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MIKINOTE

作品制作とその他思った事を書くブログ

妻を置いてお店を先に出てしまう夫。熟年夫婦の考え方は僕にはまだよくわからない

生き方

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実は僕、これでも一応結婚をしていて、妻と2人で暮らしております。周囲から見ても、羨ましいと思われるくらいに仲の良い夫婦であると自負しております。

ところが、世の中には結婚をしている人間の数だけ、いろんな夫婦が存在しています。そして、中には僕には理解不能な行動をするご夫婦を見かけることがあります。「そんな接し方で奥さんは嫌じゃないの?」とかそう言う余計な心配をしてしまったりするのですけど、きっとその人達の中ではそれでうまいことやれているということなのでしょうかね?。よくわかりませんが。

先日も、ちょっとびっくりするような熟年夫婦に遭遇しました。

夫「俺はもう食べ終わったんで外で一服してるぜ!」妻「・・・」

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その熟年夫婦とは、近所のラーメン屋で遭遇しました。僕の隣の席に座っていました。奥さんは普通のちょっとけばいおばさんという感じで、旦那の方は非常に気合の入った感じのオーラを放っているおじさまでした。うん、普段だと絶対にお知り合いになる機会のないタイプの方々ですね!

このラーメン屋、新装開店したばかりの新しいラーメン屋です。おそらくその熟年夫婦は、僕と同じで新しいお店はどんな感じなのか偵察しに来たのでしょうね。近所の新しいお店は気になりなるものですからね。

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で、お二人の会話を聞いているとどうやら奥さんの方はラーメンという日本の国民食をあまり食べ慣れていない様子です。そんな妻の事を思ってか、旦那さんが「ここのラーメンは〇〇で、✕✕だぞ。そんでなあ〜〜」とこんな感じで、ラーメンに関するうんちくを語ってオラれました。やさしいですね。

で、ラーメンがやってきて、2人が食べ始めたわけです。ちなみに、このラーメン屋さんはそんなにガッツリ大盛りなお店ではありません。なので、旦那さんの方はすぐに食べ終わってしまいました。ところが、奥さんは女性ですから小食なのでしょう。ちょっと苦しそうな様子に見えました。

男性というのは、「待つ」というのが苦手な生き物です。よくある話ですが、女性のショッピングに付き合うとほぼ待ち時間ですから、男性にとってはかなり苦しかったりします、特に何もやることがない状態で「じっとしている」と言う行為は人によってはかなりの苦痛なのです。手持ち無沙汰になった旦那、辺りをキョロキョロ見渡したり、無駄に体が揺れたりとか、とにかく落ち着きがなくなってまいりました。

「おい、ゆっくり食べててもイイぞ!」と、妻にやさしい言葉を掛ける旦那。ちょっと怖そうな外見の人だと思っていたけど、案外いい人なのかも?と思ったのですけど、次の瞬間、耳を疑う言葉を聞きました。

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「俺はもう食べ終わったんで外で一服してるぜ!」・・・なんと奥さんを置いて自分だけ、お店の外に出て行ってしまいました。心細そうに、そして苦しそうにラーメンをすするおばさん。横目で見ているだけでも、非常に嫌な感じの気分になりました。

しかしまあ、この旦那の決断、行動、これは僕には真似できません。と言うかそんなことをしたら、我が家ではどうなるかわかったものではありません。たぶん、1週間くらい口を聞いてくれないかも・・・。個人的な意見としては、もうちょっとラーメン初心者の奥さんに気を使って、食べ終わるまで横で待っていてあげてもよかったのではないかと思ってしまいましたよ。

どう思いますか?これ。

理解できない熟年夫婦の思考

そういえば今思えば、うちの両親もそこまでじゃないけど、件の熟年夫婦と同じような事をしていたかもしれません。僕が子供の頃、家族で外食にいった時などは、お店を出るときにお会計をうちの母に任せて、先に車に帰ってしまうとか・・・。もはや、その行動が日常化していたように思います。

また、他にも僕には理解できない行動をとる熟年夫婦はよく見かけますよ。

最も頻繁に遭遇して印象深いのは、某大型スーパーの休憩スペースで、奥さんの買い物が終わるのを待っているおじさんたちですね。奥さんの買い物に嫌々ついてきたのか、荷物持ちや車の運転だけが自分の仕事だと思っているかわかりませんが、椅子に座って買い物が終わるのをじっと待っているのです。そんなとこに座って待っているくらいだったら、一緒に売り場に行って、食材を選ぶのとか、会計後に袋に詰めるのとかを手伝えばよいのにと思ってしまいます。

女性は、何歳になっても一緒にいてくれる時間が長いほうが嬉しいはずです。自分の生涯のパートナーとして認めた男性ならばなおさらです。したがって、そうやって適当な感じで接していると、奥さん悲しんでしまうのではないかと思うのです。

ホント、そんなことやっていて、よく愛想をつかされないよね!と不思議です。

人それぞれの考え方があるよね

このまま批判したまま終わることは簡単ですが、それだとつまらないので、ちょっと考えてみましょう。なぜ彼らは、お店で妻と行動を共にしたがらないのか?

そもそも、50代とか60代くらいの年齢の「熟年夫婦」と言うのは数十年にわたって一緒に生活をしている2人なのです。その長い年月過ごしてきた結果、最もうまくいくのが、「妻と一緒に買物をしない」とか「妻よりも先にお店を出る」という判断なのかもしれません。

つまり、僕と僕の妻のように、結婚生活がまだ6年目くらいのペーペー夫婦には、理解できない深〜い理由がある可能性があります。

「待てないのならば待たない」という説

ちょっと思いついたのが、もっと面倒な事態になる事を事前に防いでいたと言う説です。

例のラーメン屋の熟年夫婦の話ですが、あの怖そうなおっちゃんが、あのまま奥さんがラーメンを食べ終わるのを待っていたら、もっと怖いことになっていたのかもしれません。何が大変って、ぶちきれちゃうかもしれないということです。

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ドカーンと爆発するような程じゃないにしても、機嫌は悪くなってしまうでしょう。そうなると、その後もずーっと険悪な空気は2人の間に流れてしまうわけです。その状況を、あの熟年夫婦は未然に防いだということではないでしょうか?

だから、旦那はぶちきれちゃう前に店を出るという決断をして、奥さんもそれがわかっているからこそ何も言わずにそれを許したのかも知れません。これが、この状況の時のこの2人にとってはベストな選択だったのです。

そう考えると、それはそれですごいことです。僕達のような30代の新人夫婦には真似できない芸当です。ラーメン屋での出来事は、一見「妻を大事にしていない夫」という構図に見えてしまうわけですが、実はこの熟年夫婦にとっては最もお互いを尊重するやり方であるのかもしれませんね。(そんなことでイライラしちゃうというのはどうかと思うけどね。)

夫婦には最もうまくいく距離感がある

僕の父は非常にせっかちな人間です。

今にして思えば、うちの両親も母がお会計をしている間に、父が車のエンジンをかけてすぐに出発できるようにしていたように思えます。それは、ちょっと冷たいようにも感じる行動かもしれません。けれども、「夫婦」というのは「恋人」とは違って、ちょっとした効率の良さを重視する瞬間というのも、長年連れ添っていると必ず出てくるのです。「一緒にいる時間」以外に尊重する部分もしっかりと確保しておかないと、ずっと一緒にいることなんて不可能だからです。

結局のところ、夫婦と言っても他人同士なわけです。だから、適度な距離感を保って生活していかないと、2人の関係が上手くいかなくなるときというのが来てしまうのかもしれませんね。

奥さんの買い物が終わるのを休憩スペースで待っているおっさんたちも、よく見たらみんな新聞などを読みながらゆったりと待っていた気がします。普段家事をしなくて、自分が参加してもよくわからないであろう食材の買い物は妻に任せておいて、自分の仕事で必要かもしれないニュースを読んだりとか、自分の気晴らしの時間に当てているのかもしれません。その方が効率が良いですからね。

そうやって、ある程度の距離をとりつつ行動をして、役割分担をしていくというのも、夫婦という存在の特徴の一つなのですよね。やはり、付き合いたてのカップルとは全く違うというわけなのです。

まとめ

もちろん、ここで書いたことは実際に見たことだけれども、彼らが何を思っているのかということは全て僕の妄想です。なので、ひょっとしたら単に旦那が冷たいだけと言う可能性もあります。しかし、熟年になるまで一緒にいても離婚しないで一緒にいることができるというわけなのですから、それなりの理由というものが存在しているはずなのです。

だって、端から見ると「えっ」ということをやっていたとしても、彼らは彼らなりに上手くやっているわけですからね。そうでなければ、もっと早い段階で離婚しているはずです。

ちなみに僕と僕の奥さんは、びっくりするくらい仲が良いので、ラーメン屋でもほとんど同時のタイミングで食べ終わってお店を一緒に出るし、買い物は僕もスーパーの食材を物色するのが好きなので、いつも一緒にお店を見て回ります。だから、我が家では、僕達が年をとったとしても、今回挙げたような熟年夫婦のような感じにはならないでしょう。と言うか、上記の彼らのやり方は僕達のやり方ではないし、むしろありえないことだと感じました。

夫婦には、それぞれの夫婦内での関係性だとか、考え方というものが必ず存在しています。なので、端から見て、いくら「ありえない」と思ったとしても、それが実は彼らにとってはベターなやり方なのかもしれません。まあ、僕にはまだよくわかりませんが・・・

先日の、あのラーメン屋さんでは、正直びっくりしてしまって、こんな仕打ちをされて奥さんかわいそ〜とドン引きしました。けれども、あとでよくよく考えてみたら、もしかしたらそれがあの夫婦にとっての、お互いが最も良い関係性でいることができる判断だったのかもしれません。

今となっては本当のところどうだったのかはわからないけど、あの時の奥さんが「気が弱いので、怖い旦那の何もかもを我慢している」とかそういうことでない事を祈っています。

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