実は、大事に使い続けてきた、iPodClassicがついに壊れてしまいました。
同期しようと思って、Macに接続したら、今まで聞いたことのないような異音が・・・
今までは「キューン、キューン」って感じのかわいい音だったのが、「ギャリギャリギャリッ!」という、何かを高速でひっかくような音がするようになってしまいました。その後は、MacにDockケーブルで接続しても、iTunesが認識しません。おそらくHDD(ハードディスク)の故障なのでしょう。
iPodClassicの容量である160GB、目一杯入っていた曲も全て消えてしまいました。
iPodClassicの最終型と呼ばれる製品(2009年9月発売)は2014年9月に廃盤となりました。現在、中古品がかなり高価な値段で取引されていたりとかして、今となっては、非常に貴重な存在となっております。
気に入って使っていただけに、故障してしまいショックです。
AppleがAppleらしかった頃の製品
以前、「最近のAppleについて思うこと」を書きました。
iPodClassicという製品は、やはり以前のAppleっぽいイメージがあって、手持ちのものを大事にしていきたかったのですよね。160GBという大容量で、たくさんの音楽を入れて持ち歩くだけ!というシンプルさが気に入っていました。
最近はAppleMusicとかもあるけどね。それはそれで便利だと思うのですけどねぇ。
やはり、iPodClassicみたいに、手元に実際に存在しているデータで音楽を再生して、お手軽に使うことができる音楽プレイヤーと言うのは、貴重な存在なのではないかと思うわけです。
曲が全て消えてしまった
一応、バッテリーも(弱ってるけど)生きているし、一見すると普通に使えそうな感じにも見えます。ホイールでの操作も異音がしたことが信じられないくらい調子いいです。
ところが、大量に入れていたはずの音楽データは全て消えてしまいました。
それにも関わらず、「143GB使用」「5.4GB空き」と表示されているしまつです。完全にHDDがいかれちゃってます。
そりゃね「ギャリギャリギャリッ!」なんて音がしたわけですから、仕方ないですよね。iPodClassicはHDDが搭載されている音楽プレイヤーです。HDDは物理的に動く部分がある機械ですから、大容量なのは良いのですが、長く使用していれば、当然寿命はやってくるのです。
よく覚えていないけど、これを買ったのは2009年後半か、2010年の前半だった気がします。なので、ずいぶんと長い期間、酷使して使ってきているということになります。むしろ、よく持ったほうなのでしょうかね?
残念だけど、仕方ないですね。
サポートは終了してるっぽい
いろいろと調べてみると、AppleStoreなどに持ち込んでの修理は終了しているっぽいです。もはや、純正のパーツが無いのでしょうね。iPodClassicに使われている、160GBで1.8インチZIF接続のHDDなんかも、東芝が作っていたらしいのですが、生産するのやめちゃったそうなのです。
なので、直すのであれば、自分でなんとかするしかないみたいですね。
HDDを、SSDとかSDカードに交換してしまう方法です。で、そうすることで、さらに大容量化することも可能なのだそうです。
今は、何かとバタバタしている状態なので難しいですが、忙しいのが落ち着いたらチャレンジしてみます。
実は予備を買ってある
iPodClassicが壊れてしまって、非常に残念ではありますが、そんなこともあろうかと予備を買ってあったりします。われながら、用意周到すぎてほめてあげたいです。
黒いタイプのiPodClassicです。これは、壊れてしまったのと同じ2009年発売の160GBのモデルです。
2013年に購入しました。予備として買ったので、使用頻度も高くありませんから、まだまだ普通に使えます。バッテリーも元気です。
↑これは中古で購入した、第5世代(改訂版)のiPodClassicです。俗にiPod 5.5gと呼ばれる製品ですね。容量は30GBです。
バッテリーは中古で購入したものなので、最初からすでにへたっていました。けれども、互換バッテリーを買って、自分で交換したので普通に使えます。容量が少ないので、そのうち大容量化しようと目論んでいます。
まあ、3つ持っていたうちの1つが壊れただけなので、実生活に問題ないと言えばないのですけどねぇ・・・。でも、個人的には、かなり思い入れの強いiPodでもあるので、なんとか修理したいという気持ちも強いです。
最近の音楽プレイヤーはよくわからない
iPodClassicに代わる音楽プレイヤーはありません。
もちろん、iPodTouchの128GBのモデルとかでも悪くないですが、値段がちょいと高いのですよね。しかも、音楽を聴く上では余計な機能が付いているしね。
ここ最近の高級イヤホンブームとハイレゾの流行で、現在は高級な音楽プレイヤーもいくつか販売されているけれども、よくわかりません。
iriver Astell&Kern AK240 256GB ガンメタル(DSDネイティブ再生&バランス出力搭載) AK240-256GB-GM
- 出版社/メーカー: アイリバー
- 発売日: 2014/02/21
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
こういうのとかね。
確かに、出てくる音とかも良いのだけど、僕には、高くて買えません。
もっと凄いのだと40万以上のポータブルプレイヤーもありますよ。
アユート(アイリバー) ハイレゾプレーヤーAstell&Kern AK380 256GB メテオリックチタン AK380-256GB-MT
- 出版社/メーカー: アユート
- 発売日: 2015/07/10
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (2件) を見る
僕は、イヤホン・ヘッドホンはかなり数を持っていて、集めていた時期もありました。けれども、現在所有しているiPodClassicとアナログ接続のポタアン(ポータブルヘッドホンアンプ)の組み合わせでもういいや!と言う感じですね。最近。
こういうのが出てきた辺りから、ちょっとついていけなくなってしまいました。それに、こういうプレイヤーって、なんだかシンプルな感じがないし、使いにくいそうなイメージです。
いくらなんでも高すぎるし、そんなに良いものだとも思わないのでね。
iPodClassicも今は高いよ
実は、高いのは最近の高級ミュージックプレイヤーだけではなくて、現在iPodClassicも高いです。
Apple iPod classic 160GB ブラック MC297J/A
- 出版社/メーカー: Apple Computer
- 発売日: 2009/09/10
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 23人 クリック: 426回
- この商品を含むブログ (68件) を見る
この記事を書いている2016年2月の時点で、6万円以上の値段がついています。ショップによっては7万以上の値段が付いているのも見たことがあります。惜しまれつつも廃盤になってしまった製品なので、プレミアがつくのも仕方ないのでしょう。
だからね。そんな意味でも、現在手持ちのiPodClassicに変わるような存在なんて、今は存在しないのですよね。
ホント、予備を買っておいて良かったです。
まとめ
壊れてしまったiPodClassicは、うまいことすれば、自分で修理することも可能だそうです。160GBで1.8インチのHDDがどこにも売って無いので、完全に元通りというわけではないですけどね。それに、故障箇所がHDDではなく、別の箇所が故障していた場合には諦めるしかないのですけどね。
追記:Toma_G (id:tomag) さんが、コメントで教えてくれたのですが、iPodClassicに使用できると思われる160GBのHDDを売っているところはまだあるみたいです。海外には、意外とパーツを売っているところがまだあるみたいですね。
リンク先、海外の通販サイト(eBay)に飛びます→http://www.ebay.com/itm/NEW-160GB-Hard-Drive-1-8-TOSHIBA-MK1634GAL-CE-ZIF-5MM-for-iPod-Classic-7th-Gen-/261178509619
それと、ヤフオクなんかにも売っていることもあるみたいですね。
参考→http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/206686917
そのうち、材料を買って、暇な時にでも修理にチャレンジしてみようと思っています。
それにしても、iPodClassicのハードディスクから異音がした瞬間は「ついにこの時がきたか〜」と思ってしまいましたよ。何が起こったのかはすぐに理解できましたが、ショックで一瞬動きが止まってしまいました。
現在のiPodClassicの市場価格にもびっくりしました。廃盤になる前の正規の値段だと2万円代で買えたものですからね〜。6万以上の値段がついているのは、驚くべきことです。
でも、それでも売れるということなのでしょうかね。世の中には物好きがいるもんですね。(気持ちはわかるけど。)
Appleさん、新バージョンのiPodClassicとか出してくれないかなあ・・・もっと大容量で、高音質ややつとか・・・時代の流れに逆行してるし無理かなあ?
とまあ、そんなことなので、突然、大事に使っていたiPodClassicの寿命が来て、びっくりしちゃったよという話でした。
追記:直しました!