最近、ジャガイモの細切り炒めにハマっています。
以前も、ジャガイモの炒め物についての記事を書いたのですけど、その時とは違ってさらに細かく千切りにしたジャガイモで炒め物を作っています。
気づいたんですけど、ジャガイモの炒め物は出来る限り細かく千切りにしたほうが美味しい気がします。極細千切りにしてから炒めたジャガイモは、味付けをシンプルにしても十分に美味しいです。
食感がシャキシャキでそれだけで十分イケる感じです。
そんなわけで、最近はいろいろと試しながらジャガイモを細かく刻むための研究をしています。
まだまだ修行が必要なのですけど、コツ・・・というほどではないですが、やり方次第でかなり細かく千切りすることができることがわかったので、書いてみることにします。
<目次>
ジャガイモの千切りの方法
今回はこの2つのジャガイモを使ってシンプルなジャガイモの細切り炒めを作っていきます。
理想を言うと、もうちょい大きめのジャガイモを使うと千切りもやりやすいのですが、近所のスーパーで安売りしていたジャガイモが冷蔵庫の中にちょうどあったので、使います。
今回、味付けは塩とコショウだけですが、ジャガイモの切り方と炒める時間が適切ならば、美味しい炒め物ができます。食感重視です。
また、包丁が切れないとうまく千切りできないので、包丁が切れないのであれば、事前にしっかりと包丁を研いでおきましょう。

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半分に切る
まず、ピーラーでジャガイモの皮を剥きます。
↑そして、ジャガイモを包丁で半分に切ります。
そしてここからが練習していて気づいたコツなのですが、ジャガイモに少量の水をかけてから切り始めます。まな板の上をビシャビシャにした状態で包丁を使っていきます。
こうすることで、まな板に表面張力?とかの関係でベタッとくっつく感じになります。そうすると、包丁を入れても、ジャガイモがまな板にくっつく感じになるので、包丁にはくっついてきにくくなります。なので、スムーズにサクサクと切りやすくなるってわけです。
薄く切る
まずは、半分に切ったジャガイモを薄く切っていきます。頑張って出来るだけ薄く切ります。
最後まで切り終わったら↑このようにして、ジャガイモの薄切りと重ねるようにして並べておきます。
できるだけ綺麗に並べるほうが、その後の千切りがやりやすいです。
細切りにする
ここから細切りにしていくわけですが、その前にジャガイモの薄切りに少量の水を再度かけておきます。
これで準備OK。
ここからはひたすら根気の勝負です。
自分のできるだけの集中力でジャガイモを細く細く刻んでいきます。
事前にぶっかけておいた水のおかげで、包丁の方にジャガイモがくっついてこないので、かなりスムーズに切ることができるはずです。
ジャガイモ一個分の千切りができました。
水にさらす
千切りしたジャガイモはすぐにステンレスボウルに入れた水の中に入れておきます。
こうして見てみると、なかなか細かく千切りすることができたのではないでしょうか。
今回は炒め物にするので、ある程度余計なデンプンを水にさらして落とします。そうしておかないと、デンプンが熱が固まって、ネチャっとした炒め物になってしまいます。水にさらすことで、それを防ぐことができるのだそうです。
もう1つのジャガイモも同じようにして千切りにしてしまいます。
切れた。
もう1つのジャガイモも水を張ったステンレスボウルに入れておきます。
ジャガイモを水にさらすのは、ジャガイモが変色してしまうのを防ぐ目的もあったりします。
炒める
ある程度(10分位?)時間を置いたら、水を切ります。
油をしいたフライパンに千切りにしたジャガイモを移して炒めていきます。油は、今回はごま油を使ってみました。
特に普通の炒め物とやり方が違う点はないですが、コツは手早く炒めることです。
相当に極細なジャガイモの千切りなので、火が通るのが早いです。短時間で食べられる状態になるはずです。すぐに火が通るので火の強さは強火じゃなくて、弱火〜中火くらいで大丈夫です。
炒め時間が長すぎると、シャキシャキの食感がなくなってしまうし、ベタベタ感も出てきてしまうので、程よいところで完成ということにするのが美味しく炒めるコツです。
ジャガイモ全体に透明感が出てきたらOKです。
すぐに塩と胡椒で味付けをして、盛り付けます。
完成
完成です。
以前よりもかなり細かいジャガイモの細切り炒めです。
食感がシャキシャキしていていい感じです。うまく表現できないけど、これだけ極細にするとシャキシャキの質がぜんぜん違うんですよねえ。
味付けはシンプルなんだけど、これはこれで十分な気がします。食感って大事なんだなあ・・・と、そんなことを思いました。
でも今度、以前みたいに豆板醤とかにんにくとか入れたやつも作ってみよう。
光にかざすと透明感があって、綺麗です。これだけ見るとジャガイモに見えないかもね。
まとめ
以上が、ここ最近のジャガイモの千切りを研究してわかったことと、その成果でした。
写真だとそれっぽく切れているように見えるかもしれないけど、実際にはたまに切れてない部分があったりしたので、まだまだ修行が必要です。
以前よりは随分と細かくできるようになったんですけどね。
均一に極細の千切りができるようになったら、もっと美味しい炒め物ができるかもです。料理は、包丁の使い方で味も見た目もまるっきり変わってしまうのもおもしろいところですね。
あとは切るのに使う包丁も、よく切れる菜切り包丁とかがあると、もっといけるのかもしれません。今度、どこかで良さそうな包丁を見つけたら買ってみることにします。(鋼の菜切包丁が欲しいなと思ってるんだけど、錆びさせちゃいそうで不安なんだよね…)

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