先程、二泊三日の箱根旅行から帰ってきました。なんだか、食べてばかりで食い倒れの旅みたいになってしまったのですけれども、今日からは箱根の旅の話を中心にブログを書いていきますね。(主に食べ物の話かもです。)
で、箱根に到着して一日目のしょっぱなは、「湯葉丼」の専門店、「直吉(なおきち)」に行ってきました。
インターネットで検索して、箱根のグルメ情報を調べると必ずと言って良いほど紹介されている有名店?だけあって、非常に多くの人で賑わっていました。11時台に到着したのですけどねぇ。凄い人だかりが出来てました。
でも、客の回転率が良いのか、わりと早めに案内されました。効率よくお店が回っている雰囲気が好印象でしたよ。
とりあえず、まず最初の感想としては、注文して持ってきてもらった湯葉丼、めっちゃくちゃにグツグツしててびっくりした!
ご飯の炊き加減も湯葉丼の味もなかなかにおいしくて、いい感じのお店でしたよ。
箱根の湯葉丼専門店「直吉」に行ってきた
直吉は箱根の玄関口的な駅である、箱根湯本の駅の直ぐ側にあります。歩いて数分くらいですね。お土産物店などがたくさんある通りから、路地に入ってすぐの場所です。
お店の玄関にあるメニューを見てもらうとわかると思うのですけども、基本的に「湯葉丼」と「湯葉系の料理」が中心となっている感じですね。これは、湯葉丼を食べるしかない!
他にも、「湯葉そば」や「とろろごはん定食」などがメニューに書いてありました。
湯葉丼は、以前、山梨の身延山で、一度だけ食べたことがあるのですけれども、それがまた、けっこうおいしかったのですよねぇ。なので、期待に胸を膨らませつつ入り口をくぐりました。
混んでたけど、そこまで待たされなかった
お店に入ると、予想以上に混んでました。これ、ほとんど(全部?)観光客なんでしょうね。待ち客用に椅子も用意されているのだけれども、すでに一杯になっていました。
ちょっと関心したのが、客の待つ順番を管理しているのが、「タッチパネル式の機械で整理券を発券する形式」だったことです。これだったら、大量にお客さんが来ても、管理するのが楽ですよね。(ズルとかもできなそう!)
僕達夫婦がお店に到着して発券したのは11時21分だったのですけども、すでに8組くらいの客が並んでいました。(そのすぐあとに機械を確認すると、その倍くらいのお客さんが並んでたので、ものすごくタイミングが良かった!)
けれども、お客さんの処理能力が高いのか、わりと早めに案内されました。店員のおばちゃんが慣れてる感じでした。ガンガンに客をさばいていく感じ。
まあ、常に行列しているようなお店なのでしょうから、当然といえば当然ですね。
ただし、その場にいないと、容赦なくキャンセル扱いになってしまうので、注意です。
湯葉丼+湯葉刺しセット
店内はけっこういい感じにおしゃれ感あります。天井の木材の感じとかね。照明も味があって、雰囲気よいです。
せっかく、箱根まで来たんだ!ということで、ちょっと贅沢して「湯葉丼+湯葉刺しセット」を注文しました。これで1520円!
湯葉刺しなんかもすっごく好きなんですよねぇ。是非とも、それらを食したくなってしまったのです。
注文すると、すぐに湯葉刺しと豆腐用の醤油が入った、醤油差しが運ばれてきたのですけども、これも器がおしゃれです。この時点で、なんかこの店レベル高いぞ!って感じがひしひしと伝わってきちゃう感じです。
ただ、この醤油差し、おしゃれではあるけれども、使用時に、今まで経験したことがないレベルで、醤油がダバダバと漏れたので、その点だけはちょっと残念だったですね。
関係ないけど、おしゃれで機能的にも使いやすい醤油差しが自宅用に欲しいです。
煮立つ湯葉丼
少し待っていると、料理が運ばれてきました。流石、すっごく豪華!
「大変熱くなっておりますので、お気をつけ下さい」と注意されたのですけども、一番びっくりしたのは湯葉丼(の湯葉の部分?とでも言えばよいのか?)がものすごく煮立ってたことです。
すっごいグツグツです。
これを、白いご飯の上に乗せてからいただくという寸法です。カツオ系の出汁の味と、卵とじになっているのかな?これがいい感じにご飯とマッチしている食べ物でしたよ。
これ、最初は、どうしてご飯と別皿で提供されるのかと不思議だったのですが、食べてみて分かりました。
食べる直前まで、ご飯粒がベチャッとしないようにする工夫だったのですね。
ご飯がちょっと固めに炊いてある感じなのかな?
ぐつぐつのだし汁にひたされて、最後に卵でとじられている湯葉を、おいしく炊けているご飯に乗せてから食す!というのが、非常に良い感じだったのですよね。ものすごくご飯の炊き方にこだわりを感じました。
熱々の湯葉と、しっかりしたご飯の組み合わせが非常に好みの味でした。美味しかったです。
湯葉刺しと豆腐とこんにゃくきくらげ
湯葉丼も美味しいのだけれども、他の料理も非常においしかったです。「湯葉刺し」とかもいい感じでしたよ。
湯葉刺しは、意外と食感がしっかりしているんですね。なんだか、見た目的にはとろとろっとしているのかと思ったのだけれども、適度に歯ごたえのある感じの食べ物です。
大豆の自然な旨味と、わさびの風味がいい感じに合わさって、非常に美味しかったです。
昼から飲みたくなっちゃう味でした。
そうそう、昼から飲みたくなっちゃうといえば、この豆腐なんかも、完全にそう言う類の食べ物ですよねぇ。
これ、メニューには「姫豆腐」と書かれていたのだけれども、帰宅してから調べてみると、大平台温泉の名水「姫の水」で作った豆腐を「姫豆腐」と呼ぶのだそうです。(湯葉丼に使われている湯葉も姫の水を使用しているそうです。)
薬味(生姜とネギ)の味がいい感じに、他の味の濃い料理と相性バッチリって感じです。
↑それと最後にこちら、味的にも見た目的にも昆布の佃煮に似ているのですけれども、「こんにゃくきくらげ」という食べ物だそうです。
糸状だけれども、きくらげということで食感がコリコリとしていて、非常に小さい魚卵と混ぜ合わされています。これがまた、咀嚼する度にプチプチとしていていい感じのアクセントになっているのですよね。
初めて食べたけれども、なかなかに美味しかったですよ。たぶん、白いごはんと合わせてもいい感じにご飯が進む味なのではないかなあ。
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とまあ、こんな感じでかなりのゴージャスなお昼ごはんだったわけなのだけれども、あっという間に完食!
待っているお客さんも多いし、早く箱根の街を探検したかったので、ささっとお店を後にしました。
まとめ
湯葉丼をメイン商品としているお店であるだけあって、直吉のご飯は美味しかったです。
僕の勝手な持論かもですが、ご飯が美味しいお店っていうのはたいてい他のメニューも美味しいのですよね。いい感じに炊けている米と、湯葉の組み合わせがなかなかいい感じでしたよ。
超人気店なのか、お店は混んでて、ちょっとだけ待ち時間はあったけど、回転率も早くて、お客さんの多さにしては待ち時間は少なめに感じました。
湯葉って食べ物は、もともとはお肉が食べられないお坊さんのための精進料理の一種ですよね。でも、あんまりそういう感じはしなくて、普通に満足感の高い食べ物でした。まあ、湯葉丼は卵でとじられていたし、湯葉刺しも、姫豆腐も、こんにゃくきくらげもあったから、そりゃあそうですよね。
贅沢な食事でした。
箱根旅行の出だしとしては良かったのではないかと思います。おいしくいただくことが出来ました。
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