昨日、「家にテレビがなくて普段全く観ないから飲食店のテレビがうるさく感じる」ということを書きました。ですが、そんな僕でも子どもの頃には大好きだったテレビ番組もあったのですよ。その一つが『伊東家の食卓』という番組です。
この番組、僕と同じ世代の人はよぉく知っているテレビ番組なのではないかと思います。番組内容としては「裏技を紹介する」という普段の生活でも役に立つかもしれないものでした。
けれども、伊東家の食卓で紹介されていた裏技は、普段も使えるような(下準備などが面倒くさくなくて)本当に便利な裏技って少なかったような気がします。番組内で紹介する時のエンターテインメントとしてのおもしろさがあったとしても、実際に生活の中で使えるかどうかというのは別問題だからです。
そんな『伊東家の食卓』で紹介されていた裏技の中でも、いまだに記憶に残っていてかつ、便利に使えているものが3つあります。この記事ではその3つの裏技について書いていきたいと思います。
伊東家の食卓の裏技で記憶に残っている裏技っていくつくらいある?
裏技紹介番組としての「伊東家の食卓」の放送されていた期間は1998年10月から2007年3月13日の間なのだそうです。およそ9年半程も続いた長寿番組だったというわけですね〜。今になって思えば、あの頃はテレビがおもしろかったなあ〜と思います。
上記のサイトに「伊東家の食卓」の番組中で紹介された、ものすごい数の裏技が載っているのを見つけました。想像していた以上に「そんなのあったっけ?」というものばかりで逆に驚きましたよ。数もとんでもない量です!
当時は素直に「すごいなあ〜」と感心しながら番組を観ていたはずなのですけどね〜。あなたはどのくらいの数の裏技を覚えていますか?
僕は、ちょっと考えてみたのですが、かなり少ないですね・・・。そして、その中でも、具体的にやり方を覚えている裏技は3つだけです。けれども、この3つは日常的に使用していまして、超便利な裏技だと個人的には思っております。
歯磨き粉のチューブを最後まで使い切る裏技
まず一つ目は「歯磨き粉のチューブを最後まで使い切る裏技」です。
ペターンとなってしまって、これ以上出ないよ!というくらいにまで使い切ったつもりになっていたとしても、実は歯磨き粉のチューブって、まだ何回か使えるのですよ。
- 歯磨き粉のチューブ、これ以上どうやっても出てこないよ〜
- 指でパコッと変形させるような感じでチューブの内部に空気を入れる
- キャップを締めてから、指で尻尾の部分をつまんでスナップ(手首の回転)をきかせながら15秒ほどブンブンと振る
- すると、使いきったと思っていた歯磨き粉がちょっとだけ出てきた!
チューブ内にパンパンに空気を入れた状態で振ると、遠心力で歯磨き粉がチューブの入り口付近に集まるのを利用した裏技です。しかも、一度これをやっても終わりではなくて、次回以降も1〜4を繰り返せば何度か出てきます。ホントのホントに最後まで使い切ることができるので、非常にエコな裏技です。
歯磨き粉が終わりに近づくと、いつもやっております。
ちなみに、ブンブン振っている途中でキャップが開いてしまうと、周囲に歯磨き粉が飛び散ってしまうので、そこだけは注意が必要です。
くしゃみを止める裏技
次は「くしゃみを止める裏技」です。
くしゃみというのは、人間の生理現象ではありますが、どうしても我慢しなくてはならない瞬間も必ずありますよね。以前、クラシックのコンサートを観に行った時は、くしゃみが出そうになって大ピンチでした。
- くしゃみをしてはいけないのにくしゃみが出そう・・・
- 自分の限界と思えるくらいまで一気に口を開く
- なぜかくしゃみが止まった!
これ、口を「ハッ!!」と開くだけでくしゃみが止まっちゃうという裏技なのです。不思議ですよね〜。理屈はよく覚えていませんが、その効果は保証しますよ。自分の限界を超えそうなくらいにまで一気に口をガバッと開くのがコツです。
ただ、いきなりカパッと口を開けたりしたら、周囲からへんな人だと思われてしまうのが問題点ですね。なので、大口を開けるときは、手で口の周囲を塞ぐと良いですよ。
口を開けるだけで、バレずにくしゃみを処理できるようになりますから、おすすめです。
わさびが鼻にツーンとくるのを防ぐ裏技
最後に「わさびが鼻にツーンとくるのを防ぐ裏技」です。
わさびを大量に食べてしまうと、鼻にツーンときてしまいますよね。あのわさび独特の辛味はなかなかなれることができないものですが、この裏技を使えば「ツーン」をかなり緩和することができるのです。
- わさびで鼻がツーンと来てしまったあ〜、これはきついぞ!
- 鼻から吸って口から息を吐く。これを数回繰り返す。
- 「ツーン」が消えた!!
これ、言ってしまえば呼吸の仕方を変えるだけですね。ジョギングの時の呼吸法と似てるかもしれません。「鼻から吸って口から吐く」たったこれだけです。
当時の番組内で説明されていたのですが、なんでも鼻の奥の方にわさびの「ツーン」を感じる場所があるので、この呼吸法を使えばわさびの刺激的な空気がその部分を通過しなくて済む・・・ということだそうです。
これだけで、ホントびっくりするくらい、わさびの独特な辛味に耐えることができるようになりますよ。
以前、地元のお寿司屋さんでわさびの海苔巻きだという「涙巻き」というお寿司を食べた時は予想以上にわさびがきつすぎてマジで涙が出てきたのですが、この裏技を知っていたおかげでなんとか生還することが出来ました。
いざというときには素晴らしく実用的な裏技だと思います。特にデメリットもないですから、わさびが苦手な人はぜひお試しください。
ただし、間違えて口から吸って鼻から息を吐くと逆効果ですからお気をつけ下さい。とんでもないことになってしまうかもしれませんよ!
まとめ
以上の3つが、今はなき人気番組「伊東家の食卓」で紹介されていた中で、いまだに使っている裏技でした。どうでしょうか?これらの裏技知っていましたか?
他になんとなく覚えているのは、卵の殻をむきやすくする裏技だとか、ダンボールをきっちり縛る裏技などでしょうか。でも、下準備がめんどくさかったり上手くいかなかったりで、結局のところ 自分的には定着しなかったのですよね・・・。やはり、生活の中で自然に使うことができる裏技だからこそ、知っている価値があるものだと思います。
現在、我が家にはテレビがありません。
しかし、そんな僕でも、子供の頃や学生時代の前半は、今では考えられないほどの時間、テレビを観ていた時期がありました。
まあ、当時は娯楽がそれくらいしかなかったというのもありますよ。インターネットなんて言う便利なものにはまだ縁がない時代でしたからね。でも、今になって思えば当時のテレビ番組は「おもしろかった」と思うのですよね。伊東家の食卓なんて、当時は「すげ〜っ便利!」と夢中になって観ていましたから。
最近テレビをほとんど観ていない僕が言うのも何ですが、最近のテレビ番組はなんとなくパッとしないイメージがありますよね。ずーっと受け身な感じで垂れ流しにしちゃうところとかも嫌だし・・・
その点、昔は「伊東家の食卓」のような、番組終了から9年位経った今でも現役で役に立っているような情報を紹介していた番組があったのです。今の時代になって思い出しても「おもしろかった!」と思えるし、目から鱗が落ちるような裏技が紹介されると素直に感動していました。
今の時代というのは何もかもが出尽くしてしまって、どんなものを作っても「パクリだ!」とか言われちゃう時代ですけども、当時のテレビ番組に対する興奮を思い出しながら比較すると「なんだかな〜」と微妙な気持ちになってしまいます。もうちょっと魅力的な存在にならないもんかね〜と、「伊東家の食卓」のことを考えながら思ってしまいました。
テレビは持っていないし、これからも買う予定はないので、僕にとってはどちらでも良い話かもですが・・・
・・・ま、そんなわけで、伊東家の食卓はおもしろかったなあ〜、いまだに使っている裏技が3つもあるよ!という話でした。
おしまい。
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