MIKINOTE

作品制作とその他思った事を書くブログ

悪質ユーチューバーに作品の画像をパクられて削除申請したけど個人情報知られたかもしれない件(追記あり)

追記:問題の動画が削除されました。一応の解決をしたということで、この記事内のYoutubeユーザー名とそれが分かる画像にモザイク処理をしました。そして、記事の最後の部分にも事の顛末を追記しました。


12月19日22時20分追記:記事の最後にさらに追記をしました。解決したと思ったら解決してませんでした。


12月20日追記:またパクりが発覚したので書きました。→闇が深すぎる…さらに8つのYoutube動画に作品画像をパクられてたことが発覚。 - MIKINOTE


現在、ちょっと事情があって実家に帰っています。

いろいろとあって、ちょいとばかりバタバタしてたのですが・・・まあそれはいいとして、昨晩、isLog〜イズログ@ishikawa67さんから突然Twitterのダイレクトメールが来たんですけど・・・

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どうやら、Youtubeの動画で僕の作った作品の画像をパクってサムネイル画像として使っているものがあるとのこと。

まじですか!こんなの言われないと気づかなかったですよ。教えていただいてありがとうございます。

早速、記載されていたページ見てみました。

f:id:takayukimiki:20161218083323j:plain ほう。

f:id:takayukimiki:20161218083335j:plain
なるほど。

f:id:takayukimiki:20161218083344j:plain なるほどね!

こりゃあ間違いなく、僕の作品の画像ですわ!!

しかも9万回以上も再生されてる・・・それにしても無断盗用するにしてもこんな使い方ってひどくないですか?この作品画像、無断使用&無断加工可能なフリー素材じゃないんですけど。

それに、例えばこのブログの他の画像とかだったら黙認しても良かったかもしれないですが、作品の画像はいろいろと困ります。一応、この画像を使ってDMを作ったり、展示会場の宣伝などをしたりする場合もありますから非常に迷惑です。

そんなわけなので、YouTubeに動画の削除の申請をしてみたのですが、これがまたなんともややこしいと言うか、面倒くさいと言うか、相当に酷い感じでして、正直なところ困惑しております。

Youtube著作権侵害の報告をした

www.mikinote.com

↑今回パクられた画像が掲載されているのはこの記事です。

※問題の動画は削除されました。

↑僕の作品画像のサムネイルを使用しているのはこの動画です。なるほどね、禁煙に関する動画だから、肺の画像が欲しかったってわけね。

あ、ちなみに動画の内容は非常に完成度が低いので、見なくて良いです。(それがまた腹立たしい。)

実は、動画をすぐに削除してくれさえすれば、この件は水に流そうと思っていました。

しかし、この人の他のアップロード動画を見ても、どうもネットのどこからから拾ってきた画像を継ぎ接ぎにしたものばかりという印象・・・おそらく殆どがパクリコンテンツです。しかも、動画を流そうとすると広告が表示されるので、それを使って収益を得ているっぽいです。

非常に悪質なので、こうやってモザイクなどで隠したりしないで公開することにしました。(拡散お願いします。)

メッセージを送ってみた

とりあえず、最初は穏便にすまそうと思い。昨日の夜、Youtubeのページからメッセージを送ってみました。

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↑こんな感じで、丁寧に「動画消せ」と送りました。

これで素直に消してくれるのならば、なかったことにしても良かったのです。

しかし、一晩経って今現在この記事を書いている午前11時半の段階で削除されていません。メッセージを確認して、動画を削除する作業なんて一瞬で終わるはずです。つまり動画を消す気なんてないということ。

なるほどね。

お前は敵だ。

著作権侵害を報告

そこで、Youtubeのページから著作権侵害を報告&動画の削除の申請をしてみることにしました。

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まず、PCで問題の動画のページを開き、「その他」→「報告」をクリックします。

ていうか、一晩で再生回数が増えて11万回を越えてた。動画にはバッチリ広告が表示されるんだけど、これでいくら位の収益になるんだろうなあ。

話を戻します。

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↑次に出てくる画面に出てくる項目で「権利の侵害」→「著作権の侵害」の順番で選択して、右下の「送信」をクリックします。

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そうすると↑のようなページに飛びますので、今度は「著作権侵害の申し立てを送信」をクリック。

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↑するとまた別のページに飛ぶので、問題の内容と動画と著作権を侵害された自分の作品について記入します。

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いろいろと記入して下の方にスクロールすると、↑こんな感じの画面が出てきます。

これらの項目に記入したり、チェックをしたりしてから左下の「申し立てを送信を」クリックすればOKです。

これが認めてもらうことができれば、動画が削除されます。

また、この申請が同じアカウントに対して、何度も行われて、それが認証されると、アカウントの凍結(削除?)されることもあるそうです。

相手に個人情報が通知される?

しかし、実はここで気になる部分を見つけました。

著作権者の名前は、無効にされたコンテンツの代わりに YouTube に公開され、違反が疑われる作品の説明とともに、請求の記載事項として公的に記録されます。氏名、メールアドレスをはじめとする他のすべての情報は正式な削除通知に記載され、アップロードしたユーザーに提供されます。

赤文字で書かれている部分なのですが、この文言の通りに解釈すると、どうもここに記入した個人情報は全て相手に提供されるらしいです。

え?ということは、住所氏名電話番号が相手に知られちゃうってこと?こんなよくわからん相手にそれらの情報を知らせちゃうの?

それってめちゃくちゃ怖いんだけど・・・

まあ、僕の場合は実名で活動しているから名前はいいんだけど、住所と電話番号は怖いなあ・・・家にピザが10人前とか届きそう。他には、匿名掲示板で情報を拡散されたりとかしたら嫌だなあ。

嫌がらせされる可能性は拭いきれないというか、個人情報を利用して僕自身にダメージを与える方法はいくらでもありますから、こんな方法でしか申請できないってのがひどすぎますわ。

確かにね。法律にうったえて削除の申請をするわけだし、場合によっては裁判になる場合もあります。だから、正確な情報が必要なのは理解できます。しかし、それが相手に全て提供されるって・・・どんなどんな嫌がらせで復讐されるかわかったもんじゃありません。

正直なところ、ここまで来て、申請をどうするかは非常に悩みました。

一時間程悩みました。だけど、多少のリスクがあっても、ここでやらないとこの動画が削除されることはないでしょう。なので、きっちりと住所氏名電話番号を記入して申し立て送信しときました。

申請が通れば、動画は削除されるでしょう。

まとめ

以上が、作品の画像がパクられてサムネイル画像に使われた件と、それに対して行った対応でした。

www.mikinote.com

先日も画像の無断盗用についての記事を書いたのですが、そのときは結論として「もう諦めるしかないな」と思っていました。

しかし、まさか作品の画像までやられているとはまったく想像していませんでした。他の画像だったらまだスルーする選択肢もありえたけど、作品の画像はダメですよ。色んな意味で許せませんでした。

Youtubeの事情はあまり良く知らないのだけど、Youtubeも最近問題になっているキュレーションメディアと同じく無法地帯ということなのでしょう。むしろ、もっともっと酷い?しかも、こんなので収益が得られてるわけでしょ?ありえないよね。

どちらにしてもパクリ野郎は滅びるべき。

それにしても、パクった悪質ユーチューバーも酷いけど、相手に個人情報を知られてしまうような方法でしか、パクリ動画を削除してもらう手段がないってことにも絶望しました。

しかし、相手が動く気配がない以上は、やるしかありませんでした。

もうちょっとなんとかならないものですかね?Youtubeさん。

ホントに今のインターネットは、著作権侵害の被害者に対して優しくないです。憤りを感じます。

もしも、僕の自宅に着払いで砂砂利が1トンくらい届いたら笑ってやってください。

また何か進展があったら追記します。


<12月18日追記>

今朝起きたら2通のメールが来ていました。

1つはYoutubeからです。

ご連絡いただきありがとうございます。問題の動画は、投稿したユーザーによって既に削除されています。

問題のユーチューバー自身が動画を削除してくれたそうです。良かった!

一応、自主的に動画を削除してくれたということで、この記事に記載したYoutubeユーザー名や動画のリンク等は削除したりモザイクかけたりする処理をしました。

もう、動画が消えたのだったら良いですよ。ええ。

もう1つは以下のようなものです。

コメント欄にリンク載せてコメントしたらその数分後に消えてました

ブログを見てくれた方が、問題の動画のコメント欄にこの件についてコメントしてくれたそうです。そうか、動画のコメント欄にコメントする手もありましたね。

おそらくこれを例のユーチューバーが見て、記事がはてブなどで拡散されていることに気づいて削除することにしたということなのでしょう。

これは、今回の無断盗用の件をシェアしたりなどで拡散してくれた皆様のおかげだと思います。ありがとうございます !

こういうことが二度と起こらないといいなと思います。しかし、パクリ問題はいたちごっこな部分があるから難しいんだろうなあ・・・


<12月19日22時20分追記>

実は、またこの記事を見てくれた別の方からメールが来まして、この記事のYoutubeユーザー以外にも同じ作品画像をパクって動画を作っている人がいるそうです。

親切に、具体的にパクリ動画のURLを教えて頂いたのですが、少なくとも7人のユーチューバーがパクりのパクりのパクりの・・・みたいな感じで、同じような内容の動画をアップしているようです。(動画の内容などは、これからじっくりとチェックして見てみますが、ちょっと確認しただけでもバッチリ僕の肺の作品の画像が使われていました。)

闇が深い。

マジでYoutubeってのは、ブログとかよりもずっとずっと無法地帯なんだなあ・・・なんてことを思いました。動画は画像検索にも引っかからないそうで、無断盗用が発覚しにくいという背景もあるっぽいです。

しかし、本来であれば、このようなことがあってはなりません。

他人の創作物をパクる行為は犯罪だし、何よりも、あーでもこーでもないと試行錯誤しながらものを生み出す人間に対する侮辱だと感じます。だからパクリ行為は絶対に許してはいけません。

おそらくここまでいくと、1個1個削除申請を出したりするだけでは根本的な解決にはならないと思います。むしろ、世間的な著作権に対する意識の改革が必要なのだと感じています。なかなか難しいですが、そうやって皆で相互的にパクリを監視するような体勢を作っていくくらいしか、解決する方法はないような気がします。

非常に頭が痛い問題ですよね。

ここ最近、いろいろと身の回りがバタバタしていて、自宅に帰宅したばかりで今日は余裕がなくてこの件についてまとめられないのですが、明日の夜辺りには記事にしたいと考えています。そんな感じなのでよろしくおねがいします。


12月20日20時追記:書きました。

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