先日、池袋の超人気ラーメン店である「無敵家」で、「つけ麺」を食べてきました。
このお店、とにかくめちゃくちゃ行列ができていて、たくさんの人が並んでいるということでも、非常に有名なお店です。通りかかると、いつも長蛇の列ができていますからね。
無敵家は、メインのメニューは普通に東京とんこつラーメンなのですが、今までこのお店の「つけ麺」は食べたことがありませんでした。
そこで、興味本位で、今回はつけ麺を注文してみたというわけです。「なかなか美味しい」って感じでした。
なんというか、万人に受け入れられそうな感じの味のつけ麺でしたね。
あ、ちなみに、無敵家さんは、先日書いた記事のラーメン屋さんではないですよ。
無敵家のつけ麺と、並ばなくて済む方法
公式ページ→麺創房無敵家
無敵家を訪問するのはかなり久しぶりでした。多分2年ぶりくらいかな?池袋に行く機会があっても、なかなかこの店で食事をしなかったのは、長い時間並ぶのは勇気が必要だからですね。
だけど、開店直後くらいの時間に行けばけっこう大丈夫です。そこまで並びません。
無敵家の開店時間は10時30分なのですが、10時45分くらいに到着した時点で、すでに10m位の行列ができていました。そして、そこから並び始めて30分位で入ることが出来ましたよ。このくらいで入れたのは非常にラッキーでしたね。GW中の休日だったのもあって、同じことを考えて並んでいる人も多い様子でした。
30分という時間は長いっちゃ長いですが、このお店の並ぶ時間としては短い方です。
ちなみに、食べ終わった後、無敵家の向かいにあるジュンク堂に行ったのですが、上の方の階からみたら、少なくとも50メートル以上の蛇みたいな列ができていました。特に休日はヤバイですね。ホントに列が途切れないです。
回転は早いけど、ピーク時には行く勇気がないなあ〜流石に。
追記:夜遅くまで営業しているので、深夜の一時とかに行くのがおすすめだそうです。
http://b.hatena.ne.jp/entry/287135849/comment/gameshop-aki
本丸麺
↑ちなみに、これは前回無敵家に行った時に撮った「本丸麺」の写真です。
おそらく、無敵家で最もスタンダードなメニューであると思われます。
豚骨ラーメンとは思えないほどクリーミーで臭みのないスープが特徴のラーメンですね。やっぱりね、この完成度の高さが無敵家の魅力だと思うんですよね。
尖った特徴はないんだけど、誰もが美味しく感じることができる豚骨ラーメンという印象のラーメンです。豚骨スープな苦手な人や、初めて豚骨ラーメンを食べるような人には非常におすすめなラーメンです。
今回は、初めての「つけ麺」を注文したわけだけど、こちらはどうなんでしょう?
外国人が多い
列を並んでいる時にちょっと気になったが、外国人のお客さんが非常に多いということですね。
前も後ろも、お隣の国の方々でしたよ。
列に沿って、外国人客用の注意書きがされています。
なるほどね、ナンバーを伝えるだけで、英語、中国語、韓国語のメニューをもらえるということですね。こりゃあ、よく出来てる!
店の窓に貼ってあったのだけど、どうやらトリップアドバイザー「2015年エクセレンス認証」というのを受賞したみたいですね。だから、外国の方が多いのでしょうかね。
なんかね、僕が浪人とかしていた時代は、このお店のラーメンを食べて癒やされたもんだけど、もはやそういうのはちょっと違うのかも知れないですね。無敵家。(当時はここまで並ばなかった気がする。)
人気があるのは良いことだと思うけど、なんか複雑な気分。
列に並んでいる時に注文
列に並んでいると、店員さんが注文をとりに来てくれました。
基本はやはり「本丸麺」でしょうかね。久しぶりだから、本丸麺か「ねぎ麺」なんかも気になったんですが、今回はやめときました。
そんで、つけ麺は食べたことなかったので、なんか惹かれて、つけ麺(醤油味)にしちゃいました。
いやあ、実は、この日はものすごく暑くてですねぇ。並んでいる間に、とてもじゃないけど、ラーメンを食べる気分じゃなくなっていたんですよ。
あつもりも選べるそうですが、もちろん冷もりにしておきました。
家を出る時までは、熱いラーメンを食べる気まんまんだったんですけどね。
無敵家のつけ麺を食す
さて、並んでいると順番が来て席に案内されました。
そしたら、30秒位でつけ麺が出てきました。この早さにはびっくりしましたね。さすが、超人気店!
こちらが、無敵家のつけ麺です。金額は同じなので、大盛りにしました。麺は中太麺と太麺から選べるのですが、太麺を選択しました。
具は全て別皿に乗って出てきます。自分のタイミングで、スープに浸しながら食すスタイルですね。
また、上記のようなカードも同時に渡されまして、食べ終わったらこのカードを店員さんに見せると、スープ割り用のだし汁を持ってきてくれるのだそうです。
非常に効率的でわかりやすくて良いですね。
あのとんでもなく長い行列を、上手いことさばくための工夫と手際の良さが随所に感じられて、非常に好印象でした。
味は?
麺は、非常に太めで硬めでしっかりした食感で、非常に僕好みでした。程よい時間茹でられて、きっちりと冷水で締められた感じの麺ですね。
つけ麺は、ワシワシ食べるような、この感じがいいんだよね。
スープは、なんというか・・・(良い意味で)普通なかんじですね。酸味はほとんど感じられなくて、豚骨の臭みとかもほとんど感じられないところは、本丸麺などとも共通している所です。
つけ麺によくありがちな、カツオっぽい魚介系の風味も全くと言ってよいほど、ほとんどないです。
いや、「そもそもこれは豚骨スープなのか?」という疑問も感じました。なので、公式ページの説明書きを見てみました。
●とんトロソース仕立ての醤油味
トロトロのやわらかな豚肉特製ソースで肉の旨味を強調した醤油味です。
(http://www.mutekiya.com/sosaku/tsuke_s.htmlより引用)
うん、よくわからないですね。
だったら、まあいいか・・・
とにかく、この癖のない豚系スープに麺をつけていただきます。
けっこう脂分も見た目的には多い感じではあるんだけど、意外とさっぱり食べれる味です。豚特有の癖っぽい感じがいい感じに排除されているスープだからかな?
多分、外国人などの豚骨系スープに慣れてない人でも普通に美味しいと感じることができる味なんじゃないかな。
なかなか美味しいです。
ただ、別に癖っぽいつけ麺とかも普通に美味しいと感じられる僕には、若干物足りない感もありました。
なので、途中で、テーブルに備え付けてあった「特製ブレンド節粉」と「コショウ」を投入してみました。
うん、これは合うね。コクと旨味が増した気がしました。僕的にはこれらを入れた方が好みかな。
あっという間に麺を食べきってしまいました。
最後のシメでスープ割りをいただこうと、先ほどのカードを店員さんに見せると、和風のだし汁入りのポットを持ってきてくれました。
これを、残ったスープの中に入れて薄めて、飲むというわけです。(蕎麦湯みたいなもんです。)
やっぱり、最後のスープ割りはいいですよね。つけ麺って、基本的に麺が冷たいから、食べ終わる頃にはスープも冷たくなっちゃってるんですよ。
そこに熱いだし汁を入れて、れんげですくいながらいただくと、すごく美味しいです。カツオ系の出汁の風味がプラスされて非常に良い香りです。ずっと飲んでいたくなっちゃう。
すごく癒やされます。
ごちそうさまでした。
まとめ
ちなみに無敵家はこの池袋のお店だけなのだそうです。これだけ有名なお店だったら、暖簾分けとかして大きくなっていきそうなもんですけど、それをあえてやらない方向性のようですね。
"麺創房無敵家"は当店の登録商標で、現在は池袋店1店舗のみでございます。新宿に同名の店がございますが、現在は無関係です。以前は暖簾分け店でしたが、味や接客等において違いがありすぎる為に除名致しました。
(麺創房無敵家|Q & A Question and Answerより引用)
それだけのこだわりを持ってラーメンを作っているお店ということなのでしょう。
ただ、あまりにも長い行列にビビってしまうので、なかなか食べにいける機会が少ないというのがちょっと残念なところです。時間帯を調整して訪問しないと、かなりの長時間並ぶことを覚悟しないとならないでしょう。非常に完成度の高い豚骨ラーメンを食べることができる店なので、たまに行きたくなるんですけどね。
まあ、本当のピーク時に訪問したことはないので、実際のところどのくらい並ぶのかは予想できないんですけどね。今度、試しに並びに行ってみようかしら。
つけ麺は、個人的にはめちゃくちゃうまい!というほどではなかったけど、なかなかおいしかったです。ホント、誰もが美味しいと思える味作りだなあ〜という印象を受けました。
麺は、コシがあって非常に美味しかったです。
次にいつ行けるかはわからないけど、そのうちに再訪問したいと思います。