制作、実は毎日少しずつやってます。地道な作業すぎてなかなか進まないんだけど・・・まだ先は長い。 pic.twitter.com/phNOUPsc7X
— 三木 崇行 (@mikitakanamono) 2016年8月23日
このブログでもツイッターでも、全くもって作品制作のことについてしばらくの間、触れてなかったのだけど、実は地道に毎日制作しています。
(もう忘れている人がほとんどだと思うけど)猫を作っています。
一応、このブログのメインコンテンツは作品制作の発表(!)だったりするんだけどね・・・。それができなかったのは、あまりにも地道な作業すぎて、いくら作業してもなかなか作業が進んだ感じが伝えにくいからです。
だけど、流石にちょいと気合入れて取り組まないと終わらないぞ!という危機感を感じまして、ここ最近は空いてる時間は全部制作に使っている感じです。
そして、昨日と今日くらいでやっと形ができてきて、猫であるということがわかるかな?というところまできました。完成までは、まだまだなのだけどね。
電子パーツ(抵抗)を1つずつハンダ付けしていく作業なんだけど、今日の時点で4000個くらいの抵抗部品を使いました。だけど、まだ終わりが見えません。
そんなわけで、前回(4ヶ月前)の記事の続きということで、今日までの作業について撮った写真などを紹介していきます。
数千個の電子パーツをハンダ付けして作る猫のアート作品(途中)
前回までの作業工程は以下の記事を見ていただければと思います。
それと今日、ちょっとだけですが制作風景の動画を撮ってみました。
これを見ていただければ、どんだけ僕が地味に地道に頑張っているかわかるかなと思います。
電子パーツをハンダ付けして猫の立体作品を作るよ!その2 - YouTube
前回までの作業
おそらく、4ヶ月前のこのブログの記事の内容を覚えている人はいないと思うので、簡単に前回まで作業工程についてのおさらいをしていきますね。
↑まずは、粘土で作りたい猫の模型を作ります。
この猫の粘土模型を参考にしながら作業を進めていきます。猫という実際に存在している生き物を作るわけですから、かなり真面目に詳細に粘土模型を制作したつもりです。
そして、電子パーツ(抵抗)を7000個買いました。これが作品の材料です。一箱に1000個の抵抗が入っています。
↑抵抗はそのままの状態では使えないので、ちょうど良いサイズを形になるように、ラジオペンチとニッパで、ちょうど良い形に曲げたり切ったりします。
いろんな部分に使うことができるように、抵抗のサイズはそれぞれに違う大きさと形にして、サイズ別に小皿に入れて分けておきます。
そして、形を整えた抵抗をピンセットでつまんで1つずつハンダ付けして、立体的な作品に仕上げていくというような感じです。
↑ちなみに、前回までの制作では、こんな感じでした。
まだまだ、全然「猫」であるとはわからないようなかんじですね。
これでは、見栄えしないし見てる方も意味不明だと思うので、今日までの作業で、作品の大まかな形までは仕上げてしまいたい!と思ったんですよね。そうしたら思った以上に時間がかかってしまいました。
完成形は、大人の猫と同じくらいの大きさになる予定なので、僕の作品としては大きめです。だから、作るのもかなり大変です。
本来だと、電子機器に使用されるパーツを、アート作品の素材として使っていくというわけです。それ故に、作品制作の記事を書くと必ず批判的なコメントを頂くのですが、まあ・・・暖かい目で見守っていただければと思います。
アートとして別の価値を与えるのだから、悪いことじゃないと思うのですけどねぇ。
今日までの作業
さて、ここからは、前回の記事から今日までの作業を紹介していきます。
と言っても、ハンダゴテでひたすらハンダ付けを繰り返していくだけの話なので、なんというか・・・写真を見ながら徐々に作品が成長していく感じを感じていただければと思います。
だいぶ、猫らしい雰囲気が出てきました。
最初に作った粘土模型くらいまでのボリュームを出すのが、予想以上に大変でした。
7〜8種類くらいの大きさに足を折ったり切ったりした抵抗を用意して、使用しています。思った通りに形を表現するためには、その材料もいろんな種類が必要になりますから。
足もこのくらいの段階で位置を決めて、大まかな形を作ります。
尻尾は、粘土模型だと体に巻き込むような感じにしていたのだけど、先端をちょっと浮かせるような感じに変更しました。
作っていてなんとなく、その方がかっこ良いような気がしました。
用意した抵抗は、あっという間になくなってしまいます。なので、なくなったら数百個ずつラジオペンチやニッパを使用して、その都度用意します。
かなりそれっぽい感じになってきました。
頭部の部分もそれっぽい雰囲気が出てきました。目の部分とか細かい部分はまだ時ではないと思うので、制作の最後の方で作りこんでいく予定です。(コンデンサなどの抵抗以外の部品を使う予定です。)
粘土模型と並べてみると、大体同じような雰囲気まで持ってこれたことがよくわかりますね。
だけど、ここからさらに毛の質感表現とか、さらに細かいところまでやっていかなくちゃならないので、まだまだ先は長いです。用意した抵抗足りるかな・・・?
とりあえず、今日のところまでの作業は以上です。
まとめ
前回と違って、誰が見ても「猫」であるということはわかるところまで作業を進めることができたのではないでしょうか。
現在の所、4000個くらいの抵抗を使用しているのですが、最終的に何個使うことになるのか、僕にもわかりません。ひょっとしたら7000個じゃ足りないかもね。
見てもらうとわかると思うけど、この作業、ものすごく地味で地道な作業です。
だから、なかなか記事としてまとめるのが難しいところなのですが・・・なるべく頑張って見せれるところまで作業を進めていきたいです。
いつになるかわからないけど、次回は完成に近いところまでいきたいな。
以上、今日までの制作風景の紹介でした。