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MIKINOTE

作品制作とその他思った事を書くブログ

【HHKB】思考が直接指に伝わる至高のキーボード

ガジェット

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パソコンで文字を書くとき、自分に合っているキーボードがあると非常に快適ですよ。

良いキーボードを使うだけでも、長時間の作業でもストレスを感じないし、何よりも楽しいです。お気に入りのキーボードを見つけることができたならば、早く買っときゃよかったと思うはずです。

で、僕はというと、PFUの「Happy Hacking Keyboard(HHKB)」という高級なキーボードを2年ほど前に買って以来、こいつに依存しきっております。(以下、HHKBと略して書いていきます。)

もうね、このHHKBというキーボードは高級キーボードの中でも最も有名な製品の一角なので、ネット上にもいろいろと愛を感じるレビューが溢れている状態ではあるんですよね。そして、このキーボードについて書いている記事は大抵の場合、気持ち悪いくらいに詳細にHHKB愛にあふれた文章を書いてあるのね。

だから、あえて僕が、この高級変態キーボードについて紹介する文章を書く必要もないのかもしれません。

けれども、HHKBを気に入って使っている一人として、このキーボードに関しての記事をいつかは書かねば!という使命感のようなものも感じていたりもするんですよ。不思議とそういう気持ちにさせてくれる、特別なキーボードであると思います。

なので、今回はこうやって、この「万人にオススメできない最高のキーボード」について書いていこうと思ったというわけです。

<目次>

Happy Hacking Keyboard Professional2について

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僕は、現在iMacでこのキーボードを使っています。だから、もともと付属していた、Apple純正のキーボードは押し入れにしまってあります。

もはや、あの「ぺったんこキーボード」では、ブログを書いたりするような長文を書く作業をする気にはなれません。

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我が家のHHKBは、正式には「Happy Hacking Keyboard Professional2」という名称の製品です。色は。配列は英語配列で、刻印ありのバージョンです。

正直なところ、ものすごく癖が強いキーボードなので、誰にでも勧められるキーボードではありません。

でも、使い込んでいけば、このキーボードの特殊な部分にも慣れて、きっと愛せるようになってくるはずです。

静電容量無接点方式

このキーボードは、少々珍しい「静電容量無接点方式」と呼ばれる仕組みを採用しているキーボードです。

キーボードには、主に4つの形式があります。「メンブレン」「パンタグラフ」「メカニカル」そして「静電容量無接点方式」というものです。

静電容量無接点方式とは・・・

電極端子の接触によりスイッチングを行う従来方式に対し、コニックリング(円錐バネ)を押し下げることにより、電極に接することなく電荷の容量値変化を捉えスイッチングを行う静電容量無接点方式を採用しました。

Happy Hacking Keyboard HHKB Professional2 | 特長 | PFUより引用」

・・・ということらしいです。

つまり、他の3つの形式とは違って、キースイッチが物理的にポチポチと押されることで入力されるのではなく、キーが動いた事を検知して文字が入力されるような仕組みです。接点がないスイッチみたいなイメージです。(僕には、あまり詳しいことは説明できないので、詳細に仕組みを知りたい方は検索して調べてください。)

その事によって、キー入力の際の指の負担も減るし、キースイッチの寿命も非常に長いのだそうです。

そう、このキーボードは、値段は高いけど、寿命も非常に長いのが特徴なのですよね。ある意味コスパは良いですよ。

また、この方式だと、チャタリング(マウスやキーボードで、キーが二重に入力されてしまうような類の不具合)も発生しないそうです。


ちなみに、同じく静電容量無接点方式を採用しているキーボードとして、東プレの「リアルフォース」が有名です。

リアルフォースは使用した経験がないので、使用感に関してはなんとも言えないです。でも、HHKBと同じキースイッチを使っているキーボードなのだそうなので、使用感は非常に良いものなのだと推測できます。(ネット上での評判もめちゃくちゃ良いよ。)

あとで書いていきますが、キー配列もHHKBと違って普通な感じなので、普通にWindowsPCを使っている人で、高級キーボードが欲しいのであれば、迷わず東プレのリアルフォースを選ぶのが無難でしょうね。

白と墨

ちなみにHHKBには色のバージョンが白以外にもありまして、「墨(すみ)」という名称で呼ばれています。

黒じゃなくて「墨」というネーミングが良いですよね。

画像を見てもらっただけじゃわかりにくいかもしれないけど、家電量販店とかで展示されてる墨HHKBを実際に見てみると、「ああなるほどな」と思うと思います。黒と言うより、確かに墨っぽいです。

「墨」というだけあって、刻印されている文字がちょっと見にくいけど、それがまたかっこいい!

僕はMacと合わせたかったので、「白」の方が色的にそれっぽい気がしたので白を選びました。

個人的にはWindowsPCには墨の方が相性が良いような勝手なイメージがあります。黒い筐体のマシンが多いしね。

まあ、ここのところは好みですね。

英語配列

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僕は、日本人だから、こうやって日本語を入力する機会のほうが圧倒的に多いのだけど、あえて「英語(US)配列」のHHKBを使っています。

英語配列のキーボードの特徴なんだけど、「かな」「英数」とかのキーがなかったり、その他の細かいところが日本語配列のキーボードとは異なります。

スペースキーは英語配列の方が大きくて押しやすいのだけど、エンターキー(リターンキー)は小さめです。これは、英語を文字入力するときは、エンターキーを押す機会よりも、スペースキーを押す機会の方が多いからなのでしょうね。英語は漢字変換とか必要ないですからね。

日本語(JIS)配列」のHHKBだってもちろんあるんですよ。普通に考えたら、慣れ親しんだ配列に近い、日本語配列のHHKBを選ぶべきだとは思います。

では、なぜ慣れない英語配列のキーボードを買ってしまったのかと言うと、かっこいいからです。もうね、この一言に尽きるよね。

英語配列のHHKBの方がキーの数も少なくて、シンプルなんですよね。ちなみにキーの数は英語配列だと「60キー」で、日本語配列だと「69キー」です。実際に見てみると、結構な見た目の差がありますよ。

そもそも、このキーボードの「シンプルさ」と言うのは非常に重要な要素であると思います。せっかくのHHKBなんだから、シンプルな方が好きだなあ。

このキーボードに関しては「気にいるかどうか?」というのがけっこう重要なんですよ。愛こそすべてです。だから、愛せそうな「英語配列」のHHKBを選ぶことにしたのです。

ちなみに、「かな」と「英数」の切り替えは、キーの配置をMac(Windows)のアプリを使用して変えちゃう方法があります。いわゆるキーリマップというやつです。右と左のcommandキーを「かな」と「英数」に振り分ける方法ですね。

Macアプリだと、「Karabiner」というキーリマップアプリが有名です。(詳しいやり方はここでは説明できないのでググってください。)

だけど、実は僕はキーリマップもしないで使っていたりします。なんでか?と言うと、なんとなくスマートじゃないと思ったからです。

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そもそも、「かな」と「英数」の切り替えは「command+スペース」同時押しで切り替えることができるから問題ないです。慣れればどうということはありません。愛があればすぐに慣れます。

個人的には、余計なことをせずに、シンプルに使えることが、HHKBという変態キーボードの魅力のひとつなのではないかと思うわけですからね。

無刻印バージョンもあるよ

HHKBにはシンプルさを追求するという意味で、もっとすごいやつがあります。

無刻印のHHKBです。

「無刻印」。つまり、キートップに何も印字されていないキーボードのことですね。これね、めちゃくちゃかっこいいですよね。(かっこいいこと以外のメリットはありません。

もちろん、これ買った当時もめちゃくちゃいいなと思ったんだけど、刻印ありバージョンを選びました。と言うのも、タイピングが当時は全く自信がなかったからです。(今も自信ないけどね。)

流石に、最初は慣れないと使いこなせないと判断したので、普通に刻印ありのHHKBを買うことにしたというわけです。

ただ、刻印ありバージョンを使っていて、途中で無刻印バージョンが欲しい!となったときにも、実は本体ごと買い換える必要はなかったりします。

と言うのも、無刻印のキートップだけが単体で売られているからです。現在使っているHHKBのキーを全部取り外して、入れ替えてしまうことで無刻印キーボードにしてしまうことも可能です。

これいいよね。そろそろこのキーボードの扱いにも慣れてきたことだし、買ってみて、無刻印デビューしてみようかしら。

また、キートップの交換と言えば、色がついてるキーも売ってたりします。部分的に赤とか青のキーと交換して、オリジナリティを演出することも可能です。

これもかっこいいよね。

この、所有感を満たすことができる感じがたまらんです。

ケーブル着脱式

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HHKBはUSBケーブルを接続して使用するタイプのキーボードです。今時めずらしい有線キーボードですよ。

で、意外と便利なのが、ケーブルが着脱式ということですね。

キーボードの後ろ側の「mini USB B」のポートにUSBケーブルを挿して、もう一方をPCに挿して使用します。

付属のケーブルも一緒に入っています。でも、もしも付属ケーブルの長さが長過ぎたり短すぎたりするときには、調度良い長さの「A-miniB」のUSBケーブルを買ってくれば使うことが出来ます。

また、ケーブルの不具合が発生した際も、ケーブルだけ買い換えれば良いので、「長く使用する」という点から言ってもメリットがあります。

それと、ケーブル着脱式なのは、「持ち運びをしやすくするための配慮」だったりもするのだそうです。

USBポートが地味に便利

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それと、HHKBの背面にはPC本体と接続するための「mini USB B」のポートの他に、2つのUSBポートがあります。

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これ、いわゆるUSBハブとして使うことができるんですよ。僕はここにSDカードリーダーを差し込んで、デジカメで撮った写真をiMacに転送するために使っています。(Eye-FiのSDカードリーダーを使っているのはたまたま持っていて便利だからです。)

iMacは、SDカードスロットが裏側にあるんで、直接SDカードを差し込むのが非常に面倒なんですよねぇ。その点、手が届きやすいキーボードの背面にそれがあるだけでも非常に便利です。

ただ、このUSBハブのような機能、使用できない機器も非常に多いです。

USBメモリ系は「電力が足りない」と表示されてしまって、全く使えませんでした。同じ理由で外付けHDDとかも無理です。

ぶっちゃけ、地味に役立つのは確かだけど、全くもってあてには出来ない機能ですよ。(静電容量無接点方式は、普通のキーボードよりも電力をたくさん必要とするそうなので、そのせいかもしれません。)

ひょっとしたら、このUSBポートには、あんまり期待しないほうが良いですね。使えたらラッキーなおまけ機能みたいな感じです。(PCの相性によって、普通にいろんな機器で使える場合もあるかもしれません。)

3段階の角度調整

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HHKBをひっくり返すとこんな感じです。

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折りたたみ式の足がついていて、これで角度調整3段階で行うことが出来ます。

使う人の好みに応じて、角度調整を行うと良いでしょう。

(僕はなんとなく、3段階の真ん中のくらいの角度で使っていたんだけど、今調べてみたら、角度をつけないほうが手首の負担は減るそうですね。これからは、角度をつけないで使っていこうかな・・・)

背面のスイッチ

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HHKBの背面には蓋がついていて、それを開けると、6つのスイッチが現われます。爪楊枝などを使って、カチカチッと変更することが出来ます。

で、これは何なのか?と言うと、キーの操作を部分的に変えるためのスイッチなのですね。

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裏面にも説明書きが書いてあります。

自分の使い方に応じて、切り替えればよいかと思います。

Fnキーの扱いが特殊

ここまで読んできてくれた方は何となく分かるかと思うのだけど、このキーボード、キー配列が非常に特殊です。ものすごく変です。

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もうね、極限までキー数を減らそうとしているわけですからね、「Fnキー」と同時押しで作動するキーがすごく多いんですよ。

特に苦労すると思われるのが、「矢印キー」です。これが、慣れるまでは大変だった!

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これもFnキーと同時押ししないと、ダメなんです。

まあ、「慣れって怖い」ってくらいに、今では自然にやれるようになったんだけどね。

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iMacの音量調節や輝度調整なんかも、Fnキーとの同時押しで行う感じです。他には、F1〜F12などもFnキー同時押しで使用します。

慣れればどうってことないけど、慣れるまでがちょっと大変かもしれないです。

60キーで何とかすることにこだわった結果、Fnキーの使用頻度が非常に高いキーボードとなったということですね。

他のキーボードが使えなくなる

もうね、このキーボードになれちゃうと、他の普通のキーボードが使えなくなっちゃうんですよ。HHKBを所有して使用する、最大の弊害と言っても過言ではありません。

他のキーボードといろいろな部分が、あまりにも違いすぎているので、仕方ないことではあるのですけどね。

英字配列だったり、キー配列が特殊なせいもあるし、独特なキーの押し心地もその原因です。HHKBを使っているときだけは、違和感なく文字入力ができるのに、他の普通のキーボードを使用した途端に、違和感バリバリです。ミスタイプとか半端ない事になります。

ゆえに、HHKBのままの感覚では絶対に、他のキーボードは使えません。

普通のキーボードをあらゆる点で違いすぎるんですよ。HHKB。すごく良いキーボードではあるけど、そこだけはちょっと不便ですね。気持ちを切り替えて使えば良いのだろうけど、相当に訓練を積まないと無理な気がする・・・。

ある種の呪いみたいなもんですね。なんか複雑だけど・・・

仕事などで、普通のキーボードを操作する機会が多い人には、絶対に勧められないキーボードであると思います。絶対やばいよ。

人に貸せない

また、HHKBを接続しているPCを人に貸すことがあったら、ちょっと気をつけた方が良いです。なぜなら、貸された人が、初見だと、このキーボードの使い方が全くわからないからです。

日本語の切り替えとか矢印キーとかの使い方とかを説明するところから始めないといけませんからね。キータッチの感じも、慣れない人からすると、難しいみたいです。

万が一、無刻印HHKBだったら絶対無理ですね。

以前、僕のiMacを妻に「ちょっと貸して」と言われて貸したあげたことがあったんですよ。だけど、しばらくして様子を見てみたら、ものすご〜く渋い顔してるのね。

「どうしたの?」と話しかけたら、「なんか上手く文字を打てなくてイライラする!」と言われてしまいました。

だから、皆で使用するような共用PCみたいなマシンには絶対に使えないし、たまに家族などに「貸して!」と言われた時もちょっと面倒なことになる・・・というのが、HHKBの非常に大きなデメリットの1つですね。

まさに自分専用のキーボードというわけです。

MacでもWindowsでも使えるけど…

HHKBは、Macでも、Windowsでも使用することが可能です。

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まあ〜でも、Macのほうが素直に使えるキーボードであるとは思います。Macにしかついていない「commandキー」とかも付いているからね。

調べてみると、Windowsで使う場合にも、ソフトウェアを使ってキーの配列を変えたほうが使いやすいようです。

ていうかね、HHKBのキーの配列は「UNIX 配列」と呼ばれる、ちょいと特殊なものなのだそうです。だから、プログラマーさんにとっては非常に便利に使えるキーボードなのだそうですよ。(MacはUNIX系のOSなので、キーボードも近い感じだったりします。)

僕はプログラミングをやったことがないからよくわからないけど、「Control」が「A」の横にあるのが良いのだそうですよ。

まあ、ブログ書いたりとかで、普通に日本語を打つだけの人だったら、普通の配列のキーボードの方が、普通に考えたら良いに決まってるよね。

とにかく疲れないキーボード

とまあ、こんな感じのキーボードなんですけど、何でこんな一風変わったキーボードを好き好んで使っているか?という話です。

ひとことで言うと、「疲れないから」です。

マジで疲れにくい。

HHKBを使って文字を打っても本当に疲れないんですよ。この記事みたいに長文を書くために、数時間とか文字入力を続けても、少なくとも指には全く疲労感がありません。

この「疲れない」と言うのは、すごく重要ですよ。

特に文字を大量に書く仕事をしていたりとか、趣味でブログを書いている人にしても、一日の間の多くの時間をキーボードを使用しながら過ごしているわけです。その間の、体力の消耗が、このキーボードを使用するだけで、ものすごく軽減されるんですよ。

これは、素晴らしいことですよ。

手の痛みがなくなった

実は、僕がHHKBを購入した最大の理由はこれです。このキーボードを買った当時は、MacBook Proを使ってブログを書いたりとかを始めたばかりの頃でした。毎日頑張って、文字を書いてたんだけど、集中して作業をするとどうしても手が痛くなってしまっていたのですよね。

キーボードで文字を打つという行為そのものに慣れていなくて、変な力が入ってしまっていたからかもしれません。

とにかく、手の筋が突っ張るような痛みを、常に感じるような状態になってしまったんです。

そこで、 ちょうど高級キーボードに興味を持ち始めていた時期だったと言うのもあって、HHKBを思い切って買ってしまったというわけです。結果的には大正解で、最初こそ操作が慣れなかったけど、手の痛みは全くなくなりましたね。

どうしてなのかはよくわからないけど、静電容量無接点方式だからなのかもしれないし、キーの微妙な角度がいい感じに作用しているのかもしれません。

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側面から見ると、手を包み込むような、絶妙な曲線を描いていることがわかります。狙った所に吸い付くようなキータッチを自然とすることができるのは、そういう微妙なキーの形状的な配慮があるからこそかも知れません。

非常に軽快に使うことが出来るキーボードです。

とにかく、HHKBを毎日使い始めてから、手に無理な力がかかるということがなくなりました。

今では、半日くらいぶっ続けでブログ等を書いていても、けっこう大丈夫ですよ。

ミスタイプが減った

それと、これも不思議なんだけど、ミスタイプもものすごく減りました。

何でかわからないけど、思った通りの場所に、思った通りのキーが存在しているような感覚です。正しいキーに吸い寄せられるみたいな感じ。

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キー全体の緩やかな包み込むようなカーブもそうなんだけど、キー単体の形状も非常になめらかな曲線を描いているように見えます。

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一つ一つのキーが「指を全部受け止めてやるぞ!」って言う感じの、理にかなった形状をしているようなイメージです。非常に完成度の高い凹。

これも、指に吸い付くようなキータッチの秘密の1つなのかもしれませんね。

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スペースキーだけは親指で押すことが多いためか凸になっています。理にかなっていますよね。

あまり気張らなくても、狙ったキーに自然と指が行くキーボードなので、ストレスを感じにくいのがステキです。

省スペース

これも地味に嬉しいところなんだけど、テンキーもついてないし、それ以上にいろんなキーを省略しているおかげでHHKBはすごく  横幅が小さいキーボードなんですよね。

これが、狭い机の上で作業するには非常に良い感じなのですよ。省スペースです。

僕のiMacを置いている机はかなり狭いのだけど、キーボードの横に一眼レフを置いて、SDカードを読み込みながら作業したりとか、普通に出来ます。

それに、マウスとの距離が近いのも良いところですね。僕はマウスもけっこう使う人なんだけど、キーボードをいじりながらマウスと行ったり来たりするのがあまり負担になりません。作業をスムーズに行うことが出来ます。

キーボードに関しては、使いやすさを確保したうえでの小ささは正義ですよね。

タイプ音が良い

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HHKBはタイプ音の素晴らしさも有名です。「カチカチ」というメカニカルキーボードのような音とも違って、「コトコト」って感じの音です。

これは、静電容量無接点方式のHHKBならではの音ですね。(同じ方式のキーボードであるリアルフォースとも違う感じみたいだけどね。)

ゆえに、どちらかと言うと、押した瞬間よりも、押したキーが戻る瞬間に「コトコト」という音が発生するようです。

なんというか、文字を打ちながらも、タイプ音を聞いているだけでも非常に心地よいです。

これは、実際に所有してやってみないとわかりにくいかも知れませんね。うざい感じの音ではなくて、ステキな音です。

(Youtubeにいろんな人がHHKB動画をアップしているので、興味のある方は見てみると良いでしょう。)

でも、うるさい

でも、やっぱりタイプ音は大きいですね。ステキなんだけど、使っている人以外は、うるさいだけかもしれません。

特に家族や他人がいるところで使う場合は、気を使ったほうが良いでしょう。

もちろんスタバや新幹線の中なんかでも、このHHKBを使用するのは控えたほうが懸命だと思います。

でも、「どうしても静かにこのキーボードを使いたい!」と、そんな場合には、HHKBには「タイプS」というバージョンも売られています。

PFU Happy Hacking Keyboard Professional2 Type-S 白(英語配列)

PFU Happy Hacking Keyboard Professional2 Type-S 白(英語配列)

値段はかなり高くなってしまうのだけど、ノーマルバージョンのHHKBに比べて30%の静音化が実現されているそうです。

タイプSだったら、スタバでMacBookなどと組み合わせてドヤ顔することもできるのだろうか・・・(持ってないので未確認です。)

これは気になるよね。今のままじゃ、このキーボードは家でしか使えないので、そのうちに欲しいなあ。

BTバージョンもあるよ

そういえば、「持ち出す」ということで思い出したけどHHKBのワイヤレスバージョンも今だったら存在しています。

先月発売されたばかりの「HHKB Professional BT」という製品名ですね。iPadなどでBluetooth接続が可能な夢のような製品です。きっとこれを待ち望んでいた人も多かったんじゃないかな。

だた、個人的にはこれを持ちだして外で使う気にはなれません。やはり「タイプ音のうるささ」は気になりますから。周囲に知らない人がいるところでは、使用をためらってしまいます。

iPadやiPhoneと接続して家で使うのだったら、最高だと思うのだけどね。でも、もしもスタバとかで使用するために持ち出すのだとしたら、「タイプS」バージョンが欲しいとこですね。

しかし、「値段が非常に高くなってしまうから」ということで、ワイヤレスのタイプSは現在のところ未発売だそうです。でも、これが発売されたら相当に嬉しいですね。

静音化してあるHHKBだったら、非常に便利だと思いますよ。

持ちだして使いたい

さっきも書いたけど、正直言ってHHKBに慣れてしまったら、他の普通のキーボードを操作するのがけっこう難しくなってしまいます。

だから、「持ちだして外で使うにはうるさい」と書いたばかりだけど、人によっては、持ちだして使うしかない状況もあるかと思います。と言うか、ペンを持ち歩くように、むしろ持ち歩くべきキーボードなのかもしれません。

「これしか使えないんだから、持ち出すしかないじゃない!」ってことね。

そんな時のために、持ち運ぶ用の純正ケースも売っていたりします。

HHKBハードケース DX PD-KB01SD

HHKBハードケース DX PD-KB01SD

重さも「Happy Hacking Keyboard Professional2」で530gだから、その他の有名高級キーボードよりは比較的軽めです。

ケーブルも着脱式だから、持ち運ぶ事自体は苦にはならないでしょう。

思考が直接指に伝わる

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とにかくストレスを感じないことが、HHKBの良い所なんですよ。

これ使ってると、他のキーボードは使いたくなくなっちゃうけど、手が疲れないし、長時間文字を書く人間にとっては必須とも言える道具です。

だからこそ、HHKBで文字を入力していくと、考えていることが直接そのままアウトプットできるかのような感じがするんですよね。思考がそのまま指に伝わるような感覚です。

ストレス皆無だから、文字を書くのもすごく楽しいし、もはや快感ですらあります。HHKBのキースイッチを押す度に出てくるコトコト音とともに、文字を書くという行為に没頭しちゃうような感覚ですね。

ホント、このキーボードを使い始めてから、ブログを書くのが楽しくなったし、長文も集中して書けるようになりました。

この記事も普通に10000文字を越える長文なんだけど、スラスラと言葉で出てくる感じで、苦ではありません。

文字入力も以前と比べて、ずいぶんと早くなってきたと思います。キーが軽いから、慣れちゃうとかなりの高速でタイピングすることも可能です。(僕はそこまで早くないです。なにしろ、以前は数百文字の文章を書くだけで数時間かかっていた人ですから・・・。)

シンプルでかっこいい

「シンプルでかっこいい」

HHKBの魅力って、突き詰めてしまうと全てはここに集約される気がします。

ビジュアル的なかっこよさはもちろんのこと、極限までシンプルさを追求したデザインが素晴らしいです。見た目のかっこよさと、機能性と、使いやすさがいい感じに融合しているのがステキです。

一見すると奇抜に思える仕様も、実際に使っていると理にかなっているということが実感できるはずです。

何度も書くけど、色んな意味でストレスを感じないキーボードだと思います。

ハマれば愛せるはず

ここまで、HHKBに良い所も悪いところも書いてきて、かなり特殊なキーボードであるということはわかってもらえたと思います。

だから、無理な人はとことん無理なキーボードでもあるんですよねぇ。

普通にWindowsとかを使用している人だったら、リアルフォースかFILCO辺りのメカニカルキーボードを買うのが無難なんですよね。それだったら、その他の普通のキーボードと感覚的にそこまでの違いはありません。

だけど、Macを使っていて、純正キーボードではなくて、「何か特別なキーボードが欲しい!」となったらば、必然的に候補に上がってくるキーボードであると思います。

余談だけど、HHKBは、別にMac用のキーボードというわけではないです。けれども、Mac用の純正以外のキーボードは他にあまり選択肢がないのです。PFUの製品で、「Happy Hacking Keyboard Lite2 for Mac」というキーボードもあるけど、メンブレン方式のキーボードなので使用感は?です。


<追記:Lite2について>

先日、新宿のビックカメラに行ってきたのですが、そこでHHKBの廉価版的な存在である「HHKB Lite2」と「HHKB Lite2 for Mac」を見てきました。

ちょっと試し打ちもさせてもらったのですが、あまりにも、いつも使っているHHKBの打鍵感とは違っていて、びっくりしました。

Lite2はHHKBだけど数千円で買うことができます。しかし、HHKB Professional2などとは違ってメンブレン方式のキーボードです。なので、全くの別物と考えた方が良いでしょう。

一応、見た目的には似たような雰囲気で、Apple純正のぺったんこなキーボードよりは打ちやすいかもしれません。しかし、静電容量無接点方式のHHKBとは打鍵感が全く違います。

おそらく、長時間使っていると普通のキーボードを使っているのと同じくらいに疲れると思われます。

とりあえず・・・ということで買ってみても良いかもしれませんが、長く使用し続けることができるHHKB Professional2を買うことを強くおすすめしたいと思いました。

PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 日本語配列かな印字なし USBキーボード ブラック PD-KB220B/U

PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 日本語配列かな印字なし USBキーボード ブラック PD-KB220B/U

もう他のキーボードは使えない

HHKBを好んで使用する人も、それなりに慣れてからでないと普通に使うことは出来ないし、癖がありすぎるのがHHKBのなんともしがたい所です。

マニアックだよね。

でも、だからこそハマれば愛せるキーボードではあるということです。むしろ慣れちゃうと、元には戻れないくらいに依存してしまうわけですからね・・・。ある意味で、使っちゃいけないやばいキーボードなのかもしれません。

もう、僕はこれがないと、まともに文章を書く気がしませんよ。

HHKBは、高級キーボードが欲しい!となった時に、条件さえ合えば他に代えることが出来ない、最高のキーボードです。

まとめ

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最近は、世間的にはスマホ依存が進んでいて、キーボードなどの入力デバイスの扱いに慣れている人が少なくなっているそうですね。

けれども、結局は、まともに何かを生み出そうとした時には、スマホではなくてPCが必須なわけだし、それを扱うための機器も良い物を揃えておいたほうが絶対に良いです。特に日々それを使う人にとっては、大事なことであるはずです。

一日の間で何時間くらいPCの前に座って作業をしているかは、人それぞれだと思うけど、それが長ければ長いほど、良いキーボードを所有するメリットがあるでしょう。

頻繁にキーボードを使用する人間にとっては、自分に合ったものを使わないと、人生の何割かを損していると言っても過言ではないかもしれないですよ。

僕のキーボードの主な用途はブログを書くためなんだけど、それなりに時間をかけて毎日のように書いてるものだから、早い段階で良い物を買っておいてよかったと思っております。

やっぱり、長文を書いても手が疲れなくなったのがすごく嬉しいですね。

そんな時に、HHKBみたいなキーボードはマニアック過ぎて選択する人は少ないかもしれないけど、最高の選択肢の1つとなりうるというわけです。愛せるかどうかで決まる!

普通に10年以上壊れないで使うこともできるそうだし、後悔はしないはずだよ。もちろん、人によるのだけどね。

まさに、思考が直接指に伝わる至高のキーボードだと思います。


2016年12月追記:今月、HHKB発売20周年だそうです。そこで、それを記念した特設サイトが公開されました。

Happy Hacking Keyboard | 20th Anniversary | PFU

20年前〜現在までのHHKBの歴史が書かれていますので、興味のある方は読んでみると良いでしょう。

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