MIKINOTE

作品制作とその他思った事を書くブログ

【作品制作】集中して「脳みそ」作ってます。7000個以上の抵抗をハンダ付けしたよ。

久しぶりのブログ更新となってしまったのですが…ちゃんと生きています。

もちろんブログを書くのも好きだから書きたかったのですよ!でも、ここ最近は作品制作の方に集中しようと思って、ずっと作業机に向かっていました。ブログもいいんだけど、やっぱり僕の場合は作品作らないと始まらないよね!と思ったりもするので。

実は、4月からはいろいろと忙しくなりそうで、制作に割くことができる時間が減りそうなんですよ。なので、今のうちにできるだけ時間を使って作業を進めておくことにしたというわけです。

さて、余談はここまでにして、そうやって集中して制作した結果どんな感じになったのか?というのが、この記事の本題です。

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前回の作品制作記事を書いたのが46日前くらいなんですけど、前回から引き続き「脳みそ」を作っています。

電子パーツ(抵抗)を一つずつハンダゴテでハンダ付けしていくという非常に地道な作業をずっとやっております。

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↑こんな感じで、使いやすいように抵抗の足を曲げて、大きさを整えて、サイズごとに小分けにしてからハンダ付けをします。

ちょっと試しに抵抗が入っていた空の袋の数を数えてみたら、まだハンダ付けしていない抵抗を含めて8000個以上は使っているようです。おそらくハンダ付けした抵抗の数は少なく見積もっても、今日の時点で7000個を越えているのではないでしょうか。

本当に少しずつしか進まない作業ですが、合間合間にこまめに写真を撮っているので、今回も写真を中心に作業の様子を紹介していきたいと思います。

抵抗で作った脳みそ

土台作り

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↑この写真が前回の作品制作記事の最後に載せた写真です。今回はここからの続きの作業となるわけです。

最終的には、粘土で作った脳みその模型のような感じに表面がうねうねした脳みそのシワの感じとかも表現しなくちゃなりません。抵抗で。

なので、その前段階として、うねうねの土台となる部分を作らなくちゃなりません。びっちりと作り込む必要はないんだけど、ある程度までは土台がないと、うねうねを表現するための細かいパーツをハンダ付けすることができないからです。

てなわけで、作業机の横に置いた粘土模型を見ながら、ひたすらハンダ付けを繰り返します。

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f:id:takayukimiki:20170328155920j:plain かなりしっかりした雰囲気になってきましたよね。

意外と苦労したのが、「シワを付け足した状態でちょうどいい感じに脳みそに見えるように想像しながらハンダ付けしていく」ということです。

この段階では、まだシワが表現されていない状態です。だから、脳みそっぽい形のイメージを非常に持ちにくいです。だから、「ここからさらにハンダ付けしてシワを付け足すと、最終的にリアリティのある脳みそに見える」ようにイメージをふくらませる必要があるのです。

故に、粘土模型の形状をよく確認しながら、今後の作業のことも考慮しながら制作を進めました。

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だいぶ、密度感も出てきたので、この状態からならうねうねしたシワを作っていく作業に進んでも良さそうです。

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ちょっと余談なのですが、作業量が多すぎるせいか、コテ台のスポンジがすぐにボロボロになってしまうので、スポンジを取り替えるついでに気分転換で新しいものを買ってみました。

けっこうしっかりとしている作りで、いい感じのコテ台です。使いやすいです。

しわを作る

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さて、ここからが、この脳みそ作りの一番楽しい作業です。

なにしろ、ひたすら細かくハンダ付けして、テクスチャを作っていく作業ですから。無心で作業できます。

基本的に粘土模型のシワとほとんど同じ配列で作っていきます。なので、粘土模型をよく見ながら、少し大きめサイズの抵抗を目印のようにハンダ付けしたりして、あたりをつけながら作業を進めます。

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けっこうゴリゴリした感じが出てきました。

実は、脳みその後ろの方など、まだ全体のシワを作れているわけではありません。ですが、ここらで一度、下にしいてある木の板から取り外して様子を見てみたい所です。

じっくりと観察する

台の木の板は、脳みその底面をマスキングテープで固定してあって、ちょっと斜めにしたりしても脳みそが転げ落ちないようになっています。

なので、そのテープを一度取り外して雰囲気を確かめてみることにします。そうすることによって、イメージをふくらませることができるので、今後の作業の手順を明確にすることができるかもしれません。

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はい。取り外して手に持つとこんな感じです。

この時点で、7000以上の抵抗をハンダ付けしているので、思ったよりもずっしりした重量感を感じます。

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↑ちなみに、裏返してみるとこんな感じ。この角度から見ると、脳みそというよりも、どちらかと言うとちょっと「しゃれこうべ」っぽい気がするのはなんでだろう?

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粘土模型と並べてみるとこんな感じです。そこそこそれっぽい雰囲気になった気がします。

粘土模型と比べてみると、(作業工程の都合上仕方ないことだけど)少しだけ全体のプロポーション的に違う感じになってしまったようです。なので、今後はシワを作りつつも、脳みその形の特徴をとらえるためにいい感じに微調整しながら作り込んでいく必要がありそうです。

f:id:takayukimiki:20170328163006j:plain ↑うん、やっぱり木の板が無い方が雰囲気がわかりやすいですよね。かなり脳みそらしい感じが出てきた気がします。

だけど、こうしてじっくりと見てみると、まだまだ脳みそのシワっぽい感じが足りません。おそらく粘土みたいなずっしりした固体と、抵抗みたいな細かくて「空間を活かす系」の素材だと、凹凸の作り方も変えなくちゃならないんでしょうねえ。

反射する素材でもあるので、光の当て方でも作品の印象がかなり変わるし、非常に難しい所です。(完成後の写真撮影はいつも苦労してます。)

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↑ちなみに反対側は、まだスカスカの状態です。これからやっていきます。

しかし、すでにシワを作った部分も、まだまだ密度感が足りないのは確かなので、もっともっと作業量が必要っぽいです。

まだまだ完成は先になりそうだなあ・・・

まとめ

以上が今日までにやった作業でした。

抵抗の脳みそ、いつ完成するかはわかりませんが、なるべく早く完成させちゃいたいです。ひょっとしたら、使用する電子パーツの数が過去最大になるかもしれないですが、空いている時間を見つけて頑張ってやっていくことにします。

そう言えば、まだ作品タイトルなんかも決めていないので、タイトルも決めなくちゃ。

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