだとか。非常に楽しみです。
僕は、焼餃子5個と水餃子3個の餃天堂セットを注文しました。
注文してからしばらくしたら餃子が運ばれてきました。
焼餃子はパリッとした食感と同時に噂通りのモチモチ食感が感じられて、なかなかいい感じです。ホント、他じゃ食べられない独特な餃子だよね。
焼餃子にはマヨネーズに一味唐辛子が合うとのことだったので試してみたら、これが予想以上に美味しかった!このお店の焼餃子に関してはタレに漬けて食べるよりもマヨ一味の方がずっと好きですね。
水餃子は、皮にほうれん草が練り込まれているのだそうです。きれいな緑色をしている見るからに変わった餃子です。
しかし、水餃子に関しては小麦粉がにちゃにちゃしたような食感がするし、スープの風味なども良い匂いに思えなく、どうしても好きになれませんでした。
まとめ
餃天堂を出た頃にはお腹いっぱい胸いっぱいで、「餃子はしばらくいいかな・・・」というくらいに満足感ありました。
一応、最後に「来らっせ」という、日替わりでいろんなお店の餃子が食べられるという店の前にも行ったのですけど、奥さんと話し合って「今日は、小麦粉の皮で包まれたひき肉と野菜を混ぜ合わせた料理は無理だ」という結論になりまして、店には入りませんでした。
関係ないけど「来らっせ」は「きらっせ」と読むのが正解なんだけど、知らなくて「くらっせ」と読んでいました。街を歩きながら「くらっせ!くらっせ!」と連呼していたので、気づいたときには恥ずかしくなって変な汗が出ました。
それにしても宇都宮は本当に餃子の街ですね。
街を歩いていると本当にたくさんの餃子のお店があります。正直な所、土地勘がない僕にとっては、どの店が美味しいのかなんてわからないので、ネットで調べて出てきた有名店を中心に回るしかありませんでした。でも、次回は隠れた美味しいお店とかも見つけれたらいいな・・・なんてことを思ったりもします。
今回は餃子店を中心に回りましたが、クラフトビールの美味しいお店もあったりするように、歩いていたら餃子以外のジャンルで良さげなお店も何件かありました。宇都宮は、食べ物に関して本当に魅力的な地域だよねと思いました。
ほぼ餃子の楽しい1泊2日の旅行でした。
宇都宮には、いつかまた遊びに行きたいです。