煮卵を作りました。
以前、上記の記事を読んでからというもの、ずっと作りたいなと思っていたんですよ。煮卵。
そんでですね、この記事を参考にしつつ、自分なりのアレンジも加えつつ作ってみたら、めちゃくちゃいい感じにできちゃいました。
本当だったら、めんつゆを使うともっと簡単で良いのですが、困ったことに我が家ではめんつゆは常備してないんですよね・・・
そこで、塩昆布と醤油を使って煮卵を作る方法を思いついたのでやってみました。卵を漬けている間に、昆布から出汁が出てきて、擬似的なめんつゆみたいになっちゃうようなイメージですね。
「塩昆布を使う」ということで、ちょっと変わった作り方ですが、味的には完璧に煮卵ですね。想像以上に美味しい煮玉子ができます。
おつまみにしてもいいし、普通にラーメンに入れて食べてもよいですね。煮卵は夢がある食べ物だと思います。
<目次>
煮玉子のレシピ
使用する食材と調味料
今回の煮卵作りで使用した食材と調味料は以下の通りです。
- 卵:7個(後で+1個しました)
- 醤油:大さじ6
- 塩昆布:適量
- 水:300cc
後で書きますが、最初、卵6個で作ろうとしていたところ、諸事情により1個プラスして7個の煮卵を作りました。
調味料の量は、今回使用したタッパーの大きさで決定した量です。卵の量というよりも、いい感じに浸かるくらいの調味料の量というかんじですね。作る煮卵の個数で、調度良いタッパーを用意するのがけっこう大事です。
調味料の比率的には、上記のような感じで、使用する容器の大きさに応じて、調味料の量を調整すると良いでしょう。
それと、塩昆布の量はメーカーによって塩分量とかも違うだろうし、多少量が増減しても大丈夫なので「適量」と書いておきました。シビアじゃないので、まあ適当な感じで!(後で画像で量の感じを見せます。)
卵を茹でる前に
卵を冷蔵庫から出して、早速茹でていきたいところですが、その前に一つやることがあります。
卵の気室のある、お尻の方(丸みがゆるい方)に小さな穴を開けます。そうしておくと、卵の殻をむきやすくなるんですよ。
画鋲などを使用してもできるのですが、我が家にはこういう時に非常に便利な「からむき上手」という道具がありますので、これを使います。
卵のお尻に穴を開けるためだけの道具です。
この道具に卵を押し付けると、針が飛び出てくるので、簡単に殻に穴を開けることができます。地味に便利!
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卵を茹でる
卵に穴をあけている間に、鍋に水を入れてお湯を沸かしておきます。
グツグツと沸騰してから、卵を全部投入します。
この時、お玉を使って、そうっと卵を熱湯に入れるようにすると、鍋底に卵が当たって、割れてしまうのを回避することができますよ。割れてしまうと、茹でている間に中身が出てきてしまうので・・・
今回の煮卵作りでの、茹でる時間は8分にしました。
卵の茹で時間に応じて、半熟とか固茹でを調整することができるのですが、正直言って思い通りに調整するのは難しかったりします。
- 6分→すごく半熟卵
- 8分→まあまあ半熟卵
- 10分→固ゆで卵に近いけど、半熟卵の名残もあるゆで卵
- 12分→固ゆで卵
↑冷蔵庫から出してすぐにゆで始めたら、大体こんな感じのイメージですね。
常温の状態だと、もっと茹で時間は短いかもです。
今回は半熟過ぎないくらいの半熟を狙いたいので「8分」という時間を設定しました。
最初の3〜4分の間、菜箸を使ってコロコロとゆっくりと卵を転がすようにかき混ぜると、黄身が偏ってしまうのを防ぐことができます。
特に煮卵を半熟でいい感じに仕上げたいのであれば、やっといたほうが良いですね。偏ってると、黄身の固まり方も偏ってしまうので・・・それに、見た目も美しくできるしね。
殻を剥く
8分後、茹で上がったら、ガスコンロから外して、水道のあるシンクの方に鍋を持っていきます。
水道水をジャーっと鍋に注ぎつつ粗熱を取ったら、氷を投入して、3分ほど冷やします。
こうして急激に冷やすことによって、卵の殻をさらに剥きやすくすることができます。
それと、これ以上、余熱で火が通らないようにすることで、黄身の半熟感もいい感じに仕上げるためでもあります。白身はしっかり火が通っていて、中心部分はとろっとした感じの煮玉子になります。
殻剥きは、水道水をちょろちょろと出しながら、水流を当てながら剥いていきます。
そうすると、気持よくツルンと殻が剥けます。
いろいろと、殻を剥きやすくなるために工夫したお陰ですね。
漬ける
殻を剥き終わったら、適度な大きさのタッパーに入れます。
そして、醤油大さじ6、水300ccをタッパーに入れます。量は、卵がピッタリと漬かるくらいの量ということで、容器の大きさに応じて増減してください。
今回は、塩昆布を漬け汁の調味料として使います。卵を漬けている間に、いい感じに出汁が出てきますよ〜。
↑量はこのくらいです。もうちょい多くても大丈夫かな?くらいです。
塩昆布をパラパラっと、タッパーに投入します。これで、冷蔵庫に入れてしばらく待つと煮玉子の完成・・・
・・・と思ったのですが、今回用意したタッパーの大きさが意外と大きくて、隙間が開いてるのが気になっちゃいますよね・・・
ということで、後で卵をもう1個茹でて、7個の煮卵を作っちゃうことにしました。
これで、後は冷蔵庫に入れて一晩ほど待てばOKです。
頭が出ちゃっている部分はこのままだと色がつきませんので、途中で1度か2度、菜箸などを使って卵を回転させると、むらなく仕上げることができますよ。
それと、今回使った漬け汁は調味料をかなり多めに使っていますが、後で他の料理に使うこともできますので、遠慮無くたくさん使ってしまうことにします。(セロリとトマトのスープにしました。)
完成
一晩(今回は12時間くらい)経ったら完成です。(さらに長く置いておくと、もっとしっかり使ってさらに美味しくなります。)
しっかりと漬かっていますね。色が最初の時と違います。
1個取り出して、皿の上に出してみました。むらなく均一に漬かっているようです。
半分に切ってみました。・・・これ、完璧じゃないですか?
思った以上にいい感じの半熟煮玉子ができてしまって、我ながらちょっとびっくりです。自分をほめてあげたいレベル!
味は普通に煮玉子の味ですね。塩昆布を使って作ったとは思えないくらいに普通の煮玉子です。ラーメン屋で出せるレベルかも。
半熟の黄身の濃厚さと、醤油ダシの味わいが非常に素晴らしい感じです。
美味しくできて良かったです。
まとめ
7個も作ってしまったので、毎日煮卵三昧です。
煮卵を自分で作ると、好きなだけ食べることができるのが良いですね。夜におつまみにしちゃおう。
漬け汁は、キッチンペーパーやジップロックなどを使って、調味料の量を節約する方法もあるようです。しかし、使用した漬け汁は捨てないで、別の料理に使用するので、もったいなくないです。
いい感じに出汁が出てるので、スープにしたり、煮物を作ったりするのに使うと非常に良い感じに美味しくできちゃいますよ。
塩昆布を使ったのは、うちにめんつゆがなかったから・・・というのが理由ですが、出来上がった煮卵はいい感じに美味しいですよ。きっちり出汁が出てる感じで好きです。すごく簡単だし、個人的にはおすすめ。
煮卵を作るのは意外と簡単です。卵を茹でて、殻を剥いて、漬け汁に漬けて待つだけですからね。
ただ、綺麗に殻を剥いたり、いい感じに半熟にしたりするためにはコツが必要ではあるので、それはここで書いた内容を参考にしていただければと思います。
以上が、塩昆布を使って作る煮卵の作り方でした。