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MIKINOTE

作品制作とその他思った事を書くブログ

日本人が「ハゲ」や「ワキ毛」を恥ずかしく感じてしまう最大の理由

思ったこと

headlines.yahoo.co.jp

先日、上記の記事を読みました。

最初に言っておくと、僕自身はハゲではありません。毛根ガッチリ系男子です。ネット上で知らない人にハゲと誹謗中傷されたことはあるけど、将来的にもハゲることはない(はず)です。

個人的には直接関係する話ではない(と信じている)のですが、その中で気になる記述がありました。

よく言われることだが、日本ほど「ハゲ」に対して不寛容な社会はない。それを象徴するのが、1984年に日本進出を果たした大手かつらメーカー、スヴェンソンのローランド・メリンガー社長(当時)の言葉だ。

 「日本に来て初めてわかったが、日本人は髪が薄くなると真剣に悩む。ヨーロッパなら全く髪がない人でも街中をかっ歩している。一方、日本人は抜け始めの時点で考え込み、品質のよいかつらを探し歩く」(日経産業新聞 1986年4月15日)

日本のおじさんたちが、「アデランス」をかぶらなくなったワケ (ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュースより引用)

日本人は、欧米人に比べて、ハゲることをとても恥ずかしがってしまう傾向があるそうです。

それと、毛の話ということで関連して、「ワキ毛」なんかも、女性でも欧米人は剃らない人もいたりするそうですね。毛に対する感覚は、日本人と外国の人で大きく異なる文化があるようです。

その理由と言うのは・・・

これには、日本人の髪が濃い黒であるため、欧米人よりも薄毛になると惨めな感じになってしまうからだとか、「恥の文化」という日本の精神性が関係しているとか諸説あるが、決定的な原因は分かっていない。

日本のおじさんたちが、「アデランス」をかぶらなくなったワケ (ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュースより引用)

・・・と書かれていたのですが、日本人の毛の色が「黒くて目立つから」という説は、僕も同じようなことを前々から思っていました。

この記事の冒頭のアデランスの記事では、日本人がハゲを恥ずかしいものだと考えるようになったのはアデランスのCMのせいだと書かれていますが、僕が個人的に考えているのは、日本人(黄色人種)の「毛髪の色と肌の色の組み合わせ」それと「顔の彫りの深さ」が最大の理由なのではないかと思うのです。

<目次>

黄色人種の毛は目立つ

日本人がハゲやワキ毛を恥ずかしいと考えるのは、「毛の色」と「肌の色」と「顔や体の平面的なつくり」が影響して、「毛があったりなかったりするのが目立つから」なのではないでしょうか。

大多数の日本人は黄色人種ですが、我々の顔と体の平均的な造形と合わせて考えると、特に目立ちやすいと言うことができます。

黄色人種白色人種黒色人種、それぞれの「肌の色」と「毛の色」、それと後半部分では「顔の造形」などを例に出しつつ説明していきましょう。

人種と毛の色の関係

3つの人種の肌の色と毛髪の色をシンプル化して表現したイメージ図と合わせて見てもらえるとわかりやすいと思います。

黄色人種

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↑上記の図は日本人の髪の毛がふさふさの状態を、色面分割して表したものであると考えてください。

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↑これがハゲるとこうなります。

ふさふさ状態→ハゲへの変化にはかなり衝撃を受ける感じの変化があると思います。

これは、毛の色が真っ黒で、肌の色もそこまで暗い色ではないということが原因だと考えられます。

白色人種

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↑続いてこちらは金髪の白色人種の肌の色と毛の色を表現した頭部の図です。

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↑しかし、白色人種の肌の色と毛の色はあまり色味の差がありません。

それ故に、ハゲてしまってもそこまでの違和感が感じられません。

黒色人種

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↑最後の黒色人種のふさふさの人の頭部のイメージ図です。肌の色は茶色〜焦げ茶、髪の毛の色は黒ということで設定しています。

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↑ところが、黒色人種がハゲても、肌の色と毛髪の色が両方とも暗色系なので、ハゲてもハゲなくてもあまり印象的なレベルの差はありません。

比較

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3つの人種の図を並べて比較してみるとわかりやすいでしょう。明らかに黄色人種の髪の毛が目立つのがわかりますね。

これは、頭髪だけではなく、ワキ毛の処理に関しても同じことが言えるでしょう。ワキ毛があると非常に目立つし、ハゲているとふさふさの人との差が大きく感じてしまうというわけなのです。

顔の彫りの深さ

また、肌の色と毛の色の差が大きいというだけでは説明しきれない部分もあります。と言うのも、欧米人には例えば「白色人種だけど黒っぽい髪の人」もいるからです。

そこで、少し視点を変えて、アジア系の人(黄色人種)と、欧米系(白色人種と黒色人種)の人との、顔や体のつくりと関連させながら考えていきます。

黄色人種

黄色人種の顔のつくりは基本的に平面的です。それは体のつくりも一般的にはそうでしょう。

全体的に彫りが浅くて、毛の色が黒、というのが黄色人種の特徴です。

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↑で、以上のようなことを考えて描いたのが上記の図です。

目の色は(ほぼ)黒です。

しかし、顔の彫りが浅いので、鼻や目の周辺に落ちる影の色も薄めです。だから、髪の色が非常に目立ちます。ハゲているのも目立ちます。

立体感よりも、色味のコントラストのほうが強いのが黄色人種の顔の印象です。

白色人種

白色人種の顔の造形は非常に彫りが深いです。

鼻は高く、おでこと目の位置の高低差が大きく、頭蓋骨の形状も奥行きがある形状をしています。

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↑それを踏まえた上で、作成したのが上記の図です。目の色はいろんな色の人がいますがブルー系の色ということで設定しました。

上記の図を見ると、禿げ上がった髪の毛よりも、顔の彫りの深さの方が目立つことがわかるかと思います。

目や鼻の周囲に落ちる陰影の印象が強く、パッと見で髪の毛が存在の有無に、意識がいきにくいです。

黒色人種

黒色人種の顔の形の特徴も白色人種と似たような感じで、黄色人種に比べると非常に彫りが深い顔立ちをしています。

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↑黒色人種の場合、彫りが深いので、鼻や目の周囲に落ちる陰影も非常に暗めの色のはずなのですが、元々の肌の同じく暗色系の色をしています。なので、髪の色も黒いので顔全体が馴染んで見えます。

故に、黒色人種も、ハゲても目立ちにくい造形をしていると言うことができるでしょう。

全体的に黒に近い暗い色で、色彩的なコントラストよりも立体の印象が強いのが黒色人種の顔の特徴です。

比較

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3つの人種の顔の特徴を比較してみると、非常にわかりやすいでしょう。黄色人種の毛髪は、他の2つの人種に比べて非常に目立ちます。

これは、肌の色や毛の色も関係しているのと同時に、顔の造形も大きく影響している部分であると考えられます。だから、毛髪の色が黒っぽい白色人種の人だとしても、たとえハゲてもわりと目立ちにくいです。

また、一般的な日本人の体ってわりと起伏が少ないですよね。欧米人の方が男性も女性もダイナミックな体の特徴をしています。胸とかお尻が大きくて、筋肉の量も違います。

したがって、ワキ毛に関しても、平坦な日本人の体に生えているワキ毛は目立つけど、ガッツリした体つきの白色人種や黒色人種の人に生えているワキ毛は目立ちにくいのです。

そして、目立つかどうか?と言うのは非常に重要なことです。

目立つからこそ「人と違う」ということが強調されて、人との協調性を重んじる日本人に「ハゲ」や「ワキ毛」が恥ずかしいという感情が芽生えたのではないでしょうか。

以上のような理由から、日本人は毛が他の人種よりも目立つ、そしてそれがあったりなかったりすると過剰な反応をするようになったというのが僕の思ったことです。

まとめ

ここまでに書いた理屈から言うと、禿げてる男性は、髪を短くして、日焼けサロンに行って、ついでに筋トレすればけっこういい感じにハゲが目立たなくなるかもですね。

ただ、ここまでに書いた内容だけで当てはまらないケースもあって、それはお国柄によるところもあるそうです。

例として、中国では、男性がハゲを隠したり、女性がワキ毛を剃ったりすることがあまりなかったりするそうです。その理由は、ハゲが金持ちっぽいからだとか、ワキ毛を剃るのは不健康だからとかで、日本人とは全く考え方が違うみたいです。

もはや「文化の違い」としか言いようがない部分です。

ただし、日本の「ハゲが恥ずかしい」という感覚も、作られたものではあるんですよね。

竹中直人さん、西村雅彦さんなど「ハゲ」を隠すでもなく、むしろ個性とするような有名人が次々と現われ始めたのだ。海外でも、ジャン・レノ、ブルース・ウィリス、ショーン・コネリーという「海外セレブハゲ」も次々と注目を集めるのだ。

経済界では、「髪の毛が後退しているのではない、私が前進しているのである」「ハゲは、病気ではなく、男の主張である」などの名言で知られる孫正義さんや、スティーブ・ジョブズが「成功者」としてスポットライトが当たると、「堂々として自信に満ちた潔いハゲ」は「恥」どころかカッコイイという評価もされるようになったのだ。

日本のおじさんたちが、「アデランス」をかぶらなくなったワケ (ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュースより引用)

やっぱり日本人でも、ハゲてても、かっこいい人はかっこいいです。ワキ毛に関しては剃ったり脱毛すれば問題ないと思うのだけど、頭の毛は解決するのがなかなか難しい問題です。

この記事を書きながら、何人かハゲてる著名人の顔を思い浮かべたのですが、大事なのは、自分の体の特徴にあったファッションだとか髪型だとかを工夫することなんだろうなあと・・・

どちらにしても、日本人がハゲやワキ毛などの「毛」に関する問題を恥ずかしがるのは、身体的特徴のおかげで非常に「目立ちやすい」からというのが最大の理由なのではないでしょうか。

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