誰かと待ち合わせをした時に、「遅刻しない」というのは、大人として当たり前のことだとは思うのだけど、そのために「5分前行動」をするのも大人のたしなみの一つですよね。
つまり、ちょっとしたアクシデントがあったとしても、あらかじめ5分前に着くように動いていれば、時間通りに間に合う可能性があります。電車のちょっとした遅れなんかは、けっこうよくあることだけど、そういう小さなトラブルがあっても、5分前行動してさえいれば、遅刻することを回避できるかもしれません。
しかし、「可能性がある」「回避できるかもしれません」と書いたように、5分前行動をしたとしても、遅刻する可能性を100%にすることはできないんですよねぇ。
10分電車が遅れたとしたら、5分前行動では5分の遅刻をしてしまう事になります。
だから、5分前行動をするのはリスクを回避するという意味では、非常に効果的なことではあるけど、絶対に安心できるってわけじゃないんです。
そして、そういう時は、「5分前行動の5分前行動」をするようにしています。待ち合わせに早く着けば着くほど、遅刻する可能性を減らすことができるからです。
だけど、それでも完璧ではありません。そうなると、より遅刻する可能性をわずかでも減らすために、それよりもさらに5分前行動をしてしまいたくなるのが人情というものです。
5分前行動の5分前行動の5分前行動です。こうすれば、15分の思いがけないロスが発生したとしても遅刻することはありません。こうして、5分前行動を重ねることで、遅刻するリスクを極限まで下げることができるというわけです。
なるべく遅刻をしないための方法
いっつもそうなのですが、待ち合わせをすると、待ち合わせ場所に早く着き過ぎちゃうことが多いんですよ。僕。
そりゃね、そんな僕でも人間なので、たま〜に遅刻することはありますよ。だけど、基本的には、待ち合わせの場所には早めに着くような時間に家を出るように心がけています。基本的には5分前行動ですよ。
もちろん、ちょうどの時間に着くのが最も効率的なのはわかっているですが、そのおかげで助かったこともかなりあるし、まあ一長一短なのかなと・・・
直そうと思っていた時期もあったし、今も、なるべく早く付き過ぎないようにギリギリな時間を計算するように心がけているのですが、それでもダメみたいです。
それが、自分の性格だし、まあ仕方ないよね・・・と最近は割りきって考えるようにしています。
待ち合わせの日に考えること
とある日に、友人と待ち合わせをしていた日を、例としてだしてみましょう。
その日の待ち合わせの時間は午前11時ちょうどでした。
だけど、待ち合わせの駅は今までに行ったことない馴染みのない駅でした。
その時点で、「駅周辺で迷うかもしれない」というリスクが発生してしまいます。これは「5分前」に行動しなくちゃなりませんね。僕、方向音痴気味だし。
そして「電車が到着するホームから改札までには距離がある」かもしれません。都内の駅はどれもが広大で複雑なダンジョンですから、駅から待ち合わせ場所行くだけでも、かなりの時間を要するかも知れません。駅から出てからだけじゃなくて、駅の構内でも迷ったりするかもしれないしね。
そこで、さらに「5分前行動」ということで合計「10分前行動」で動くことにしましょう。
また、その待ち合わせの駅までに行くには、何回かの乗り換えをしなくてはなりませんでした。一応電車の乗換案内アプリを見て、出発時間を算出するわけですが、ひょっとしたら乗り換えホームまでの距離が思った以上に長くて予想以上に時間をロスしてしまい、乗り換えの電車に乗り遅れてしまうかもしれません。
よくあるんですよね・・・。ホーム間の距離が長くて、乗換案内アプリの時間通りだと間に合わないことがね。だから、そうならないために、一本早い電車に乗るために、さらに「5分前行動」をすることにしましょう。
さて、ここまでのところで5分前行動の5分前行動の5分前行動ということで、合計で「15分前行動」で動くという感じになっております。
だけど、なんとなく不安なので、念には念をということで、さらに「5分前行動」をプラスして、「20分前」くらいに着くくらいの予定で動くことにしましょう。
そんな感じの脳内会議を経て、10時40分着という設定で、乗換案内アプリを使ってみます。すると・・・
「おっ!10時33分着か。ちょうどいいじゃん!!」ってことで、この電車に乗って待ち合わせの駅に向かうことに決定しました。
つまり、だいたい5分前行動の5分前行動の5分前行動の5分前行動の5分前行動くらいになってしまったってわけですね。
上記のキャプチャ画像は例として載せたフィクションです。だけれども、僕が誰かと待ち合わせすると、(時間的な余裕があるときは)いつもこんな感じです。マジで。
ちなみに、もっとひどい時もあって、1時間前くらいに到着してしまうこともあったりなかったり・・・
つまり、5分前行動はエンドレスなんですよ。
まとめ
実は、ここまでやっても、特にトラブルも起こらずに、結局そのままの時間に着いちゃうってことの方が多いんですよね。
そうした時に、待ち合わせしている友人も早めに到着するなんてことはまずないんですよね。「私も早く着ちゃったの〜♪」なんて運命を感じるような感じのことなんてまず起こりません。
大抵の場合、一番早く着いてその辺をウロウロしながら待つことが多いです。
昔からずっとそんな感じだったので、待つのは慣れました。すごく。
待ち合わせをして、時間に遅れた人がいたとしても、特に怒ったりすることもなく許しちゃいます。人は人、自分は自分です。
まあ、人によっては、「5分後行動の5分後行動」をしちゃう人もいるかも知れないけどね。
「5分位だったら遅れてもいいよね?」→「5分遅れたんだから10分遅れてもそんなに変わらないよね?」→以下エンドレス
・・・いろんな人がいておもしろいよね。
でも、これはたぶん5分前行動の5分前行動をしてしまう僕が変なので、仕方ないんですよ。早めに着いたら普通に待つし、慣れてるのでもういいんです。
それよりも、自分が遅刻してしまう事の方が怖いし、すごく心配なので、それを回避できる方が僕にとっては大事なことなんです。
数カ月前の話だけど、5分前行動を重ねがけしたおかげで、絶対に遅刻できない用事に、遅れずに到着することができたことがありました。あの時は体調悪すぎて、途中の駅で降りちゃったんですよね。マジでやばかった!
でも、早めに自宅を出ていたおかげでなんとか大丈夫でした。
・・・と言っても、そんな僕でも遅刻するときは大遅刻します。そういう時は、めちゃくちゃ焦って、汗だくで待ち合わせ場所に向かうことになるでしょうね。すっごく申し訳ない気持ちになります。
なので、遅刻したらごめんね。