先日、街で買い物するためにお出かけしたのですが、お昼に月見そばを食べました。
と言っても、本格的な蕎麦屋で・・・というわけではなくて、駅の立ち食いそばでですけどね。
「安い」「早い」「(そこそこ)美味い」の三拍子が揃っている、駅の立ち食いそばってなかなかに魅力的だと思うのです。
なので、たまにだけど利用することがありますよ。立ち食いそば。
特に急いでいる時なんかは、食券渡したら10秒位で出てくるので、非常にありがたいです。安いから、味わって食べるというよりも、ささっと食べちゃう感じでいただいて、食べ終わったらそそくさと店を出て、電車に乗るのです。
立って食べなくちゃならないけど、それはそれで、ある種の風情がある気がします。
そして、味的にも「めちゃくちゃ美味い!」というわけにはいきませんが、そこそこの美味しさはあります。
駅そばがけっこう好きです
駅のそば屋がけっこう好きです。毎日だと飽きるけど、たまにだったらいいよね。
僕は、夏は「もりそば」や「ざるそば」を注文することが多いのだけど、温かいそばの場合には、決まって「月見そば」を注文します。
なんか好きなんですよね。立ち食いそばの月見そば。
先日、箱根旅行に行った時に食べた本格的な蕎麦とは比較にならないけど、それとはまた別の魅力があるんですよ。立ち食いそば屋のそば。
月見そばを食す
食券を出したら、お店のおばちゃんが秒単位で提供してくれる月見そば。一体全体いつ茹でているのだろうか?
立ち食いそばでの月見そばは定番ですよね。
ちょっとだけ七味とうがらしをふりかけてから食すのが好みです。
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月見そばの食べ方って、けっこう人それぞれだと思います。特に、「卵を崩すタイミングはいつなのか?」というのは、日本人全体の未解決の重大な問題と言っても過言ではありません。
僕の場合は、つゆに浮かんでいる生卵には触れずに、まずは一口か二口、そのままそばをすすります。
普通においしい。
そんなに、まじめに味わうべき蕎麦ではないということはわかっているのだけど、最初に素の味を知っておくことで、1つの月見そばで二度楽しむことができるからです。
今の時期(4月)はそこそこ暖かくなってしまったけど、真冬に駅で温かいそばを食べると、より一層おいしく感じられます。ハフハフと白い吐息が口から出てくる中で、温かいそばをすすのは良いもんですよ。
で、ある程度満足したら、早めに生卵の黄身を潰して、かる〜く混ぜてしまいます。
スープが熱いうちに混ぜてしまえば、白身の部分なども熱で白く固まってきます。その方が食べやすいので、汁がまだ熱いうちに卵の黄身を潰して混ぜちゃう派なのです。
そして、生卵の黄身の部分が麺に絡むように、ズルズルっと食べ進みます。
うん、つゆの味と卵のまろやかさが合わさって、美味しい。
立ち食いそばのそばは、そばという食材としての繊細な香りなどはほとんど感じません。ゆえに、そばとしては非常に安っぽい味なのだけど、だからこそ、生卵の力を借りて、コクと旨味をパワーアップさせるというわけですね。
だから、立ち食いそばでは月見そばが好きなのです。
ごちそうさまでした。
スープを全部飲んでしまうと塩分過多なので、全部は飲みません。この月見そば、360円だったのだけど、そのくらいの値段だったら、つゆを残しても心が痛みませんよね。
まとめ
立ち食いそば、けっこう好きなのですよね。
非常に安いそばなので、そんなにレベルが高い食べ物ではないけど、安いなりの楽しみかたというのがあると思うのです。
立ったまま食べるわけなので、なんだか非日常的な感じがしてワクワク感があります。それに、時間の節約にもなります。食券を買ってから、食べ終わるまでは10分もあれば十分でしょう。
電車の乗り継ぎのちょっとした待ち時間を利用して食事を済ますことができるので、非常に便利な存在です。
味も、最近の駅そばは悪く無いと思います。すっごく美味しい!というわけではないけど、そこそこ美味しいし、金額が安いのが魅力ですね。
特に月見そばが好き!
どの駅の立ち食いそばでも、月見そばは一定の美味しさがあるので、安心して食べることが出来ます。
毎日、立ち食いそばだと飽きてしまうと思うけど、たまにだったらけっこう良いものだと思いますよ。