昨日、ケーブルについての記事を書いたのですが、ケーブルと言えば、我が家にあるAppleの純正充電ケーブルは↑のような感じになっております。
そう、電話機のコードみたいに、カールコード化してあるんですよね。
だけど、僕の使い方だと、少し長すぎると感じることがありまして、それを改善しようとした結果こうなりました。
もちろん、これはDIYということで自分でやりました。道具さえあれば、誰でも簡単にできます。
カールコードの作り方
こうやって、短い状態にしてあれば、わりとコンパクトにライトニングケーブルを使用することができるのが利点ですね。モバイルバッテリー等で充電するときなんかは、重宝しています。
また、急に引っ張ったりしても、伸びるので、USBやライトニング端子付近に急激に力が加わってしまう危険も少なくすることができます。
まあ、これって短いケーブルを買ってくれば、解決する問題なのですけどね・・・そこは趣味でちょっとやってみたくなってしまった!っていうかんじですね。
必要なもの
(作業自体は1年以上前にやったものなので、作業風景の写真は、その当時撮影したものになります。)
カールコード化するために、必要なものは以下の4つです。
- ヒーティングガン
- 太さ10mmくらいの太さの真鍮の丸棒
- 万力
- 固定用のクリップ
ヒーティングガンと言うのは、ドライヤーよりも高熱を発することができるドライヤーみたいなものです。
DIY等の作業をする際には何かと使える道具なので、持っていると非常に便利ですよ。
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真鍮の丸棒は、ケーブルを巻き付けるためのものです。別に真鍮製である必要はありませんが、巻きつけた状態で暖める作業をするので、金属製の物が望ましいでしょう。10mmくらいの太さで良いと思います。
金属製の棒がなければ、木の丸棒等でもなんとかなると思います。
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万力は、小型のサイズのもので良いです。
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固定用のクリップは、100円ショップなどにも売っています。
というか、この場合は洗濯バサミでOKです。
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工程
ここからは、カールコード化するための工程を紹介していきます。と言っても、説明するほどじゃないかもしれないくらい簡単ですよ。
まずは、真鍮の棒にケーブルをきっちりと巻き付けます。キツ目に、緩み無く巻いてしまうのが大事です。
次に、真鍮の棒を万力で固定して、クリップでケーブルが緩まないように固定します。
クリップで挟む部分を予め準備しておくと楽ですよ。
そして、ケーブルの巻いてある部分を、ヒーティングガンで温めます。
一箇所だけを集中して温めて過ぎてしまうと、高温で焦げてしまう恐れもあります。なので、巻かれた部分を均等に温めるような感じで、動かしながらヒーティングガンを使うと良いですよ。
そして、ある程度暖めたら、冷えるまでそのまま放置します。
そして、常温まで冷えたら、真鍮の棒からケーブルを抜き取ります。
そうするとあら不思議!カールコードライトニングケーブルの出来上がりです。
ね、簡単でしょ?
この時、懐かしの30ピンのDockケーブルもカールコード化したんですよねぇ。
iPod Classicの充電とデータ同期用ということで、まだまだ使っていますからね。
まあ、その人の使い方によるんだろうけど、こうやってコンパクトな感じにAppleの純正ケーブルを改造してしまうのも、便利に使うための方法の1つというわけですね。
まとめ
実は、ここまで書いておいてなんですが、「もっと長いケーブルが欲しいな!」と思ってしまう時もあります。普段は、この電話機のコードみたいな充電ケーブルを使用しているのですが、どうしても長いケーブルが必要なときもあるんです。
だから、そういう時のために、iPhone用のライトニングケーブルはこれとは別で何本か買ったりしました。そうしないと、なかなかいろんな状況に対応するのは難しいですもんね。
自分で、工夫していろいろと使いやすいようにガジェットとその周辺のものを改造するのは楽しいです。(むしろそれが一番の目的かもね。)
ちなみにこの方法、今回はAppleの純正ケーブルということで書いたんだけど、他社製のケーブルでもできるものは多いと思います。例えば、ヘッドホンのケーブルなんかも長過ぎたら、部分的にカールさせて短くしたり・・・なんてこともできるはずです。
もちろん、こういう余計な改造をしてしまうと、保証等は効かなくなってしまいます。したがって、もしもこの記事で書いたようなマニアックなことをやりたいという人がいましたら、自己責任で作業を行うようにしてくださいね。
追記:コメントで、充電用のケーブルをこのようなケーブルにするのは危険なのではないか?という指摘を頂きました。とりあえず、僕が一年以上この状態で使ってきた分には、事故などが起こったことはありませんが、そういう意味でも自己責任でお願いします。
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