昨晩、やっとのことでポケットモンスタームーンのメインストーリーをクリアしました。
いやあ〜今回のポケモンはすごく楽しかったです。キャラもストーリーも魅力的だし、旅の途中で出会うポケモンもかわいいのが多かったです。ゆったりのんびりとゲームを楽しみました。
そんな中でも、僕の旅のパーティーで大活躍で、個人的にMVPをあげたい!と思っているのが「ナマコブシ」というポケモンです。
ナマコブシはその名の通りナマコがモチーフになっているみずタイプのポケモンです。
こいつがですね、かなり可愛くてですね、発売前に公式サイトにも載っていたビジュアルと設定を見てからずっと使ってみたいと思っていたんですよね。・・・ナマコブシをゲットしたい!というのがポケモンサンムーンを購入した理由の1つだったりして。
だけど、旅の仲間として使うには、ナマコブシはおすすめしにくいです。何でかというと、ナマコブシは相手に直接ダメージを与える技を一切使うことができないからです。相手を倒さないと物語が進まないわけだから、メインストーリーをクリアするまでの間でナマコブシを使う人は少ないんじゃないかな。
それを知ってから、僕も無理かなと思っていました。だけど、いろいろと戦い方を考えてみて、実際に使ってみると意外なほどに使えるやつでした。終盤は完全に我が軍の主戦力_でした。ナマコブシがいるとバトルが安定するんですよねぇ。
てなわけで、ナマコブシをどんな感じで活用してメインストーリーをクリアしたのかを書いていきます。
<目次>
ナマコブシの使い方
ナマコブシとは
ナマコブシ、かわいいよね。
撫でると、口(尻?)から、拳(内蔵)を出します。
拳に見える内臓
ナマコブシは、トゲや口を触られることを嫌がり、踏まれたりすると、口から拳のような形の内臓を吐き出し、殴りかかる。
(ナマコブシ|『ポケットモンスター サン・ムーン』公式サイトより引用)
もうね、完全にこの公式サイトの説明がイッちゃってるよね。内蔵で殴り掛かるポケモンって・・・ヤバくない?
このかわいいビジュアルと、キチってる設定のおかげで、ハートを鷲掴みにされちゃった感じです。
ポケモンサンムーンで、とある家のトイレにナマコブシがいて、話しかけると「ナカミィ…」って答えるのとか、最高に気持ち悪くて大好き。 pic.twitter.com/P1C400q7Hr
— 三木 崇行 (@mikitakanamono) 2016年11月18日
ゲーム内で初めてナマコブシに遭遇した時は、キモすぎてビビりました。
ナマコブシは使える!
ナマコブシはみずタイプのポケモンです。
みずタイプのポケモンって言うと、通常だと「みずでっぽう」とか「アクアテール」とか「ハイドロポンプ」みたいな技を覚えるイメージがありますよね。でも、コヤツときたら、相手の直接ダメージを与える技を覚えないのです。
少ないのではなくて、0です。普通のポケモンが最初に覚えるような「たいあたり」みたいな技すら全くありません。
ダメージを与える技はあるのだけど、普通に殴ったりするのとちがって、間接的に徐々に体力を削ったり、相手の攻撃に合わせて発動するような技だけです。また、倒されると同時に発動する特性「とびだすなかみ」というのもありますが、これもバトルの度に使うわけにはいかないですね。
それと、進化もしません。
いかにもごっつい巨大ナマコに進化しそうなビジュアルのポケモンですが、いくら成長してもこのまんまです。
故に、かわいいけど、非常に使いにくいポケモンというのがナマコブシのイメージなのではないでしょうか。
だけど、僕は使いました。パーティー全体のレベルが30後半くらいになってからですけどね。(ある程度、いろんな技がないとナマコブシはマジで戦えないので…)
終盤の試練で出てくる「ぬしポケモン」もナマコブシ一体で撃破しました。
最終戦に挑む直前はこんな感じのパーティーでした。平均して57〜58レベルくらいのパーティーです。出て来るトレーナーと野生のポケモンとたまに戦うくらいで、特別なレベル上げ行為等はしてないです。
ゲットしたポケモンをなんとなく選んでいったら、サンムーンの新ポケモンだけのパーティーになってしまった。
メインストーリーのラストバトルも、最後のトドメはナマコブシの一撃でした。
ナマコブシがいると、バトルが安定するんですよねぇ。
ただ、ナマコブシの闘い方は、どうしてもターン数と時間がかかるので、「愛」がないと使う気にはなれないかなっていうのは正直ありますね。
戦い方と覚える技や特性について
クリア直前のナマコブシの覚えている技とパラメーターはこんな感じ。(減ってたPPはアイテムで少し回復させた。)名前はつけない主義なのでそのままです。
ナマコブシの基本戦術は、「どくどく」と「カウンター」で徐々に削っていく感じの戦い方です。
そして、状況に応じて「みずびたし」で相手をタイプのみずタイプに変更させ、自分の体力が弱ったら「じこさいせい」で回復します。
非常に防御と特防が高いので、基本的に一発で倒される心配はないし、「たべのこし」を持たせてありますので、削っても徐々に回復します。相手からしたらすごくいやらしいだろうなあ・・・と。
また、万が一倒されても特性「とびだすなかみ」でダメージを与えることができるので、次につなげることができます。
努力値?なにそれ美味しいの?
そんな感じです。
どくどく
とりあえず、「どくどく」を使っておけば、耐えれば勝てます。ナマコブシは耐久力あるので、最大でも数ターン耐えてるうちに相手のHPが勝手に0になります。
また、1/16→2/16→3/16→・・・という感じで徐々にダメージ量が増えていくので、徐々に相手が苦しみながらじわりじわりと弱っていく様子を観るのが快感になりました。
ただし「どくどく」は、レベル45にならないと覚えないので、この技を覚えてからナマコブシが本格的に使えるようになるって感じですね。(わざマシンもあるけどね。)
終盤は、相手トレーナーが「かいふくのくすり」で状態異常&HPを回復してくるので非常にうざいのですが、使ってくるタイミングを読んで「どくどく」を使ったりしてました。時間は2倍かかるけど、安定して撃破できます。
カウンター
相手が物理技を使ってくる相手ならば、カウンターを使って倒すこともできます。
ていうか、相手が人ではなくてAIなので、警戒無しで、わりと普通に物理技を使ってくるので、そういう相手はかなり簡単に撃破することが可能ですね。
ナマコブシは防御力が非常に高いので、一発で落とされることもほぼありません。また、強力な攻撃をしてくるタイミングで「カウンター」を使っておけばその2倍のダメージを相手に与えることができるので、それだけ相手のHPが尽きるのも早くなります。
しかし、特殊技しか使ってこない相手には、「カウンター」は効果がないので「どくどく」で倒すしかないのが難点かな。
じこさいせい
「カウンター」や「どくどく」で相手が弱るのを待っている間にHPが減ったら「じこさいせい」を使います。
「きずぐすり」等のアイテムを使って回復させても良いのですが、それだと自分の力で戦っている感じがなくなってしまうので、なるべく「じこさいせい」で回復させていました。ナマコブシみたいなHPが減ること前提の戦法だと、毎回アイテムで回復させていたら、お金がいくらあっても足りないしね。道歩いてて、トレーナーに喧嘩ふっかけられたりする場合には回復アイテムの節約になります。
それと、ナマコブシは非常に素早さが低いポケモンなので、必ずと言ってよいほど後攻になります。なので、相手の攻撃を読んで、事前に「じこさいせい」を使用しておけば、次のターンHP全快状態でバトルを継続する・・・というテクニックもあります。
だけど、終盤のホントに最後のあたりでは「じこさいせい」だと回復量的に間に合わないときも多いので、そういう時は素直にアイテムで回復させていました。
みずびたし
意外と使えたのが、相手をみずタイプに変更する技である「みずびたし」です。
まず、対戦相手が「どくどく」が効かない「はがねタイプ」と「どくタイプ」の場合は、そっこーでみずびたしにしてしまいます。
そうすると、相手がみずタイプになるので、普通に「もうどく」状態にすることができます。あとはじわじわと弱っていくのを待つだけです。
また、相手の攻撃力が高すぎる場合も「みずびたし」を使います。
特に終盤になると、相手の攻撃もめちゃくちゃ強烈になっていくんですよ。そうなると、ナマコブシの高い防御と特防でも安定して戦いにくくなってしまいます。
そんなとき「みずびたし」を使えば、相手ポケモンのタイプ一致で攻撃力が上がっている技の威力を減らすことができます。例えば、相手ポケモンがくさタイプの場合「はっぱカッター」を使ってきても、みずタイプに変更してしまえば「はっぱカッター」の威力を減らすことができます。
これはけっこうでかいですよ。たぶん3分の2くらいに減るんじゃないかな?
そして、万が一相手がみずタイプの技を使ってきたとしても、みずタイプのナマコブシには効果が薄いので安心です。
道具:たべのこし
毎ターンHPが回復するので、もちものは「たべのこし」を持っていると、ただでさえしぶといナマコブシがさらにしぶとくなります。
相手によっては、「たべのこし」の回復量以上のダメージをナマコブシに与えることができなかったりするので、戦闘状況がこちらにとってより盤石なものになります。
(本当はゴツゴツメットでも良かったかもだけど、サンムーンはクリア前は手に入らないっぽいですね。)
特性:とびだすなかみ
非常に耐久力が高いナマコブシですが、油断していると不意に攻撃力の高い技を出されて、倒されてしまうことがありました。終盤だと、Z技とか使ってくるトレーナーも多くなるので、不慮の事故も普通に発生します。
そんな時、ナマコブシの特性「とびだすなかみ」が発動して、相手に与えられた分のダメージを相手に与えることができます。ただ普通に倒されるだけじゃないってことですね。
正直言って、終盤付近はけっこう苦戦したりもしました。そんなとき、強力なポケモン相手に「とびだすなかみ」が発動して助けられたことが何度がありました。
不採用にした技
ここまでのところで、ナマコブシの戦い方について説明してきましたが、補足で個人的に不採用にした技についても説明していきます。
レベルアップで覚える技の中には最後辺りまで使うかどうか非常に迷った技もいくつかあったんですよねぇ。
(わざマシンで覚える技は除外してます。)
いたみわけ
相手のHPと自分のHPを足して2で割る技「いたみわけ」は、ストーリーの途中までは使っていました。レベルが41になった時点では「みずびたし」は覚えないで「いたみわけ」を残していました。
回復が「じこさいせい」だけだと、PP的に足りなくなったりしそうだったし、ナマコブシの技の中で相手にダメージを与えることが可能な数少ない技の1つなので、自分のHPがギリギリのときに使用すると非常に便利です。
それに、「いたみわけ」の次のターンに倒されると、特性「とびだすなかみ」で残っていたHPと同じダメージを与えることができるので、確実に相手を倒すことができたりもします。(復活させるのが面倒なので、あまりそういう状況にならないようにしてましたが・・・)
しかし、終盤だと、「いたみわけ」の回復量だとどうしても間に合わないシーンが幾度かありました。そこで、最終戦に挑む直前で「みずびたし」を思い出させて、「いたみわけ」を消すことにしました。
しんぴのまもり
「しんぴのまもり」は5ターンのあいだ状態異常にならなくなる技です。
ナマコブシのこういう長期戦に持っていく戦法で、一番怖いのは状態異常だったりするんですよね。だから、状態異常を防ぐ技は役にたつと思います。
しかし、ストーリーでのバトルだと普通にアイテムで状態上は回復可能なので、他に使いたい技もあったので、不採用としました。
おきみやげ
「おきみやげ」は、自分が「ひんし」になる代わりに相手の「こうげき」「とくこう」をがくっと減らす効果のある技です。
自分が犠牲になることで、パーティーの役に立つ系のポケモンのナマコブシにはお似合いの技ですが、今回は普通にナマコブシ1匹だけでも戦える!って感じでやりたかったので、「おきみやげ」を覚えるのは止めときました。
それに、どうせ瀕死になるのならば「とびだすなかみ」を使いたかったので。
まとめ
以上が、僕が今回のポケモンサンムーンでやっていた、メインストーリークリアまでのナマコブシの使い方でした。
人によっては、めんどくさい!と感じるような戦い方だと思います。しかし、ナマコブシのレベルがある程度まで上がって技が揃ってからは、普通に使っていました。むしろ、主戦力です。技で回復できるポケモンなので、冒険中は回復アイテムを節約しながら探検できるのが良いですね。
それに、パターン入ると、これだけ安定していろんな相手と戦えるポケモンも少ないんじゃないかな。
戦闘に時間がかかるのは仕方ないので、そこのところは愛でカバーしましょう!
・・・おそらく、この戦法は相手がAIだからできるんですよね。対人戦だと、相手もバカじゃないので通用しない戦い方だと思います。
まだ良くわからないけど、クリア後もいろいろとやれることがあるみたいだし、むしろこれからが本番なのかな?って感じなので、まだまだ楽しんでやっていきたいと思います。
使っていける限りはナマコブシを使っていきたいと思います。

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